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デジカメと光源
デジカメ撮影では光源が大切と聞きました。 昼間に太陽光を使って撮影する場合は良いのですが、夜間ですときれいに捕ることができません。 大きな建物の蛍光灯などの場合はそこそこきれいにとれると聞いたのですが、撮影場所が古い日本家屋の二階で非常に天井が低く、電気もぶら下げ式のペンダントタイプで、普通に生活していても暗さを感じるような部屋なので光源の必要性を感じています。 蛍光灯スタンドを購入しようと思っておりますが、デジカメの光源としてはどういった形のものがお勧めでしょうか。 また写真の明るさについて・・・ デジカメのモニタでみるとかなり明るい場合でも取り込むと非常に暗いということが良くあります。 こういった調節はみなさんどのように行っておられますか?
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デジタルカメラの光源としては蛍光灯の照明機材が最も適しております。ホワイトバランスも撮りやすく良好な絵が出来あがります。 その他の照明機材としては、ストロボなどを使った照明やタングステンライトを使った照明があります。 ストロボを使った照明機材はプロの方に多く使われていますが、総じて価格が高く最低でも灯具だけで10万円、スタンドやその他機材を含めると、1灯の灯りを灯すだけで20万円を越える価格になります。 うちの機材で合計すると数百万円に達しています。 タングステンライトを主とする照明もこれまでありましたが、照明器具の大きさや発熱量、フルカラー時の発色など問題も多く専用のフィルムを使う場合には良好な絵が得られましたが、デーライトを主体としたデジタルカメラの場合、求める色の成分がタングステンライトには含まれていませんので、実際の使用に関しては知識が無ければ苦労するでしょう。 蛍光灯を主体とする照明器具が最近はデジタル用として推奨されています、RGBそれぞれの色の主成分を持ち合わせ、また灯具や発熱量なども少なく基礎となるコストも少なくてすみます。 また一般的な用途の電気スタンドでも、この傾向がありますので、一般の方の家庭での写真撮影での照明機材としてはたいへん優れていますのでお勧めします。 光源の違いによる機材の選択は以上となりますが 先の暗くなってしまうというのは、カメラの設定を間違っているだけですから、照明の違い、照明の追加で対処出来る物だという短絡的な考えはお止め下さい。 まず、最近のカメラは自動で合わせるオートホワイトバランスの機能があります、緑っぽくなる蛍光灯照明の下でも、赤っぽくなるタングステン照明の下でも正常にカメラが機能しているのであれば、全て正常な色に写ります。 蛍光灯の下で照明が緑っぽいなんて感じませんよね?人間の目がその場の色に合わせて正常に見えるようにカラーバランスを合わせているのですが、カメラにも同様の機構が含まれています。 また、暗く写るのは暗い場所で必要な光の量を得る事ができる前にカメラがそれを途中で止めてしまうから、光の量が足りなくなって暗く写るのです。 その都度、カメラの設定を合わせてやれば、暗いペンダントライトの下であっても、それで部屋を照らし真下で本が読めるぐらいの明るさがあるのであれば、設定次第で明るく屋外で撮ったように写すことは可能です。 それから、タングステンライトを基調としペンダントライトと、蛍光灯を基調としたライトを二つ組み合わせるのはカメラは苦手です、どちらか片方に統一したほうが補正が1手順で済みますのでキレイな仕上がりになります。 2つを合わせると片方に合わせれば片方が悪くなり、と結果的に中途半端な補正となりキレイな仕上がりにはなりません。 普段の生活にも支障をキタすような照明であるならば室内の照明をサークラインなどを使った丸(輪)型の蛍光灯照明にする事が、室内を均等に照らす事ができる照明となります。 カメラのほうは、三脚に固定して夜景撮影モードなどに設定して、ファインダーの中央にだけ明るい部分が占めないように(平均的な明るさを持つ物を選んで)撮影をしてください、少しシャッタースピードが遅くなってしまいますが、それで昼間のような明るさで撮る事ができます。 デジカメのモニタとパソコンのモニタの輝度に違いがある場合は、デジカメのモニタの輝度を落としてなるべくモニタに合うよう調節しています(それができる機種に限りますが) 出来ない機種の場合は、何種類か露出の設定値を変えて数枚の写真を撮る事で対処しています。 モニタが明る過ぎてパソコンで見たら暗いのであれば、モニタで見える事は無視して、もっと明るくなるように撮っておきます。
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- eosman
- ベストアンサー率20% (23/112)
ANo.1 に追加です。 蛍光灯でも、良いみたいですね・・・ただし、シャッター速度を1/120~1/100秒付近で撮影すると、蛍光灯の「またたき」によって、上手く撮れないと聞いた事があります。
光源選びの基本的な部分ですが 1、光源の種類は同じものを選んでください。 2、光源の大きさは被写体よりも大きなものを選んでください。 細かく説明していきます。 ●光源の種類 まず「光」には特有の様々な色があります。 それは白い紙を写した時などに分かります。 太陽光では白が白に写りますが、同じ紙を裸電球の下で写した時は黄色に写ります。 同様に蛍光灯の下では緑色に、 また太陽光でも日陰では青く、朝や晩では赤く写ります。 そうした色の違いを調整するのがカメラの「ホワイトバランス」なのですが これは「ある色をある色に」変換するだけの機能です。 ですから例えば主光源が電球で補助光が蛍光灯の場合では 上から黄色い光を、横から緑の光を当てているの同じですから それがバランスよく混ざって当たっている場所ではホワイトバランスが効果を発揮しますが 片方の光しか当たっていない場所ではバランスがとれません。 ですから、光源の種類を同じにしなければ どんなに上手いライティングを施しても色のカブリは防げません。 もしご質問の室内で撮影されるようでしたら 光源が1種類になるように、他の光源をカットする必要があります。 ●光源の大きさ ご質問にあった「大きな建物の蛍光灯など」の場合では おそらく天井にいくつもの蛍光灯がついているはずですから それらをすべて含めた、つまり天井全面が「光源」となります。 対してペンダントタイプの光源では そこの1点が光源となりますから 被写体との比較で大きさとしては不足な場合もでてきます。 その場合、光源と被写体の中間の被写体寄りに トレーシングペーパーなどの光を透過して拡散できるものを置けば そこに当たった光が二次光源になりますから そのトレーシングペーパーのサイズが光源の大きさとなります。 そうすれば光が被写体を包み込むようになりますから 光が廻り込んで強い影も出ないようになります。 分かりやすい例えでは 晴れた日中では太陽という点光源で影が強く出ますが 曇りの日には雲が太陽の光を拡散して 空全体が光源になって影が弱くなるのと同じです。 ● 以上の2点を理解して撮影光源を選んでみてください。 たとえ蛍光灯でも、単一の光源ならホワイトバランスは有効です。 ただ、裸電球では補正しきれない場合があるようです。 住宅用の白色蛍光灯などがいいんじゃなかと思います。 もし被写体が小さなものでしたら 直径50~70センチくらいの丸いペンダントライトを選んで なるべく被写体に近付けて撮影すればいいです。 その場合は上からの1灯で充分ですから あとは白い発泡ボードなどで被写体の周囲を囲ってやれば 横からの補助光の代わりになりますし 光源の種類を気にする必要もなくなります。 ● 撮影して「暗い」と言うのは カメラの露出補正で対応してください。
- mizmiz
- ベストアンサー率45% (46/101)
照明についてはあまり詳しくないのですが、蛍光灯はホワイトバランスが取りにくいと思います。被写体にもよりますが三脚を使ってそのまま撮るか、電球系の照明でそれも間接光の方がきれいに撮れると思います。 モニタは実際の画像より明るめになっている場合が多いと思います(外で見やすいように)。もちろん、調整は可能な物が多いので調整すれば会いますが、全く同じというのは無理だと思います。 撮った画像の明るさのバランスがどうなっているかはヒストグラムというのグラフを表示する機能がほとんどのデジカメについていますので、私はこれで明るさが偏っていないかを判断しています。
- eosman
- ベストアンサー率20% (23/112)
補助光として蛍光灯は不適切と思います・・ホワイトバランスを設定しても、結果としてカラーが適切とは言えません。白色のタングステン電球の方がよろしいかと思います。 私は、三脚を使用して撮影をしています。ストロボは影が出るので 撮影対象によっては、使いません。 暗い室内の撮影・・眼で見たとおりの雰囲気で撮りたい場合と、写真として見られるように明るく撮りたい場合があると思います。 私のキヤノン 20D では、カメラまかせの露出設定では後者になってしまい、見た目よりも明るく撮れてしまいます。 薄暗い雰囲気を出したい時は、マイナスの露出補正をしています。 補正の量を変えて撮影しています。