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シェンゲン協定について
今度、ヨーロッパに旅行に行きます。 個人旅行は久しぶりで、ツアーにばかり行って楽をしている間にいろいろ分からなくなってしまったので質問します。 EUに加盟している国は、行き来が楽で入国審査などもなかったり、あっても簡単なものだったりとそれは前と変わらないと思います。 でも、シェンゲン協定ってそれと違うんですか? 今回は、オランダ経由イタリア行きの飛行機で行って、陸路でイタリア-オーストリア-ハンガリー-チェコと移動して、チェコからオランダ経由で日本に帰ってきます。 (1).オランダでは、乗り継ぎだけで、入国はしないのですが、シェンゲン協定の国なので、オランダで最初に入国審査をするのですか?それとも、前と同じ様にイタリアでするのですか? (2).オランダ、イタリア、オーストリアはシェンゲン協定を結んでいますが、ハンガリー、チェコはEUに加盟してるので、今度からシェンゲン協定に加盟したことになるのですよね。 (3).シェンゲン協定に加盟していると考えて、夜行列車で移動する場合、乗車時にパスポートを預ければ、目的地に着くまでに、入国審査とかで起こされたりってことはないのですよね? (4).帰国するときは、オランダで出国審査なのですか? それとも、チェコでするのですか? (5).デタックスの書類はどこで出すのですか? それぞれ、乗り継ぎのオランダでやらなければならない場合、乗り換えの時間が最低の50分しかないのに、間に合うのでしょうか? 詳しい方、教えて下さい。
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シェンゲン協定とは、もともと、ベネルクス(ベルギー・オランダ・ルクセンブルク)、 フランス・ドイツで、1985年6月に始まったもので、旅行者のためではなく、各国 の国境管理費削減・協定国内の物の移動の時間・経費削減などが目的でした。 それが、EU に取り上げられ、イタリアなど順次拡大していき、元々別の条約が あった北欧は、EU以外のノルウェー・アイスランドも加盟した。ただし、イギリス・ アイルランドは海を隔てているため、不法移民を防ぐため加盟せず、2カ国だけ で条約があり、別の管理をしています。 (1).オランダでは・・・ →アムステルダムで入国審査を受け、シェンゲン協定国に入国します。その後 ゲートに行き、イタリアでは通常国境審査はありません。 (2).オランダ、イタリア、オーストリアはシェンゲン協定・・・ハンガリー、チェコは・・・ → EU 新規加盟国は、まだ シェンゲン協定に加盟してません。 (まだ、加盟してなくても 出入国スタンプのデザインは、シェンゲン仕様になっ てる国もいくつかあります。) (3).・・・夜行列車で移動する場合、乗車時にパスポートを預け・・・ →イタリア-オーストリア間は国境審査がないのでパスポートは預けません。 →オーストリア-ハンガリー は首都間2時間ほどで夜行はないですね。 (EU加盟で簡素化されてますが、国境審査はあります。) →ハンガリー-チェコ は、たぶんスロバキア経由でしょうか、2ヶ所国境を通ります。 パスポートを預かりサービスがあるかもしれませんし、ないかもしれません。 (ユーロナイトのような高級列車じゃないようなので、預かりなしの可能性大です。) (4).帰国するときは、オランダで出国審査なのですか?・・チェコでするのですか? →プラハで出国審査があります。アムステルダムは、非シェンゲンエリアで入出国 は原則ありません。空港ゲートの関係で数十分で一時入出国がまれにあります。 (5).デタックスの書類はどこで出すのですか? → EU 最終国のオランダが原則です。ただ、手続きする時間がないでしょうね。 → 預ける荷物に入れるときは、乗り継ぎ前のプラハで手続きできるはずですが。 ( EU 拡大でこの方針が守られているか、プラハでのやり方までは解りません。)
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- lupinletrois
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No.2 です。一発回答目指しているんですが、できませんでしたか。 (3) [ハンガリー-チェコ間の夜行] ・・夜中に最低2回は起こされ・・手続きでは、1回列車を降りる? ブダペスト20時発とするとハンガリー・スロバキア国境は 1時間後の21時頃、 寝台なら、シーツが配られてベッドメイキングしてるころで起こされる時間では ないですね。スロバキア・チェコ国境は翌1時頃です。これが過ぎないと よく 眠れないですね。 ・国際列車の出入国 (私の国際列車の経験:夜4回/昼4回) バスと違って、出入国の手続きで降ろされることはありません。たぶん、 セキュリティの関係で、夜行、特に車両数の多い列車は下車させないでしょう。 出国側国境駅で税関・出国審査、入国側国境駅で税関・入国審査で 4回 係員が乗り込んできます。税関は省略される場合があります。パスポートは 顔写真と照合した後、事務所に持っていかれることがあります。読取り機を 通してスタンプを押して返してくれますが、初めてのときはちょっと不安。 列車内でスタンプを押してくれる方が安心ですね。 バスの場合は降ろされる国があります。(バス:夜1回:降車せず/昼8回) 私は、スロバキアに2回入国してますが、1回目はビザが必要な時で バスで 降ろされ、厳重な入国審査があり、2回目はビザ免除後 列車内でその場で スタンプでした。 (4) チェコ・・出国審査 ・・・オランダに入国しての手続きになるかもしれない →チェコ出発時の出国審査は理解できますよね。 アムステルダム・スキポール空港での、シェンゲン条約前の話からします。 条約前は、ほとんどすべて国際線なので、乗り継ぎは、オランダに入国する ことなくゲートの移動ができました。シェンゲン条約によって空港は改造され 大部分のエリア・多くの便が国内線と同じになり、入出国が端っこの一部に なりました。チェコ便も日本便もシェンゲン以外エリアのままなはずです。 シェンゲン国のほとんどの空港は、シェンゲン国以外の便同士を乗り継ぐ場合、 本当の国際線エリアのまま、ゲート移動できるようになっています。 ところが、去年 ウィーンの空港でブルガリアからウクライナに乗り継いだとき、 両方の便ともシェンゲン用エリアのゲートを使い 臨時の国境審査があって、 無駄に入出国スタンプを押されてしまいました。 EU 新規加盟国が、もうすぐ シェンゲン協定適用になるため、非シェンゲン用のゲートが少ないままです。 スキポール空港では、そういうことはないと思いますが、念のため、書いてしま いました。もちろん、時間があれば、シェンゲンエリアで買い物をするため、 入国してもかまいませんが。 (こういうことは、覚えてなくても かまいません。厳しい国境ではありません。)
お礼
再度の回答ありがとうございます。 お詳しいですね。理解できました。 夜行列車での出入国審査で事務所にパスポートを持っていかれるのは不安ですね。 でも、まあ、問題ないんでしょうけど。 がんばって行って来ます。ありがとうございました。
詳しくは他の方が回答くださると期待しますが、とりあえず、 >(2).オランダ、イタリア、オーストリアはシェンゲン協定を結んでいますが、ハンガリー、チェコはEUに加盟してるので、今度からシェンゲン協定に加盟したことになるのですよね。 いいえ、EUとシェンゲン協定は別のものなのです。 たとえば、英国はEU加盟国ですがシェンゲン協定に加盟しておりません。 ですから、EU加盟国であるからといってシェンゲン協定加盟国かと言うと、そうでもないんです。 (余談ですがEUならユーロ通貨かというとこれもまた違う) 出入国はシェンゲン協定加盟国の最初の到着地と最後の出発地で行います。 今回の場合はオランダで入国審査をして、イタリアではありません。 オーストリアで「出国」してハンガリーで入国するのかな?? 陸路移動についてはよく分かりません。 シェンゲン協定国以外ではその都度出入国手続きがあることはあるのですが。 VAT還付についても私は分かりません、ごめんなさい。
お礼
ありがとうございます。 教えてくださったHPは私もチェックしてました。 でも、難しくてよく分からなかったので質問させてもらいました。 ホント、難しいですね。EUとかシェンゲン協定とか。
お礼
詳しい説明ありがとうございました。 (3)で、イタリア-オーストリア間の夜行は問題ないと思うのですが、ハンガリー-チェコ間はお察しの通り、スロバキアを通るルートなのですが、パスポートの預かりがないと言うことは、夜中に最低2回は起こされるということですね。つらいですね。 夜行についても知っていれば教えてもらいたいのですが、出入国の手続きでは、1回列車を降りるのですか? (4)はチェコが非シェンゲン国でオランダはシェンゲン国だから、出国審査はチェコでするということですよね?その場合、オランダに入国しての手続きになるかもしれないと言うことですか?