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テレビ番組作成に携わっている専門の方にお聞きします!!!
TBS『世界遺産』がわたしは大好きです。 映像、ナレーターさんの話す言葉。 私は文章に携わる仕事をしたいと思っています。 テレビ番組の作成に携わっている方、教えてください。 世界遺産やドキュメント番組で、ナレーターさんの話す文章をつくる人になりたいのですが、無理でしょうか? よろしくお願いします。
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構成作家として仕事をするつもりであれば、視聴者を番組の最後まで飽きさせずに惹きつけられる番組構成力と文章能力が不可欠です。文学に長けているだけでは通用しません。 プロとしてやるには、経験を積まないと難しいです。 プロデューサーに認められないことには仕事が来ません。 文章(ナレーション原稿)を作ることは無理ではないですが、ドキュメンタリー番組等では構成作家よりも現場で全てを把握し、映像を編集しているディレクターがコメントを考えるのが普通ですから、ディレクターにならなくては願いを叶えることはできません。 ディレクターになるには、構成作家以上に相当な努力とセンスが必要です。 文章のこと(正しい日本語、発音、各専門分野の知識についてなど)だけでなく、映像手法や取材のためのノウハウ等を熟知しているだけでなく、一般常識やスタッフの指揮・監督能力も必要です。 運良くディレクターになれたとしても、仕事は遣り甲斐はありますが大変です。 間違いや失敗は許されませんし、放送は待ってくれませんから何があっても納品日までに完成させなければなりません。 1つの作品だけを手掛けていればそれで済むわけではなくて、何本か番組を同時進行で手掛けていますから、1日が24時間では足らない感じで昼夜の区別無く仕事をしなくてはならないので、精神的にも肉体的にも強くないとダウンしてしまいます。 ディレクターは作品の取り掛かりから撮影、編集まで、番組制作における全ての段階に関わる業種ですから拘束期間は長いし、責任も重いです。 好きでなければ務まらない仕事ですが、好きなだけでは務まらない仕事でもあります。 家庭を犠牲にすることは日常茶飯事です。 普通の人がディレクターになるのは無理と言ってしまった方が、普通の人のためになるような気がします。それほど難しくて苦労する職種です。 (でも、それ以上に魅力あふれることがたくさんあるので辞められないのですが…。)
お礼
実際の現場で働いている方からのご回答&アドバイス、ありがとうございますm(__)m とても参考になりました。 私は、構成作家やディレクター、自分にはとても出来ないものだと思っています。唯一自信を持てて、誰にも負けないと言えるものが文章だけだからです。 文章だけに於いては、今年三社に作品を応募して三つとも受賞しました。でも短編なのでその後にデビューとかそうゆうことはありません。それと、次々に新しいアイデアが浮かんでそれを文章にするのが好きです。長編は終わりが見えないからいっつもだらだらして書き上げることが出来ないのです。 、、でもテレビ番組のナレーション原稿の作成については無理だと知ることが出来たので、一歩前進しました!!! 丁寧なアドバイス、どうもありがとうございますm(__)m