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磁石

スピーカーユニットを自作のエンクロージャー・・・ なんてものじゃないただの「箱」に入れて音の違いを楽しんでいる者です。 オーディオ・電気回路の知識は無いに等しく、ネットワークなんて作れません。もちろんフルレンジで楽しんでいます。 ここで本題ですが、ユニットの磁石は大きいほど良いと聞いたことがあります。 実際、大型のユニットは磁石も大型ですし、 高価なツイーターなどもコーンよりも大きな磁石がついていますよね。 そこで、ユニットの磁石にさらに磁石をプラスするとどうなるでしょう? 例えば、電磁石をプラスしたり・・・ノイズがでる? 自分で試してみろ!って言われそうですが、何千回も銅線を巻く作業をして効果が無かったり 最悪ユニットの破損なんてことになったら・・・泣いちゃいます。 暇なときでいいので回答ください。 箱作って待ってます。

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回答No.1

私も詳しい部分までは理解していないので、上っ面だけの回答ですが... まず、磁石を大きくするといっても、いろいろな意味での解釈が可能です。 たとえば、同じ種類の磁石で大きいものを使うと、磁力が強まります。しかし、磁石の材料としては、もっとも一般的なフェライトのほかにも、アルニコや、希土類であるネオジウム、コバルト、サマリウムなど、さまざまな素材の磁石が用いられています。これらは、磁束密度などが異なるため、たとえば同じ磁力を得る場合でも、フェライトよりはアルニコ、アルニコよりはネオジウムの方が少ない量で済むことになります。 また、スピーカーの場合、磁石がそのまま使われているわけではなく、鉄などの磁性体を使ったボールピースと組み合わせて用いられていますが、このボールピースが、一定以上の磁束線を通すことができず、飽和してしまいます。 したがって、単に磁石を多く使えば良いとか、より強力な磁石を使えばよいというものでもありません。 また、磁力を強化するということは、それだけ引きつけあう力、退けあう力が強くなりますから、小さな信号に対して、ユニットはより大きく反応することになります。つまり、不必要に強力な磁石を使ってしまうと、ピーキーな音になってしまって、かえって使い物にならないという場合もあります。大きなユニットでより大きな磁石が使われるのは、それだけ振動板が重く、駆動するのにパワーが必要なため、磁力も強くなければ音が出なくなってしまう(あるいは出たとしても締まりのない音になってしまう)からです。 加えて、通常の(防磁型でない)ユニットの場合に比べて、防磁型のユニットでは磁束密度が上がっていることがあり、より少ない磁石でより強い磁力を得ている場合もあります。防磁にはさまざまな方法がありますが、たとえばキャンセリングマグネットを用いるのもでは、そもそも本来の磁石に追加してもう1つ磁石を使っています。これにさらに磁石を加えると、本来とは異なる磁力線を描くこともあり得ます。 さらにいえば、磁石の量を増やすということはユニット全体の重量を増すことになりますから、そういう意味でも音が変わり得ます。たとえば、デッドマスといって、スピーカーユニットのお尻に数100g~数kgの重りを貼り付けてみたり、フレームを強化してみたりするというものもあります。 つまるところ、ユニット設計における磁石の選択というのは、あくまでも音を決める1つのファクターに過ぎず、単に磁石を重く(磁石の量を多く)することだけが良いユニットの決め手にはなりません。逆に、アルニコやネオジウムだから良いユニットというわけでもなく、けっきょくのところ、結論として良い音が出ていれば、そのユニットを買う側としては問題はないといえます。

E52
質問者

お礼

詳しく、わかりやすい回答ありがとうございます。 まとめられていて読みやすかったです。 ボールピースが一定以上の磁束線を通すことができずに 飽和してしまうということを初めて知りました。 知っていたら、「磁石を増やしたら・・・」 なんてことは考えませんでしたが 笑 振動板が重く、駆動するのにパワーが必要なため、磁力も強くなければ音が出なくなってしまう・・・知りませんでした。 知りませんじゃ済まされませんネ。 いつか、スピーカーを自作してやる!なんて思っていたのですが、 とんでもないものを作ってしまうところでした。 汗 防磁型のユニットの話ですがムズカシイです。。。 磁束密度?磁力線? んー?何をおっしゃっているのか私には・・・ 勉強します。 メモ帳に保存してあるので、大人になって読み返してみます。 デッドマス!いい話ですね。今すぐやってみようと思います。 近所の釣具屋さんにいって、おもり買ってきます。 どんな音になるのかな?楽しみです。 音の世界はやってみなければわからないことが多いですね。 だから楽しいのですが。 デッドマスチャレンジしてみます!

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回答No.3

あのね! スピーカーって箱が無ければ只の振動器ですが。 適正な箱があって始めてまともな音になります。 スピーカーと箱は両方そろって初めてまともな音になります。 磁石を足しても物理実験的にはそれなりにおもしろい結果が出るかもしれません。 もうひとつ。 磁石をくっつけるだけではなくてコイルを巻くんですか。 どこに? コイルはコーンが振動するのを検知するのに必要なので、当然コーン紙の根本にある筒のまわりに巻かなければなりません。(スピーカーの磁石はこの筒が動く様な穴があります。スピーカーの構造が判ってます?) まさか、足した磁石の上から巻こうって思ってないでしょうね。 何千回も巻いたコイル。 無駄だからやめましょう。

E52
質問者

お礼

まともな音かどうかはわかりませんが、ユニットと箱との音のちがいが 楽しくて、いろいろな素材・大きさで箱を作ってきました。 磁石をくっつけるだけではなくてコイルを巻くんですか。 わかりずらくてごめんなさい。 磁石と電磁石は別に考えていました。 どこに?ユニットの磁石にです。 スピーカーの構造が判ってます? あー全然わかってません!勉強中です。 無駄ではないような・・・作る過程が楽しいというか。 でもやめます。 細いパイプにたくさんの水を流しても流れないですよね。 ありがとうございました。 物理実験の結果しりたいなぁ。笑

  • pochi2tama
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回答No.2

たぶん、ですが、永久磁石が大きいと 1.同じ磁性体なら総磁力は大きい 2.コイルが置かれる(N/S極の)スリットの長さを長く出来る. 3.スリットが長いとコイルの躍動距離が長く出来る(永久磁石に対する、位置による磁束密度の変化が少ない)。 4.「電圧」対「ボイスコイル位置」の直線性が良い。 5。したがって大音量時のひずみが少ない。 という事で、スピーカーの使用条件(最大出力や効率、重量)に見合った容量の磁石が使われているのではないでしょうか(単純に磁力だけを強くしても…)。

E52
質問者

お礼

磁性体? 総磁力・・・なんとなくわかります。 スリット聞いたことがあるような。 躍動距離???読めません!笑 ボイスコイル位置の直線性???コメントもできません。 大音量時のひずみが少ない。ああよかった!理解できます。 単純に磁力だけを強くしても… ダメですね! ありがとうございました。