シャンプーに限らず、「水分」のあるものは、いずれは、必ず
菌が繁殖します。
それを、腐敗、あるいは、発酵という表現をしますが、
腐敗は役に立たない、発酵は役に立つという人間サイドの利用の違いです。
シャンプーも腐ります。
半分以上は実はあれは水です。
もちろん、防腐剤が配合されています。
余談ですが、リンスよりも、シャンプーのほうが腐りやすい。
リンスは、カチオン(+イオン)なので、性質として、防腐効果がそれ自体にあるので、腐りにくい。
しかも、シャンプーよりもより、水分量は多くて、ほとんど80%以上は水です。
腐ってくると、菌が増えるわけですから、曇ってきます。
そういうこともあって、実は、クリアーなシャンプー、クリアーなボトルは嫌われます。
クリアーだと、曇りがわかるでしょう?
大体の、シャンプーはパール光沢がありますね、あれは、ただのパールに見えるだけでシャンプーの性能としての意味はまったくありません。
たとえば、汚れが落ちるとか、髪の毛のためにいいとか言うことですが、
多少、摩擦がおきにくいということはある。
腐ったときの臭いごまかしのためにも、香料が配合されている。
本来、石鹸を含めて、界面活性剤は、半分はアブラの性質ですから、
原料臭として、脂くさいのです。
それもあって、なんでもなくても香料が必要。
「腐って」いてもほとんど害はないです。
程度問題ですが。
ただし、目に入ると、炎症を起こす可能性はありそうです。
目の周りに使われる化粧品には、ほとんど水を使いません。
理由は菌が繁殖するから。
ですので、目に入りそうな可能性のある、シャンプーは要注意です。
特に、界面活性剤は、粘膜を刺激するという性質がありますので、さらに、
菌が繁殖していると、より奥深くまで「菌が入り込む」ということになりそうだから。
刺激に反応して、目をこするようなこともありがち。
この場合の、界面活性剤は悪いものだという意味ではありません。
合成だからいけないという意味でもありません。
水の表面張力を落とす性質があるので、合成であろうがなかろうが、
「目になじみやすい」のがいけないことにつながるからです。
お礼
詳しいご説明をありがとうございます。 シャンプーはオレンジの香りが強いので 腐ってしまった臭いは全く感じられないのですが やはり目に入ってしまったら怖いので使わないことにしました。 ちょっとでもオトクなものを、と思って 業務用サイズを買ってしまったのですが これからは、防腐剤の有無や使い切るまでの時間なども 考慮したうえで購入しようと思います。