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竹内まりやさんの作品にて
こんばんは。10年前の化粧品のCMソング、「色・ホワイトブレンド」 についていくつか疑問があります。くだらない質問かもしれませんがおつきあいいただければ幸いです。 1.当時、「ツッパリ」路線で売り出していた中山美穂をシンガーにあてた理由 個人的には、彼女の気質、声質とは恐ろしくマッチしていると思いますが、路線から大きく外れているので反対も多かったのではと想像しています。たしかビーバップの直後でしたから、、。 歌詞の内容からすると、「南野陽子」あたりがシンガーになりそうな感じもいたします。その後中山美穂が元の路線に戻ったのはやや残念でしたが、2年後にしっとり路線に移行したので「ツッパリ」は映画やドラマの役柄を着色するためであったのではと勝手に思っております。 2.シンガー(ミポリン)及び作者(竹内まりやさん)自信のこの作品への思い入れ、エピソードが気になります。私としては、かなり作品の完成度が高く、いつか別の人にリバイバルされてもおかしくないと思います。 3.最後の「White Night、、」のあたりでかすかにチェンバロらしきの音が聞こえますが、伴奏に用いられているのでしょうか。 私自身はミポリンのファンでも何でもありませんが、この曲に多く感銘を受けたので追跡させていただいた次第です。お邪魔しました。
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私も特に中山美穂さんのファンではないのですが、この「色・ホワイトブレンド」は大好きです(私の中では80年代ベストテン入り!)。 かなり音楽的にレベルが高いと思っています。 質問者さんの「追跡」のお役に少しでも立てれば・・と思い、わかるところだけではありますが回答させていただきます。 質問者さんや♯1さんが書かれているように、この曲は資生堂の春のキャンペーンソングです。 この場合まず初めに曲ができてこれを誰に歌わせるか・・・という順番ではなく、まずキャンペーンのコンセプトが決まり(「今春の資生堂の口紅はホワイトブレンド!」って感じで、その後センセーショナルに白が混ざったような色の口紅が何色か一斉に発売されました)、コピーやイメージモデルやCMソングが決まっていくっていう順番だったと推測されます。 当時幼さが残るツッパリ路線の女の子だった中山さんの「たぐい稀な美しさ」を見つけ、キャンペーンモデルとして白帆の矢が立ったのではないでしょうか。 山口百恵や中森明菜もツッパリ路線の曲としっとりした女っぽい曲とを見事なバランスで歌っていますよね。中山美穂さんもこの曲でイメージが広がりました。 また「中山美穂さんのツッパリのイメージが強くなりすぎるのを恐れて、事務所がその路線の仕事を控えた」っていうエピソードも聞いたことがあります。 この曲の魅力についていくつか語らせて下さい♪ まず曲がいい!「リボンが風に~」の部分のコード進行G→G6→Gm7→G6に鳥肌がたちます。 当時私はジャズ研究部でピアノやオルガンを弾いていたのですが、ベースがGのまま不協和音がミ→ファ→ミと移動していく感じがなんてステキなんだろうって感動したことを覚えています。 音楽的にこれだけこっているのに聞く側にはサラサラ自然に流れていくのはすごいことですよね。(松田聖子さんの「天国のキッス」も転調を繰り返す音楽的にこっている曲ですが、サラサラ自然に流れて行きます。それに匹敵するレベルだと思います。←思いきり私見 笑) またミドルテンポのスイングっぽい(2ビートっぽい?)リズムが、8ビートやユーロビートやダンサブルな曲を聴きなれていた私たちには新鮮に感じました。 それから歌詞がいい!「ホワイトブレンド」っていうキーワードを韻を踏みながら見事に当てはめていますよね。それから歌詞全体に春のウキウキした感じがよく出ていると思います。 当時毎年の春の化粧品のCMは長い冬のやや暗い気分から一転してパーッと華やぐ気持ちになったものです。この春の・・・新鮮なリズムとかっこいいコード進行と韻を踏んだ歌詞のCMソング。それからキレイな中山さんのポスター。それからデパートの化粧品のカウンターの白が混じった口紅。 この春の衝撃は今でも覚えています。
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- memoko
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春の口紅の戦略で、その年の資生堂のイメージキャラクターが彼女だったからではないでしょうか。 南野さんは88年、鐘紡のCMで「吐息でネット」が使用されています。 色・ホワイトブレンドは86年の資生堂CMソングですね。
お礼
ご返答ありがとうございます。 プロセスを全く把握していなかったこと恐縮です。 先にキャラありきなのですね。
お礼
ご返答および専門的なコメントありがとうございます。 音の進行は非凡なものがありますね。 えらく領域は違いますが、バッハのフーガ(BWV999)をはじめて聞いた時もその和音の進行に感銘を受けたものでした。 それと、この曲、歌詞がすばらしいですね。絵になるような、、 竹内さん天才かもしれません(?)