リアルな人物を作るカギは、テクスチャです。
拡散反射のテクスチャ、アルファのテクスチャ、バンプのテクスチャをいかにリアルになるように作るかが、リアルなレンダリング画像を作るかのカギになります。
Poserだけでは、テクスチャ処理ができませんから、添付フィギア以上のものにはなりません。
ライト処理やSSSは、そのシーン内でのみの条件でのリアルさを追求するものですから、全体でみると不自然になってしまうことが、多くあります。
拡散IBLを使って影を薄くすることで、不自然な影を消すことはできますが、その場合、他の部分の影も薄くなり、画像が平面ぽくなり、不自然になったりします。
SSSでも、Poserは、頭の部分とそれ以外の胴体とに分けられるだけですから、ある部分は、SSSを使ってリアルにすると、別の部分では、影が強調され、不自然になってしまいます。
SSSを積極的に活用するのであれば、ポリゴン分割や法線処理、グループ分けなどを考えて行う必要がありますが、Poserには、そういった機能がありませんし、あくまでPoserのSSSは、SSSのような処理をしているだけの簡易版です。
>公式サイトには、フォトリアルにレンダリングできると紹介されてます。
このリアルは、ローポリゴンのものに比べてという意味です。
実際には、テクスチャを変更すれば、かなりのものがリンダリングできますが、Poser標準のテクスチャでは、限度があります。
そもそも、Poserは、Poser単体で使用することを前提としていません。