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ヴェトナムに関するのある小説の内容
こんばんは。 最近、篠田真由美さんの「桜闇」という小説を読んでいて、中である短編の場所はヴェトナムのホーチミンシティです。その中このような文章がある: 「土産物屋からはお経のテープが声高に流れ、寺の門の上にはタイガーバームとガウディが野合したような、陶片モザイクの像がひしめいている。ヴェトナム人の美的感覚ってやつは、ときどきシュールで理解えを越えていた。」 「寺の門の上にはタイガーバームとガウディが野合したような、陶片モザイクの像がひしめいている」って、はどんな意味ですか。私はタイガーバームはある薬の名、ガウディは人名だと知ってるけど、でもこの文章は理解できない。もしかしたら、私がなにか間違うか。 ヴェトナムに行ったことがない、小説を読むだけ。知っている人は教えてくれませんか。本当に知りたいから。ありがとうございます。
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No.1 さんも説明されていますが、タイガーバームで財を成した 胡文虎が造った「 タイガーバームガーデン 」は、アジア色が満載の 珍妙建築として有名です。香港とシンガポールの2箇所にあります。 建築家のガウディは「 サグラダ・ファミリア 」という教会で よく知られており、ほかにも「 カサ・ミラ 」というものすごく 奇妙な造形のアパートが有名です。この名前で検索すれば画像も すぐに見つかりますよ。 この両者が組み合わさったところは私には想像できませんが、 そう感じるほど奇妙な造形というのはあるのかもしれませんね。 陶片モザイクはその名の通り、陶器の破片をモザイク上に貼り つめたものですので、寺の門にモザイクでなんらかの像が形作ら れているのでしょう。 私自身はベトナムをはじめとする東南アジアに何度も足を運んで いますが、篠田真由美さんが描写されたような造形は目にしたことが ありません。タイガーバームガーデンっぽいものはたまにありますが、 そこにガウディが付け加えられた物は記憶にないですねえ。まあ、 人によって印象は異なってくるので、否定するのもなんですが。
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- aburakuni
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私もその本を読みましたが、東南アジア風の派手な色合いの漫画的動物造作に、近未来的な抽象性が付加されていると言う様に理解しました。 彼女の建築探偵シリーズはこの手の表現が多く、言葉で惹起されるイメージの世界なので、物語の背景として何となく自分で想像しておけば良いのではないでしょうか。
お礼
ご回答ありがとうございます。 「自分で想像しておけば良い」ってはいい話と思います。これからもっと想像力があるように、頑張ります。
- ipa222
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フエの郊外にある、王族の廟は、タイガーバームとガウディの合いの子のような感じですよ。 テラコッタや釉薬のタイルを多く使い、有機的な造形と、中国風の建築の骨格を生かしたスタイルです。
お礼
具体的な説明、イメージするときに、目の前みたい感じがあります。 ありがとうございます。
- ipa222
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香港に、タイガーバームの人がつくった派手な公園があります。 ガウディはバルセロナの建築家です。 香港も、スペインのカタロニア地方も、独特の空気のある町です。 アジア風と南欧のテイストが混じり合った妙なデザインという意味でしょう。
お礼
香港の方の情報を教えて、あの公園は確かに有名です。ありがとうございます。
お礼
「参考URL」はとても役が立ちし、親切な説明とご経験もすごく分かりやすいです。いい勉強になりました。 どうもありがとうございます。