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アメリカ生活の実情

 最近、アメリカのフロリダに移った新婚夫婦から(ご主人はアメリカ人、奥さんは外国人)  仕事も見つからない、治安も悪い上に、人心は荒んでいる、このまま住んでいけるだろうか、  という相談を受けています。  他のアメリカ人で日本在住の人間に聞いたら  やはり、自分も出来るならもうアメリカに帰りたくない。  たとえば、かつてはアメリカ人にとって一戸建ての家に住むのが夢だったが  今ではちゃんとした家なら7000万はして、高嶺の花になってしまった。  9.11以後たしかに人心もすさんでいて、お互いに疑心暗鬼だ。  自分に出来る最良のアドバイスは、とにかくアメリカ(特にフロリダ)を引き上げることだ。  と言います。    私は30年前にアメリカのボストンなど北部地域を中心にホームステイをしたことがあり  そのころは、アメリカ人というとおおむね親切でフランクでした。  その後15年ぐらい前までは3年に一度ぐらいはビジネスでアメリカに出張したりして  いましたが、その時もここまでひどい状態だとは聞いたことがありませんでした。    そこでアメリカ在住または、ごく最近のアメリカの実情に詳しい方にうかがいたいのですが、  本当に彼ら彼女らのいう通り今のアメリカは住みにくい国になってしまったのでしょうか?  あるいは、フロリダだけが特にひどいのでしょうか?   回答お待ちしています。よろしくお願いします。

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  • milky2222
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回答No.4

>海軍を除隊したばかりで確たる学歴やスキルがあるわけではありません。 海外駐留の米軍人は、海外手当がついて給料は2倍近く、基地内のスーパーは豊富で安く、タバコやお酒は無税、広い住居が格安で提供され、税金は優遇され、中流以上の快適な生活が送れます。 軍人でも、20年の満期除隊ならば、年金が貰えるし、必然的に何らかのスキルがついていて、軍関係の仕事を世話して貰えることが多いのですが、年齢から考えてそうではなさそうですね。 本人が軍時代に大学へ通って学位を取るなどの努力をしなければ、除隊後は単なる高卒です。残念ながら、現在のアメリカで高卒の学歴では、肉体労働かサービス業しか仕事は見つからないでしょう。 また、奥さんも、日本なら英語が話せるだけでチヤホヤされますが、アメリカへ来れば、ただの外国人です。 便利で快適な日本の生活から、一転してシビリアンになれば、落差が大きいでしょうね。日系企業の駐在員と現地社員の格差のようなものです。 友人の軍人妻は皆、日本の駐留生活は良かった、また日本へ行きたいと言いますから。 >本当に彼ら彼女らのいう通り今のアメリカは住みにくい国になってしまったのでしょうか? ここ数年のアメリカは、とんでもない住宅バブルで、都会や郊外の治安の良い場所の一戸建ては5000万円以上します。これから家を購入したい若夫婦には高嶺の花になってしまいました。 また、イラク戦争のせいで、ガソリンは2倍くらいに上昇し、それにつれて他の物価も上がっています。 それに、フロリダはもともと観光と引退者の州で、産業が余りないんです。そこへ南米系の移民が急増し、治安の悪い場所が増えています。 賃金の良い仕事が少ない上に、かつて低学歴のアメリカ人がやっていた仕事が南米移民に占領され、競争が激しくなって給料は上昇せず、一方で物価や住宅が上がっているのですから、当然、生活は苦しくなります。 特にフロリダだけが悪くなったというわけではなく、全国的に格差が広がっているのだと思われます。 私の住んでいる地域は、ITや金融の成金たちが優雅な生活をしていますよ。 2000年のITバブルは、国民全体に恩恵をもたらしましたが、住宅バブルの恩恵は資産のある一部の人だけです。 一方、健康保険の持てない国民が何千万人もいて、給料格差が広がり、普通の若者が「家を買って子供を育てる」というささやかな夢が持てません。 最低時給は、未だに6~7ドルです。 貧しい国から来た移民たちは「仕事があるだけ自国よりはマシ」と、どんな仕事でも必死で働き、アメリカの階段を上がるために子供の教育に力を入れますが、プワーホワイトには「何で自分たちが苦しくなるんだ」という不満が溜まっているようです。 20~30年前ならば、高卒の工場労働者でも田舎で普通の生活はできたのに、今は共働きしてかつかつという家庭が多いのですから。工場はどんどん海外移転するか、不法移民を雇って賃金を抑えていますしね。 個人的な感想ですが、庶民には20年前よりも住み難くなった、という気はしますね。 昔の方が、貯金がなくても精神的なゆとりがあって、のんびりしてたし、3K職業でも誇りと自信を持って働いていたような印象を受けます。 だからと言って、彼らが日本へ戻っても、アメリカ人とオランダ人の夫婦では、外国人としての厳しい生活になり、以前のような優雅な生活は望めないでしょう。 1つの方法は再入隊することです。 数年で除隊してシビリアンに戻ったら、軍人がどんなに優遇されているかを実感して、軍隊に戻った友人がおりますよ。 しかし、経験年数の少ない軍人の給料は安く、海外手当がつかない国内での生活はきついそうです。 ただ、海軍ならば、海外駐留勤務を希望すればチャンスは多いでしょう。 また、フロリダから、仕事の多い他州へ移るという方法もありますが、学歴の問題はどうしようもありません。 結局は、どこに住むにせよ、歯をくいしばって、努力して学歴やスキルをつけ、階段を1つずつ上っていくしかないのではありませんか。 それがアメリカの現実だと思います。

arakan
質問者

お礼

丁寧かつ詳細なご回答ありがとうございました。  両人のスキルと歓迎され方、さらには日本との落差。  どうもそういうことのようです。  ご主人の方は、海軍にもどるつもりは毛頭なさそうです。  と、いうより戻ったら奥さんのほうが別れると言い出すような  気がします。(そういう夫婦です)。  海外手当ての存在もあるのですね。なるほど、なるほどです。  

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  • K_butler
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回答No.5

まず、アメリカといっても、ぴんからきりまであります。治安のいいところから、悪いところまで。でも、日本に比べたらそれは、多少、治安が悪くなっても仕方はないと思います。やっぱり、銃をもっていいという国ですからね。だから、そういう面では確かに日本のような安全性はないといっていいと思います。ただ、普段生活するのに、そんなに危険か?というと、そんなことはありません。私は一度も、そんな治安の悪い場所とかに住んだこととかありませんので、そんな危険な目とかにはあったこととかありません(アメリカには12年住んでいます)ただ、確かに、日本と違って、近くで殺人事件が起きてたり(ゲートのあるコミュニティでもです)そういうことはありますので、まあ、危険性が0ということはありませんが。。。。(だから、セキュリティのしっかりしているところに住むようにしています) 後、仕事が見つかるか、見つからないかは、やはり、コネクション次第だと思います。ここずっと、仕事がなかなか見つからないというのが、ありますけど、でも、それでも、仕事の経験がちゃんとあり、そして、それなりのコネクションがあるのなら、仕事を見つけることは出来ると思います。また、仕事といっても、もちろん、ぴんからきりまであります。仕事探しに制限をつけてしまえば、もちろん、見つかるものも見つかりませんから、やっぱり、仕事をやめる前に、仕事を見つけてから、仕事をやめるという風にしないと、やっぱりなかなか現在は、仕事は見つかりにくいです。 後、ちゃんとした家が7000万。。。。って。。。そんなことないですよ。フロリダといっても、もちろんいろいろあります。それに、アメリカでは、実際1000万もしないで、新築の家を買える州もあります(中古じゃないです。新築です)。特に、テキサスなんかは、家がとても安いですし、後は、とにかく、田舎、田舎にいけば、家は新築で、しかも、大きい家に住めます。ただ、問題なのが仕事なんですけどね。そういう田舎には、たくさん仕事はありませんから、ですから、それで、仕事を探しやすい大都市に行くしかないですけど、そうすると、日本と同じように、都市にある家は、高いですし、また、それなりの家を買おうとすると、かなり高いというのがあります。例えば、サンフランシスコとか、ニューヨークとかの大都市とかになりますと、1億円以上出さないとまともな家には住めないです。 でも、確かに、ここずっと仕事がない、また、仕事があっても、給料の少ないような仕事ばかりで、アメリカ国民が怒っているというのも本当です。ただ、ちゃんとした基盤をもっているひとでしたら、そんなに困ることはありません。 でも、まあ、とにかく、その新婚夫婦のひとたちは、まだ、若いんじゃないんでしょうか?それから、ちゃんとした家とちゃんとした仕事を探すのにどうすればいいのか、ちゃんと下調べもしてないという感じもします。それから、去年は、家の値段がとにかく高くて、家を買うには悪い時期でしたけど、今は、また、家の値段が下がってきてますので、安定した時期だと思います。まあ、それでも、昔に比べたら家の値段は高いかもしれませんけどね。 それから、アメリカの一番安い時給は、$2.50.こんな時給を許可している州で、そんな7000万の家なんてとてもじゃないけど、購入できるはずないです。そういう所は、もちろん、家の値段も安くなっています。ですので、アメリカ全州のまともな家が7000万するなんて思わないようにしてください。 それから、次のサイトには、アメリカの州の家の値段がのっているサイトです:http://money.cnn.com/pf/features/lists/hpci_data/  このサイトをみると、同じ大きさの家が州によってどれだけ値段が違うのかがわかります。フロリダ州ものっていますので、よくみてください。このリストは、丁度、家の値段が高くなってきた時期ですので、フロリダ州でまともな家が7000万もしないというのがわかると思います。ただ、もちろん、フロリダ州でも、ある一定の地域は除いてですけどね(もちろんですが)。 とにかく、あまりその夫婦のいっていることが、アメリカ全体に起きていることとは思わないようにしてください。その夫婦は、たぶん、かなり今、状況が悪いので、何事もネガティブにとらえてしまいがちなんだと思います。でも、まあ、フロリダは、とにかく、台風とかハリケーンとか、ここ最近すごいですから、住むにはよくないところだと思います。まあ、フロリダよりも、他の州に行くほうがいいのかもしれませんけど、でも、とにかく、親戚、家族、友達、知り合いのつてで、どうにか仕事とか見つかるといいですけどね。。後は、バイトをしながら、学校に戻って、それなりに学位をとって、インターンをして、仕事先を見つけるとか。。。後は、職業専門学校みたいなところに行くしかないかもですね。。。でも、海軍を除隊と、今、わかりましたけど(他の方のお礼を今、ちょこっと読んでみましたが)、そうなりますと、やっぱりいい仕事はなかなか見つかりにくいと思います。そういう人達は、大体、普通、一般の大学に戻るひとが多いと思います。それで、学歴を得て、ちゃんとした仕事につくっていうのが一般的なんじゃないんでしょうか?でも、一般の大学に通えるだけの金銭的余裕がないというのなら、やっぱり、そういった海軍関係の仕事をまた探すしかないんじゃって思います。また、海軍で経験したことを、他の仕事で生かせるかどうかだと思いますね。。。。でも、とにかく、学歴がないと、やはり、そんな大都市で7000万の家を購入するのは、かなり難しいと思います。 それから、私は、現在は、夫(アメリカ人)に養ってもらっていますけど、お金には全く困っていません。収入も高収入ですので、問題は、全くありません。

arakan
質問者

お礼

 回答ありがとうございました。  地代表見せていただきました。  なるほどピンからキリまでですね。  

noname#135081
noname#135081
回答No.3

CA州ロス・アンジェルス地区(正確にはオレンジ・カウンティ)に永住して 10数年になります。 米国企業(日本を特に業務対象に絞っていない)でエンジニアをしています。 >> 他のアメリカ人で日本在住の人間に聞いたら >> やはり、自分も出来るならもうアメリカに帰りたくない。 バブルの時に米国に転勤しバブル後に日本に戻った時の私の家族の気持ちを思い出します。給料は良くても、様々なところで1980年後半の最良の時からの落ち込みや福利厚生の落ち込み・労働環境の悪化などに落ち込みました。 この10年で住宅価格は2倍以上に高騰しガソリンや公共料金の値上げに米国人同僚(私のように海外からの移民も含みます)も不満を述べていますが、州外や国外に移りたいとは聞いたことは有りません。 凡人のレベルでは日本よりも学歴社会と思われる米国社会で、それなりのスキル・学歴・経験を活かして仕事に就いていれば皆満足しているように見えます。 これは日本、米国いずれにおいても同じことだと思います。 >> 9.11以後たしかに人心もすさんでいて、お互いに疑心暗鬼だ。 空港のターミナルでは感じますが、それ以外で感じるとは異常と、私は思います。 フリーウェイの運転マナーはどうかと思いますが、ドアを次の人のために空けて待ったり、子供連れの婦人や妊婦に優しく心配りするなどマナーは守られていると思います。(むしろ日本の方が良くないと、今春の一時帰国で感じました。) 生意気なことを記しましたが、トピ主さんの補足などを読むと「未だ社会経験が少なくて生活基盤が固まっていない」方からの相談のように感じます。 この辺りの工夫・努力をされるようにアドバイスされたらどうでしょうか。

arakan
質問者

お礼

やはり結論は「住めば都」と「安定した収入源の確保」というところでしょうか。  それと相対的な満足度。  丁寧なご回答ありがとうございました。

  • flyaway
  • ベストアンサー率19% (306/1541)
回答No.2

ボストン在住です。 アメリカといっても広いので、治安や就職事情はいろいろあります。また、その人の学歴や職種によっても大分事情がかわってきます。 私はエンジニア系なので、ボストンや西海岸のようにハイテク企業が多い場所では、就職に困ることはまずありません。でもいくらボストンでも何のスキルもない人だったら仕事を見つけるのは困難でしょうね。また、昔だったら大卒でも採用された仕事が、今は院卒でないと雇ってくれないような仕事もあるので、仕事が見つからない方もいると思います。 家が高くなってきてるのは本当です。都市部の通勤圏でしたら一戸建てはかなり高いです。 テロ事件が相次いで、ビクビクしている人が多いのも確かではありますが、私の周りではあまり感じません。ピリピリしてるなーと感じるのは飛行機に乗るときくらいでしょうか。 治安は場所によって全く違うのでなんともいえません。そのときの知事の方針などにもよって変わってくるものなので。ボストンやニューヨークは、最近は犯罪を減らすことに力をいれているので10年前と比べたらずいぶん安全になりました。 そんな感じで、答えになっていないのですが(汗)、質問文を読んだ印象としてはフロリダがとくに悪いのか、あるいはお友達夫婦が「古き良き時代のアメリカ」のイメージを頭に膨らませすぎていたため幻滅したのかな?と思います。私は子供の頃にカリフォルニアに住んでいましたが、今のカリフォルニアは当時に比べて人が多いし治安も悪いし、住みたくないなーと思います。でも昔を知らなかったら、今でも十分に住みやすいところだと思うんですよね。ですから「昔の姿」を知らない場所に移住するのも良いと思います。

arakan
質問者

お礼

丁寧な回答ありがとうございます。  だんなの方は、海軍を除隊したばかりで確たる学歴やスキルがあるわけではありません。  奥さんはオランダ人で、こちらもスキルという意味ではハンディがあるでしょう。  二人は日本で知り合っています。その時だんなは海軍だったのですが  奥さんはフリーでそれでも英会話やネールペインティングなどのアルバイトで  小遣いぐらいにはなっていたので、その落差が落ち込んでいる原因のひとつではないかとも思います。  回答ありがとうございました。

noname#62566
noname#62566
回答No.1

世は、対人関係と日本人である事を意識をして暮らすことです。日本人は、日本にいて威張っていますがアメリカでは、差別を民族的に俗に言うと第6番目の民族かな?やはり黄色民族であることを意識することです。私の妹夫妻は子供が2人いますが勉強して勝ち組におります。負け組になるとみじめです。日本の中よりもその差は、3=7です。日本人は、そんな状態を経験していないからアメリカの良いところ、悪い所がみえないと思います。 そして、私の兄弟と兄弟の子供がカルフォルニア州のサンドエゴ市に住んでいますが楽しく生活をしております。

arakan
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます

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