リアルタイムで聴いていた私にとって
YesとQueenとStonesは、全然別物だと思っています。
まあ70年前後、ロック(特にブリティッシュ・ロック)が大きな力を持ち
多様化した頃の、それぞれのカテゴリーの代表的なバンド
という感じですよね。
StonesはR&Bベースの、あくまでブリティッシュ・ロックの主流ですし
Yesは、アートロックの一派が後にプログレッシブロックと呼ばれるようになった
そのプログレの代表的なバンドですし
Queenはハードロックの、どちらかといえば際物視され
アイドル的に扱われたところから始まり
徐如に独自のポジションと評価を築いたユニークなバンドだと思います。
ただし3バンドとも活動歴が長く
音楽的に何度か変節点を迎えてますから
たまたま似たように感じた曲があったとしても
不思議ではないのかも知れません。
私は全然似てないと思いますが・・・
あるいは今の人が70年代前後のロックを聴くと
何かしら似たような空気感を感じることもあるでしょう。
次に、代表的なモノ。
YESはキーボードが何度か交代していますが
その度に少しづつ音が変わります。
評価を獲得したのは、キーボードにリック・ウェイクマンが参加してからで
中でも「FRAGILE」「CLOSE TO THE EDGE」が一番評価が高いんじゃないか。
あと、80年代に再結成してキーボードがトレバー・ホーンになりましたが
ここからは本当にポピュラーで特異性のないロックになりましたよね。
QUEENは、大きな評価は「オペラ座の夜」で獲得したんだけど
2ndの「QUEEN II」に、既にそのエッセンスは詰まっていると思います。
私は「QUEEN II」が好きです。
「世界に捧ぐ」からよりストレートなロックになってきたと思います。
Stonesは、いやストーンズに限らず
60年代前半はカバー曲が中心でしたから
各バンドがオリジナリティを発揮しだしたのは
70年前後なんです。
やはりBEATLESがREVOLVER、SGT.PEPPER'S~と世の中を驚かせていた頃が一番面白くて
大雑把に捉えれば
STONESなら「Let It Bleed」「Beggar's Banquet」
BEACH BOYSなら「PET SOUND」「SMILEY SMILE」
PINK FLOYD、KING CRIMISONが衝撃的なデビューを飾り
YARDBIRDSがJEFF BECK、ERIC CLAPTON、JIMMY PAGEを生み出して、って感じで
わぁ~、すごいな~。
ってコトで、この辺のアルバムが一番面白いと思います。
お礼
YesがQueenに似ているといわれたときに「おおーじゃあ聴いてみるか?」と思ったのですが、 We Will Rock YouがQueenの曲であると知ってやめとこう… と思ったのですが、やっぱり気になるので質問してみました。どうもありがとうございます。 そのときはThe Yes AlbumとGoing For The Oneをかけてました。 Yesの後期っていつ頃からなんでしょうか。さしつかえなければ教えていただきたいのですが…90125あたりでしょうか。 Queenは『Queen II』を、Rolling Stones は『Let It Bleed』を買おうと思います。 どうもありがとうございました。