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ワンタッチ帯について
無料の着付け教室での講座が終了しました。自分で最低限の着付はできるようになったのですが、教室へ行く前に購入していたワンタッチ帯についてどうするか考え中です。その当時は習う予定がなかったので迷わず購入しました。今はなるべく自分で帯を結びたいので、しまったままでまだ一度も使っていません。これからは普段着としても着物を着ていきたいのですが、その時は主に半幅を使う予定です。ワンタッチ帯は袋帯です。ワンタッチ帯の登場するときがあるのか悩んでいます。ほどけばまた一本の帯にできるそうですがこのままとっておくべきでしょうか。実際に使用している方はどんな場面で便利なのか教えてください。
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ワンタッチ帯、つまり二部式帯の事かと思うのですが、これは仕事などでよく着物を着る方ほど使ってらっしゃいます。 重厚な袋帯は着物に慣れた方でも締めるのになかなか苦労する物もあります。 祇園の有名な芸者さんはどんなにいい帯も切って二部式にしてしまうそうです。 日に何度も着替えるので時間短縮するためだそうです。 二部式にもいろいろなタイプがあり、お太鼓の形ができている物、自分でお太鼓を作るタイプに分かれると思いますが、お太鼓ができているものだと収納にも嵩張りますし体型に合わせた微調整ができない不便さがあり、自然な着姿を作りにくいと言えます。 しかし自分でお太鼓を形作るタイプなら長い帯を結んだのと変わりなく自然に着る事ができます。 もし後者の方であれば、とりあえずそのままとっておいてはいかがでしょうか。 活躍する出番もこの先あるかも知れません。 たとえばお茶を習ったりすればお茶会は朝早くから準備しますので手早く帯を結べた方が便利です。 前者のお太鼓ができたタイプですと収納の仕方が悪いと型くずれしてしまったりするデメリットもありますので、平らにして後者のような二部式に仕立て替えておいてはいかがでしょう。 どうしても一本の長い帯を締める事にこだわるのでなければ、わざわざほどいて戻す必要もないように思います。
お礼
丁寧な回答ありがとうございます。いい帯も切って二部式にするとは、ワンタッチ帯といえど奥が深いですね。とっても参考になりました。しばらくはとっておいて様子を見ようと思います。