- ベストアンサー
地方に対するアニメの差別的取り扱い?について
先日、あずまんが大王がアニメ化されるという情報を聞き、 あずまんが大王の放送における手段と正当性について大きな 疑問点を抱いたのですが、どなたか詳しい方からご回答を頂けませんでしょうか? 「あずまんが大王」がテレビ東京にて先行で放送される (※『首都圏なら地上波のアニメは100%余すことなく見られるが地方ではほとんど放送されない』) ↓ 後日AT-Xでも放送されるが、AT-Xが有料であり、地方の在住者はその分金銭面の負担をしなければならない ↓ 地上波では「人口が多い」都市部のみで、しかも無料で放送することに なるそうだが「人口が少ない」地方ではAT-Xに加入するためにその分の出費をしなければならない ↓ 地方に金銭の負担を負わせることによる、重大な差別であり、 地方を著しく軽視・中傷する行為とみなすことができる、と思います。 東京キー局はアニメの地方格差という問題に関してどこまで取り組んでいるのでしょうか? AT-X、WOWOWなどの衛星でのみ放送するなら十分理解できますが、 都市部でのみ地上波で放送し、地方では『AT-Xに加入し、金を払ってでも見ろ』と いう姿勢には全く理解できかねるものであると思います。 この点に関し、現に地方に在住されている方または地方に在住した 経験を持つ経験者の方から見て、この問題点についてどうお思いでしょうか? (経験者につきましては、継続して1年~10年以上在住した経験があればベターです)
- みんなの回答 (5)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
地方在住者です。(生まれてこのかた都会暮らし経験ナシです。) 私もその点に関してはかなり昔から疑問に思っていました。 都会の人間ならタダで見れる番組を、地方の人間は有料で見なければならない。 一クールの番組をビデオでレンタルしたら数千円の出費になることは確実。しかもそれが一作ではなく、今ではアニメ雑誌で紹介されているアニメのほとんどが私の住んでいる所では放映されていないという有様です。 都会のアニメファンとの格差を埋めるために払わなければならない額は膨大で、計算するのもイヤになって途中で放棄したくらいです。 この点に関して、地元のTV局と取引のある友人にお伺いを立ててみました。 結果。 地方ではもう一社キー局を設立する需要がない。スポンサーも見つからない。 そうすると人気番組などを優先して放映するので、放映できる空き時間が少なくなる。深夜や早朝などの時間しか空いていないのが現状。 深夜や早朝では視聴率が上がらないので必然的に需要がないものと判断される。 …という返答でした。需要がなければスポンサーもつかない。金がなければ現状を打破するのは不可能、ということですね。 答えを聞いて、なるほどと理性では納得できましたが、感情では納得いかずに一人怒り狂っておりました。 もう数年前の話ですが、今でもまるっきり進展はありません。
その他の回答 (4)
- MinmMinm
- ベストアンサー率33% (43/128)
>この問題点についてどうお思いでしょうか? 首都圏であるとないとに限らず、 特定の地方・一定の地域でしか興行されない、お芝居・スポーツ試合・ 海外アーティスト公演といったものがありますネ。 それらを見に行くのに必要な「交通費」と似たような出費だと思います。 アニメを見ることに関しては「恵まれない地域」であっても、 地価や物価が安い、とか、アウトドア・スポーツに関しては好立地 (首都圏在住者は、地方に行くための時間や交通費を消費させられる)、 逆に「恵まれている」場合もありますから、 差別云々というより、生活環境の問題じゃないでしょうか。
お礼
>それらを見に行くのに必要な「交通費」と似たような出費だと思います。 >地価や物価が安い、とか、アウトドア・スポーツに関しては好立地 >逆に「恵まれている」場合もありますから、 >差別云々というより、生活環境の問題じゃないでしょうか。 首都圏に在住の10代~20代の若者がそれを羨むかどうかによって 決まるのではないかと考えております。 よしんばそれが首都圏・大阪という大都市以外の地方に限定するとしても、 若者に羨みの感情を 持たせることができなれば、経済効果は全く発揮されないのではないかと見ておりますがどうでしょうか?
アニメに関わらずテレビ番組という物は、CM(提供会社)からのお金で作られています。 全国ネットとローカルネットでは、かかるお金が違います。 つまり、地方局が悪いのではなく製作スポンサーが出せるお金の問題です。 また最近は、ビデオ会社が提供に入る作品が多いのでビデオ/DVDセールスを狙った販売戦略も重なり 地方では、見れない事が出てきているのではないでしょうか? あくまでも、アニメは慈善事業ではなく商売ですから。 会社も利益を産むのに必死なので、自然の流れでしょう。 どうしてもタダで見たいというのなら、東京圏に出て行くのも手です。 そういった動機で東京に進学・就職する人もいますから。
お礼
>どうしてもタダで見たいというのなら、東京圏に出て行くのも手です。 それでこそ、東京キー局の思うつぼであり、ひとつの逃げ口上と見られてもおかしいことではないと思います。 それに、転勤、家庭の不和など不本意な理由から地方に在住させられることもしばしばあるため、 この点に関しましては全く賛成できかねます。
- psss
- ベストアンサー率28% (59/209)
>地方に金銭の負担を負わせることによる、重大な差別であり、 >地方を著しく軽視・中傷する行為とみなすことができる、と思います。 事実無根ですね。 どんな放送でも、誰かがお金を払っているのを失念しています。 放送が無料で視聴できるのがあたりまえ、という間違った認識による意見です。 回りまわって、視聴者がお金を負担しているのです。それを、直接払うか否かで二分すること自体、論点が間違っているようです。 ご自分でも「人口が多い」と仰っていますが、かかる費用に対して、人口で割った分、個人に負担がいくと考えてみれば経済機構としても正しいありかたと考えられます。 また、差別という言葉の使い方も間違っています。こちらの方が大事なことだと思いますので、認識を新たにしていただくよう、お願いします。
お礼
>放送が無料で視聴できるのがあたりまえ、という間違った認識による意見です。 本来なら「首都圏の在住で、かつ、地方に在住した経験のない未経験者」から見て ほとんどの場合「このアニメは全国で放送している」という、全く大間違いの認識を持っているとする方が問題であり、 「首都圏の在住者は、アニメにおける地方間の格差を知るのは、ひとつの責任であり、義務である」 という認識を持ってこそ正しいファンの道ではないかと思います。
こんばんは。 少々被害妄想であるかと。 僕はずっと(約20年)民放が2局しかない地域に住んでいて、 アニメ(テレ東)どころかドラマ(フジ、日テレ)すら まともに見れませんでした。 当然、噂のみの番組、存在すら知らない番組もありました。 だからお気持ちは分からないでもありません。 しかし、地上波の放送地域の問題と、 無料有料の問題を同列に考えることは出来ません。 キー局とは言っても同じ会社ではありません、 (資本参加は別) ある種のグループとして連合し、コンテンツを共有、 制作の分担を行っています。 当然各局独自の番組もありますし、 民放局の少ない地域では複数のキー局の番組を放送します。 そしてキー局5局の中でも最も小規模なのがテレ東です。 ここはキー局とは言っても全国ネットを形成するとまではいかず、 週末の午後など、コンテンツの弱い時間帯に編入されるに過ぎませんでした。 それが7~8年ほど前から思い切った改革に乗り出し、 アニメを中心としてコンテンツを充実させ、 今ではアニメのテレ東と呼ばれるほど成長し、 都市部(視聴者が多い)を中心に系列局を増やしました。 つまりキー局として機能し始めたばかりなのです。 全国をカバーしてないからと言って急には無理ですよね。 テレ東だってそりゃ沢山見てくれた方が良いでしょうが、 既存の局にすればいきなり番組編成は変更できないし、 冷静に判断して、アニメに注力しても数字は取れないという判断になるでしょう。 これは、都市部中心という問題の解答にもなりますが、 テレビは良くも悪くもスポンサーあってこそのものです。 でなければ無料には出来ないでしょう? だから数字を気にするわけですし、数字を取れなければ打ち切られるわけです。 巨大な広告産業の一部なわけですね。 とすると当然多くの視聴者のいる場所が優先です。 慈善事業じゃないですから。商品売れてなんぼです。 コンテンツ制作者は当然、多くの人に見てもらいたいが、 最優先事項ではない。 大体、「地方格差」とは考えていない。というところでしょうか。 有料であることに関しては、AT-Xはスカパーですよね? でしたらこれは全く別の話です。 受信機があれば地方でも見れるスカパーは、 はじめからキー局という概念がありません。 同時に地上波と違い、料金をチャージすることで、 ある程度の独立性が保たれ、割に自由な番組編成が可能です。 CMも少ないでしょう? しかし、まだ番組制作にかけられる予算も人的余裕もないので、 既存のコンテンツを使用することになります。 どちらにせよ公的機関ではなく、 ビジネスですから、採算ベースに乗らなきゃ論外です。 別に地方差別をしたい訳ではないでしょう。 あくまで結果論です。 というわけでやはり考えすぎですよ。 全国に画一化したサービスを求めても良い局はNHKぐらいです。
お礼
>地上波の放送地域の問題 衛星放送の有料無料の問題に関しましては、 ・地方を問わず全国平等に受信ができる ・たとえ首都圏といえども、全国平等に有料でなければならない という点を考慮すれば、それほど重要視するものではない、と思います。 >とすると当然多くの視聴者のいる場所が優先です。 だからといって、「人口の多い」都市を優先し、 これを見たい、という地方の在住者が「1人でもいるか否か」を全く確認せず推し進めるようでは、 地方を無視するという意味からそれでこそ差別だと言われようと全く止むなしだと思います。
お礼
早くもご回答ありがとうございますm(_ _)m 本当はもっと長~い文を書きたかったのですが、スペースの制約から 書き込むことができなかった点がたくさんありましたので、要約して書き込むに留めました。 (詳しくは補足をご覧ください)
補足
例えば 1・ある作品を(地上波もしくは衛星で)アニメ化する際、その原作者や関係者 (主に出版社、プロダクション)は放送するキー局を決めることはできるのでしょうか? 決めることができるとすれば、各関係者は地上波のアニメにおける地方間の格差という問題に どこまで取り組んでいるのでしょうか? 2・地上波で放送するとすれば 『首都圏では100%余すことなく見られ、地方では放送されない』 という問題が発生しますが、作品の関係者は地方間の格差に関しては どこまでその問題に取り組んでいるのでしょうか? (言い換えれば『首都圏以外の地域(特に人口の少ない地方)では放送されない可能性が極めて高い』 という問題にもなります) (また、アニメ化に際し系列局が少ないからという理由で、テレビ東京(系列)での放送を 拒否した作者もいると聞いたことがありますが、どの作品で、作者はどなたかわかりませんか?) ※本文で扱う各用語は以下の定義に従って記載しています。 (便宜的な定義であり、一般的な定義とは大きく異なりますが、どうかご容赦ください) ・都市…民放の地上波5系列のが全て受信できる地域 (首都圏、札幌市、名古屋市、大阪市、岡山市・高松市、福岡市) ・地方…民放の地上波5系列の局を全てが受信できない地域 (北は青森県~南は沖縄県の全域を指します) (※注:地上波に限定したのは、地上波のアニメを放送するにおいて 必ず発生する地方間の格差について、その現実を受け入れてもらうため、 あえて地上波にこだわったためです。 スカパーやWOWOWなどの衛星放送(といっても、ほとんど有料)であれば、 全国で受信できるため、ここでは触れませんでした)