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陰陽師のことで・・・
2001年公開の映画『陰陽師』で、阿部晴明が博雅の命を救うべく、青音の命を移すために行った「泰山府君の祭」ですが、この祭りの読み方を教えてください。それから、この祭は実際に陰陽師の技というか術として当時存在したものか、映画の中だけのことかもご存知の方がいらっしゃったら教えていただきたいのですが。
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「たいざんふくん」と読んだと思います。泰山に住む府君という神様を祭る方法ですね。 府君というのは寿命や死後の世界を司る神様であり、中国・山東省の泰山に 鎮まる神様です。道教の重要な神様だったのですが、安倍晴明はこの神様を 森羅万象を司る神様と位置づけ、陰陽道の最高神として祭りました。 もともと陰陽道自体が一般市民のものではなかっただけに、ほとんど民間には 伝わっていないようです。宮中の秘儀だったのですね。 後世では閻魔大王・牛頭天王・赤山大明神などと同一視されるようになりました。 京の都から北東方向に赤山禅院という、赤山大明神を祭った寺がありますが、 これは方位の神としても信仰を集めていたため、都の鬼門封じとして 祭られたとのことです。
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- reiko_aki
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回答No.1
質問者
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早速のご回答ありがとうございました。教えていただいたURL、とても参考になりました。
お礼
早速にご丁寧な回答ありがとうございました。参考になりました。