こんばんは。時計って進む分には我慢できますが、遅れると1日1~2秒でもきになるもんですよねー。でもやっぱり誤差は多少出てきます。これは自動巻き手巻きに限らず機械式時計なら必ずあります。自動巻きのほうが誤差は若干少ないかな?
さて、時計はゼンマイが全部巻かれている状態の歩度とゼンマイがほどけていった(止まらない程度、例えば1日程度)状態の歩度はちがうものなのですが、この差(等時性とよびます)が少なければ少ないほど精度が良いといえます。通常10秒遅れるなどの調整は緩急針と呼ばれるレバーを動かして+-を調整します(ロレックス、パテックフィリップなど一部の時計には当てはまりませんが)。それに加え先ほどの等時性の調整をすればいいのですが、専用の測定機器(ウィッチ、ビブログラフ)があって、理論を良くわかっている時計屋さんでないと逆に精度が悪くなるので注意して時計屋さんをえらんでくださいね。逆に言うと腕の良い時計屋さんを知っていると精度が悪い2~3万の機械式でも高精度にしてもらえるはず(お金はかかるけど)。
ちなみにワインディングマシンで回したときの歩度と腕に付けたときの歩度が違うのは上記の等時性によるものだと思います。腕に付けているとどうしてもゼンマイの巻き上げ不足になるんですよ。で、歩度が変わったというわけです。
お礼
まだ保証期間内なので一度見てもらいます。