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顎関節症と首の牽引
いつもお世話になります。 現在、首のヘルニアの為 整形外科で週2~3回の10キロの牽引をして いるのですが 最近顎関節症が再発し2,3日前から痛みが出始めて、 様子を見て口腔外科には行こうと思ってはいるのですが、顎関節症の症状が出ているときは首の牽引はしないほうがいいのでしょうか?
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牽引されてれば、牽引器具が後頭部と顎にかけることになりますので、当然少しは顎関節に負担が掛かります。ちなみに顎関節自身は非常に良く動かす部位ですが、ここの支えは、左右の歯並びと左右の顎関節自身で非常に安定性にかける構造です。歯のトラブルなどで、歯が抜けたりと片側だけで噛んでいるとバランスが崩れてしまうのですが、よく動かす所だけに症状が出る頃にはずいぶん悪い癖が付いていると考えられます。顎関節症は御存知のように下顎の下顎頭が頭蓋骨の下顎かという窪みに嵌っていてその間の椎間円板と言うクッションの位置がずれて起こります。このクッションは特に前後の固定が弱くずれやすいすのですが、全部が全部決まった場所にずれると言うわけではありませんし、ずれの具合も人によって様々です。また原因も噛み合わせだけではなくストレスや普段の癖と言うのが最近の考え方です。したがって、そのときどこに椎間円板があるか、またどのような生活様式かによって症状が悪化するかどうか決まります。前置きが長くなりましたが、そこでクッションの椎間円板がずれてしまった際にどこにずれるか、また牽引自体がストレスになっているか、更にはヘルニアが影響を及ぼしているかによって牽引してもトラブルになる場合とならない場合があると思われます。nisienさんの場合は、痛みの症状が出てしまっているとのことなので、下から頭方に向けての力を受け止める位置に椎間円板がないのではと言うことや牽引自体のストレスも考えられます。そこで整形外科にも顎関節症の症状が出始めていることを正直に御相談していただき牽引を続けるか、または口腔外科に早めに御相談に行かれるのが良いと思います。
お礼
大変 詳しくご回答いただきましてありがとうございます。 5年ほど前に1年ほどかけて顎関節の治療をしました。 日々の生活のストレスはかなり前からあり、気が付くと『噛み締めている』と感じることがしばしばありましたが、ご回答いただきましたお蔭でいろいろ迷っていたのですが決心することができました。 口腔外科への予約も、来週の早々にとることが出来ましたし 整形の先生にも 首の牽引のことを相談してみます。 本当に有り難うございました。