クセ毛は,遺伝による縮毛と栄養失調による縮毛(つまり,これが後天的縮毛ですね)がありますが,毛穴に詰まった汚れごときで縮毛になるような柔な髪の毛はほとんどないはずですよ。
まぁ,たぶん,縮毛の断面が楕円形をしているために,そのような勘違いが生まれてしまったのだと考えられます。
すでに書いてあるように,後天的縮毛の原因は,髪の毛を作る毛根に髪の毛の材料が充分届いていないことにあります。
そのため,髪の毛の中身がしっかり詰まらず,本来ストレートだった人でも髪の毛の断面が楕円形になってしまい,そのために,縮毛になってしまうのだと考えられています。
ですから,後天的縮毛の場合,根本的に治すことが可能であり,その方法は,「体内に吸収されている栄養のバランスを整えること」です。
勘違いしないで欲しいのは,「食事としての栄養バランス」ではないということです。
とはいえ,大半の人の場合,食事としての栄養バランスが崩れているために後天的縮毛になってしまっていることが多いのですが,実は,咀嚼回数が不足していたり,「1つの食材だけを食べ続け,その食材を残さず全部食べなければ次の食材を食べ始めない食べ方」をしていたり,精神的ストレスを感じてもそのまま放置していたりしますと,これらはすべて栄養の吸収が悪くなってしまう原因ですから,体内に吸収されている栄養のバランスが崩れてしまいますので,食事としての栄養バランスだけが原因でないことも多いようですね。
ですから,これらの原因を,ひとつずつでも構いませんから,取り除いていくことで,後天的縮毛が改善されると考えられています。
また,アゴのラインよりも長い髪の毛になりますと,毛先だけがカールするようになるのですが,これは,キューティクルが自然破損してしまうことが原因です。
キューティクルが破損してしまいますと,そこから水分が蒸発して行きやすくなりますし,また,髪の毛の中身のひとつであるタンパク質(ケラチン)が出て行ってしまい,髪の毛内部がスカスカになることで縮毛のようにカールしてしまうのです。
これを防ぐには,タンパク質,鉄,銅,亜鉛,カルシウム,マグネシウム,ビタミンA,ビタミンCを毎日過不足なく食事として摂取出来るように心懸けることと,1日1回,正しくトリートメントをすることが大切になります。
ちなみに,先天的縮毛(つまり,遺伝による縮毛)の場合でも,ストレートにすることは出来ませんが,ある程度,縮毛を弱くすることが可能です。
ただし,先天的縮毛には,「髪の毛が濡れるとクセが強くなる(乾くとクセが弱くなる)タイプ」と「髪の毛が乾くとクセが強くなる(濡れるとクセが弱くなる)タイプ」がありますので,それぞれに適した方法で,水分保湿率を保持する必要があります。
お礼
ありがとうございます! 実体験が来るとは思わなかったので、少しうれしいです(^^ゞ 癖毛って大変ですよねぇ・・・。髪型も限られるし、「不潔」ってイメージがあるようですし(他人の意見で)。 直毛は癖を当てたがりますが、そのとき「くせげ?」って言われても「パーマかけたんだぁ!」ってかんじで、『ファッションでやっている』のイメージがありますが、「くせげ?」と聞かれて、「元からなの…。」っていうと『不幸なやつ、(極端に言えば)ダサイ』なイメージを抱かれてしまうと、ぼくは思います。バカにしたような目、痛々しい弱り果てた動物を見るような目、僕は本当に嫌だ。あいつらにもこの苦しみ味あわせてやりたい…。 死ぬほど悩んでいるのは直毛にはわからないのではないだろうか。 すみません、後半はグチのような感じになってしまって…。 …oiii562さんは、どう思われますか? って、疑問系で終わりやがって… すみません(^_^;) ともかく、ご回答ありがとうございました!!