もしもバンダイ以外がガンプラを発売していたらどうなったか?
お世話になります。
ガンプラブームから約30年、未だにガンプラは発売を続けています。
子供の頃はメカ・ロボットとしてのガンプラに夢中になっていましたが、大人になった今、ガンプラを含めて、ビジネスとしてのガンダム関連商品に興味があります。
日本のアニメ・プラモデル・玩具・TVゲーム市場にその名を深く刻み、今なお歴史を作り続けているガンダム関連商品ですが、もしもバンダイ以外のプラモデルメーカーがガンプラを製造していたらどうなっていたでしょうか?どんなガンダムワールドになったでしょうか?
というのも、複数のガンダム関連ビジネス書籍において、バンダイ(当時バンダイの子会社のバンダイ模型)が創通エージェンシー(アニメ製作元の日本サンライズの版権管理窓口)からガンダムをプラモデル商品化権利を得るに当たって以下のような描写があります。
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TVアニメガンダムの放送スポンサーに玩具会社のクローバー社(現在倒産)が付いていた。
しかもバンダイ模型、親会社のバンダイともに創通エージェンシーとは過去に一切取引経験なし。
おまけに創通エージェンシーは玩具メーカーのタカラと密接な関係にあり、バンダイ模型、バンダイはここでも外様状態。相手にされるわけが無い。
クローバー社はバンダイ模型の親会社のバンダイのライバル会社であるために交渉は難航。(創通エージェンシーの担当者にはずっと居留守され続けた)
やっと担当者に面会できたら開口一番に
「すでにクローバー社が関連玩具を発売しているので、バンダイ模型にプラモデル商品化権利は渡せない。」と引導を渡される。
何とか粘り強く説得を試みると、担当者から
「実はすでにプラモデルメーカー2社から商品化申し込みが来ていて具体的に契約金額も決まっている。来週には結論を出す予定。もしバンダイ模型がその契約金を上回る金額を出せるなら考えないことも無い。」
ここでバンダイ模型の担当者は覚悟を決め、
「私はこの交渉に関して一切の権限を持っている。予算もすでに上司に承認済みである。今ここで契約して欲しい。」
かくして契約金は予算の倍以上となったがガンダムのプラモデル商品化権利はバンダイ模型のものとなった。
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すでに2社からオファーが来ている、というのは複数の書籍で確認できるのですが、それがどこの会社なのかはいろいろ探しましたが見つかりませんでした。
足元を見た創通エージェンシーの担当者が契約金を吊り上げるために吹っかけた、という見方もありますが。
ガンダムの前作、前々作のダイターン3、ザンボット3を青島文化教材がプラモデル商品化していますで、1社は青島かなあ、という気がするのですが。
プラモデル界の巨人、タミヤは違うと思うんですけどね。あんまりキャラクターモノっていう社風は感じないし、商品化されたガンプラを見てタミヤの営業マンが、ガンダムというキャラクターを初めて知るような描写がありましたから。
事情通の方、教えてください。
お礼
ご返答ありがとうございます、当時のものは古い店にきっとありますよね、あまりインターネットに頼らず、直接探しにいったほうがいいですよね、いろんな情報や同趣味をもつ方と出会い、ほんとうに楽しかったです、またこんどパーティジョイについて話し合うときをお待ちしてます