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仮面ライダーアギト あかつき号事件について
以前、レンタルで「仮面ライダーアギト」を全巻見たのですが、 理解力がないせいか、あかつき号事件の謎がよくわからないままです。 翔一君は、黒服の青年の放った光を受けてアギトに覚醒したわけ ですよね。一緒に乗り合わせていた人たちもその余波を受けたと。 でも、黒服青年およびアンノウンにとっては、人間がアギトに目覚めると 困るんじゃないんですか? なぜ、わざわざ手を貸すようなことをしたのでしょう?
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太古の昔、世界そして人類は、“闇の力”によって創造された。彼は自分の姿に似せて創造した人間を、ペットのように愛していたが、人間が“闇”から自立することを望む“光の力”が現れ、人間に知恵(=アギトの力)を授けようとした。 人間が自分の支配の及ばぬほどに進化してしまう事を望まない“闇の力”は“光の力”と激突。“光の力”は敗北するが、自分の中のアギトの力を解き放ち、人間の種の中に植え付けてしまった。 怒った“闇の力”は一度世界を滅亡させるが、結局、人間を憎みきる事が出来ずに、人間と動物から一組ずつ方舟に乗せて生き残らせていた。 また“闇の力”は遥か未来に、人間が再びこの世に増え進化したときに、「人間」として「受肉」するために、遺伝子情報を組み込んだパズル・オーパーツを残した。と、同時にエルロードを放ち、人間の中でアギトの力が覚醒した時に、その者を抹殺するように命じていたのだ。 やがて長い年月が経ち、人間たちの中でアギトの力が徐々に覚醒していった。 翔一の姉・雪菜は、その力を最大限に発揮しアギトに変身した最初の人間だった。 風谷教授の知人であり、雪菜の超能力実験の助手を務めたのが、沢木哲也(津上翔一)だった。やがて津上と雪菜は愛し合うようになったが、雪菜のアギトの力が完全に目覚め、あの事件(風谷教授惨殺事件)が起きてしまったのだ。 自分の力を恐れ、苦しむ雪菜を津上は救ってやる事が出来ず、彼女の死を見守るしかなかったのだ。そして、彼もまた雪菜を追って自らの命を絶ってしまった。 雪菜-最初のアギトを殺した男・津上はしかし、皮肉にも“闇の力”の使徒たる資格を得て、この世に復活した。“闇の力”が彼に与えた使命は人間の側からアギトを滅ぼす事だった。 だが津上は“闇の力”から、「人間が本来持ってはいけない力」を解放する権威を授かった後、“闇の力”を裏切り、アギトを守る側に付いてしまった。“闇の力”を牽制しながら人間を見守っていたのだ。 時空を越えた“闇の力”と“光の力”の戦いに巻き込まれた「あかつき号」の乗客たち。 階段の踊り場に死体として転がっていた青年(“光の力”)が、突然、沢木哲也(津上翔一)の前に現れ、最後の力で全身を発光させ“光”で哲也の中の「アギトの力」を覚醒させた。。驚愕する哲也だが、“光”はあくまで優しく包み込む。さらに、“光”の余波は、他の乗客たちにも注がれた。 沢木(翔一)は出現したエルロードに襲撃され、皆の目の前でアギトに変身、そのまま海中に没した。水のエルは残された者たちに、告げた。 「お前たちもまた悪しき光を浴びた。だが、お前たちが人でなくなるまではまだ時間がある。それまでは生きられるだろう。覚醒の前兆が訪れるまでは。だが、この事は誰にも言ってはならない。決して…忘れるな、お前たちの時間はない。お前たちに未来はないのだ」 この後、9人は氷川誠の決死の救助活動によって助け出された。しかし、そこで起きたことは誰にも語られる事はなかった。 運命共同体となった9人、一部の者を除き、彼らは木野をリーダーに連絡を取り合い、住居を転々と変えながら運命の日を待っていたのだ。だが、9人の中の一人「関谷真澄」の中には船上から姿を消した水のエルが潜んでいた。 ってことで、翔一を覚醒させたのは“黒服の青年”ではなく、“白服の青年”でした。
お礼
ありがとうございます。 あれは白服の青年だったのですか。それならつじつまがあいますね。 その他にもあいまいだったことがかなりクリアになりました。 アギトのテーマは哲学的でかなり難解ですよね。 でも、平成ライダーのなかで人にすすめるとしたら、個人的には やはりアギトです。