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フィルムと映写機の相性
自分が住んでいる街のミニシアターのHPに >8月19日より上映予定の「ホワイトプラネット」は当館の映写機とフィルムのサウンドトラックが不適合なため、やむなく上映を中止する事となりました。 こういうことってあるんですか?てっきり映写機とそれにかけるフィルムって、世界共通のフォーマットだと思ってたんですが…(フィルム自体、古い場合はしょうがないけどこの映画自体新しいはずだし、「ディープ・ブルー」のときにはちゃんと上映できたし)
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上映用のプリントそのものは世界中共通なんですけど(横幅35ミリで一コマ毎のパーフォレーションは4穴)、収録されている音の方式が違うと、適応した映写機でないと映写できないので、そのせいだと思います。 一昔前はドルビーしか音の方式がなかったので、大半のフィルムは既存の光学音声とドルビーとのコンバーチブルでプリントを作っていました。 その後、音声のデジタル化に伴いドルビー、DTS、SDDSの3方式が現在では主流になっています。 これらはそれぞれ別途にプリントを作るので、制作側が例えばDTSとしか契約を交わしていないとDTSの音声方式のプリントしか作られません。 そのため劇場側の映写システムがドルビーのみにしか対応していないと、上映できないことになります。 ちなみにDTSはフィルムの音声部分にはシンクロ信号と補助用の光学録音部、音声そのものはシンクロ信号と同調するCDROMを使っています。 他の方式はフィルムの右端にあるかつての光学録音部分や、パーフォレーションとパーフォレーションの間にある数ミリの隙間に信号を入れています。 邦画だとDTSが使用料金が安いのでこのタイプを使用するものが多いようです。 最近のDVDに於けるブルーレイとHDじゃないですけど、映画の上映用プリントもどれかひとつに統一してもらった方がファンとしてはやっぱりありがたいですよね。
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- ENGINE-SP
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昔の映画ですと、音はフィルムの隅に映像として記憶されていました。 音とは波ですから、その波を波形にした物をフィルムに焼き付けて それを光学的に読み取って、アンプで増幅してスピーカーから出していたわけです。 カセットテープの場合は、音の波を磁気信号に変換していましたが それと同じような物です。 最近では、フィルムに直接焼き付けるのではなく、圧縮した音声を CDに記録して、それをフィルムと同調させる方式が増えています。 一つには、光学式だと上映を繰り返すごとにフィルムが劣化し そのため、音が悪くなるのを防止できます。 そして、同じフィルムを使って、CDさえ変更すれば、どの国に 持って行ってもその国の言葉の吹き替え版にできます。 そのCDに音を収録するために作られた音声規格がDTSです。 ミニシアターですと、映写機が光学式のみ対応で、最新のシステムには 対応していないのかもしれません。
お礼
ありがとうございます。
http://www.cinemairis.com/index.htm 確かにダメですね。 音声の再生に関してはいろいろ方式があり http://www.hi-ho.ne.jp/hidzilla/system/system.htm ここの「上映設備(サウンド)」をご覧ください。 このうちのどれかでエラーでもあったのでは。
お礼
ありがとうございます。
補足
でもその映画館のネタバレはいくらUPされてるとはいえ正直… このさいだからひらきなおって書くけど前に自分が質問した質問(http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1459354)同じ映画館です。 あの質問からしばらくして、結局その映画会社の映画(「ホテル・ルワンダ」他)を流したのはいいのですが今度はなぜか映画版「Zガンダム」の最終編のみ上映されない(前・中編は上映した)ので地元のガンヲタの不満が…
お礼
ありがとうございます。
補足
ちなみにその映画館の音響スペックがSRのみで スクリーンがシネスコサイズです。