漫画家ではありませんが、ポーザーはバージョン1から使っています。
ただ、昔の物であれば「漫画のデッサン」(下絵)に使えたかもしれませんが、今は却って難しくなってると思います。と言いますのは、完成した画像の質自体が上がっておりますので、下絵にしたくなくなってしまうのではないか、と思うのですね。
また、表情やキャラクターも多彩な表現をしやすくなった分、ポーザーの操作自体に手間取る事が考えられます。
いや、本当にその多彩な機能のほとんどに目をつぶって、下絵に使うだけであればかんたんで有用だと思います。ただ「もうちょっと手を加えればもっといい物が出来る」って判っていたら、そこで止めるのは難しいでしょ?
叶精作氏の書籍は持っていますが、それこそバージョン1~2の頃の物です(現在は6です)。ポーザーで制作されたCGは、現在テレビCMや番組、街中などで見る事が出来ます。今の物はそれほど高精度な物が出来るのです(私も雑誌のイラストに使用した事があります)。
しっかり「下絵用」と割り切れるのであれば、便利でかんたんで有用です。しかし、そうでなければ却って足を引っ張ってしまうかも・・・。「無条件でオススメ」はしかねます。