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フイルム映画の音声の仕組みを教えて
フイルムからどんな仕組みで音声を出すのか教えてください。音声トラックの仕組みの仕掛けですね。
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こんど映画館で映画を見るときにスクリーンの端を隠しているカーテンに注目してみてください。 よく見ないとわからないのですが、左側にサウンドトラックと呼ばれる光学波形が微かに映っているはずです。 それは縦にギザギザになっていて、音の強弱にあわせギザギザの幅が狭くなったり広くなったりしています。 このギザギザがサウンドトラックと呼ばれる光学式の音声の正体です。 映画はご存じのように横の幅が35ミリのフィルムを使って上映しているわけですが、この上映用のフィルムというものは大きく分けて3つのエレメントから成り立っています。 ひとつは映像が焼き付けられている部分、 二つ目は映写機に掛ける際に掻き落としをするために必要な両端にある3mm×2mmほどの各4つの穴、 そしてサウンドトラックと呼ばれる音声を収録した部分です。 このサウンドトラックにセリフと音楽と効果音がミックスされて収録されてます。 これはフィルムに焼き付けられ、そこを透過する光の量的な変化で音声を再生することが出来るというものです。 現在ではほとんどの映画がデジタルになってしまったのですが、DTSのみCDROMを使って映画のフィルムとシンクロさせることで音声を再生していますが、他のドルビー方式やSDDSなどはフィルムに記録されたサウンドトラックから音声を再生しています。 下記にフィルムを図解にしたものがあるので参考に見てみてください。(サウンドトラックが右側になっていますけど、上映の際には左側に見えます) http://www.cinefocus.co.jp/tech/35mm.html 「アメリカの夜」という映画のトップシーンが、このサウンドトラックのギザギザの振幅を映していました。 普通は見ることの出来ないものなのですが、映画を作る様子を追った映画なので、わざわざこんなシーンを冒頭に持ってきたわけです。 アカデミー賞を受賞した傑作ですが、これを見ると”サウンドトラック”を目にすることが出来ますよ。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00008CPCR/sr=1-1/ref=sr_1_2_1/249-6537875-8753111
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光学再生と言いますが、可変濃淡型(フィルムの端にバーコードのような縞模様を記録)と可変面積型(心電図のようなギザギザ模様を記録)の両方式があり、この模様のところに映写機の光があたって、光の強弱を電流に変えてアンプで増幅して音に変える。 磁気再生と言うフィルムもありました。 http://cine8mmfilm.at.infoseek.co.jp/Dougu/projector.html#音声の再生方法の違いによる分類
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昔のは純粋な光学式で、フィルムのサウンドトラック部を見るとギザギザ紋様の音声データが見えました。映写機の出す光(多分スクリーン投影用と同じ)がサウンドトラック部を通過し、その光を映写機の音声読みとり装置が読みとり電気的な波形信号にして音声信号にし、そこからアンプとスピーカーを通して音が出ていたわけです。磁気テープ式より古いやり方です。 最近(といっても30年くらい前から)はフィルムの横のサウンドトラック部分に磁気テープが貼り付いている方式(カセットテープレコーダーと同じ)になっています。
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- ymmasayan
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フイルムの端っこの方にサウンドトラックという部分があって光学的に音声が 記録されています。 ここの幅によって音声を表現するのです。 光を当てて光の強さを電流に変えて増幅するわけです。 ↓サウンドトラックで見てください。
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