当方は写真歴20年です。
HPなどでトイカメラ愛好者が写真を楽しんでいる姿に関心があって購入を前提に一通り調べたことがあります。
その中でホルガの人気だけは正直言って疑問でした。
そのつもりでこの回答を読んでください。
1、このカメラは一般的な日本人のセンスでは欠陥商品です。その不完全さと使いにくさに愛着がわくようです。
2、ブローニーフィルムを使用しますがネガでとって現像プリントを含めると2500円くらいだったと記憶しています。ただし昔の事でうろ覚えです。
フィルムそのものはそんなに高くないのですが撮影枚数が少なめです。
3、35ホルダーを買っても、現像はともかくプリントに対応しない可能性があります。したがってプロが使う写真原稿用のリバーサルフィルムで撮影してプリントの際はスキャナーで取り込んで自分でプリントアウトすることになります。リバーサルフィルムの撮影にはゴッセンデジ6で検索してもらいたいのですが、単体露出計と写真の知識が必要で難易度が高いです。
フィルターはベテランが使うのならそれなりの効果がありますが、気軽に楽しむ分には必要ありません。
4、6×6判といいます。撮影可能です。
5、安いのは鈴木商店です。ただし楽天などで一年保障のある製品の購入をお勧めします。
最後になりますが、使い捨てカメラのレンズに100円ショップで売っている透明マニキュアを塗ると被写体の像がとろけます。さらにレンズの面積の3分の1程度を黒いマジックで塗りつぶすとトンネルエフェクトも再現可能です。この二つの加工でホルガ的描写はかんたんに再現可能です。
当方が各種トイカメラを調べた印象ではトイカメラ的なドラマチックな描写と意外性は知識と経験を養えば普通のカメラでかんたんに再現可能です。唯一評価できるトイカメラはスメナ35でした。それからリコーMF-1で検索してもらいたいのですが、このカメラは解像度こそ普通のコンパクトカメラですがコテコテの色のりでトンネルエフェクトこそ無いもののLC-Aよりドラマチックです。こちらもお勧めカメラです。