- ベストアンサー
パニックルームの疑問 ネタバレ注意
ビデオでパニックルームを観ました。疑問が残ったので教えてください。 最後の方で犯人を倒して娘を助けるために、ジョディフォスターが鏡を割るシーンがあります。何のために鏡を割ったのでしょうか。 他の疑問は解決されたのですが、これだけは気になったままです。よろしくお願いします。
- みんなの回答 (6)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
借りましたよ、DVD。(^-^) また泣きました~。 まず、メグの目的は犯人を殺すことではありません。あくまでも娘を安全な状態にすることが目的です。実際、最終的に娘は、最も凶悪なラウールに掴まれていると分かりますが、そのラウールをメグがハンマーで振り払ったあと、メグはラウールが死んでいないのを確認した上で、娘の安否を確認します。もしもラウールを殺すのが目的なら、そんなことをしている場合ではありません。さっさとラウールを追って滅多打ちにする必要があるのです。ちなみに、それを殺す羽目になったのは、ラウールが再び襲ってきたからであり、つまり完全な正当防衛なのです。バーナムを傷つけなかったのは、彼があっさりと外へ逃げてくれたからです。 さて、話は戻って、鏡を割るシーンのあたりです。鏡のシーンの1つ前のショットで、メグは狭い廊下の両側にある戸棚を全部開けます。そのあとで鏡を割るのですが、鏡が割れると同時に鏡の両側に何個もついている電球の照明が一気に消えるんですね。そして、このあと、犯人たちは金庫を開け終えて、欲しいものを手にして、人質とともに外へと向かうのですが、メグによって、いろいろな扉に鍵がかかっていたりして、バスルームを通る道へと誘導されているのが分かります。そして、その間に、メグは別の電球を緩めて暗くするなどしながら、こっそり犯人の後方に回っていくのです。 以上のことからですねえ、見てるほうとしては、「鏡を割ったのは、合理的に暗くして、足元を悪くすることで、障害を増やし、ゆっくりと自分の位置を確保するのと同時に、犯人を不安にさせるのが目的だな」と、つい、自然に考えちゃうんですよね。犯人たちがダッシュで下に行ってしまったら、メグが後方に回る時間がなくなるし、負傷した元夫も咄嗟に参加できないだろうからって。そして、丁寧に見ると、「ガラスで音を出すため」という説も納得できますね。メグは犯人を見ることができないところに隠れているので、音で犯人の位置を確認するしかないわけですから。 ただですねえ、言われてみれば、何も鏡を割らんでもいいだろう、という気はしますね。犯人が金庫を開ける時間との争いがあったとはいえ、バスルームの電球を1コ1コ緩めれば済むことだしね。 ただ、鏡が光を反射することや、ガラスによって犯人たちの不安を煽る効果を考えると、やはり鏡は有効だったようには思います。でも、一番の理由は、映像として面白いからだと思いますけど。 まあ、もう一度見てみてくださいよ!
その他の回答 (5)
- ucok
- ベストアンサー率37% (4288/11421)
「お礼」を拝見しました。ふーむ。なれば、鏡を割ったのは、やはりガラスを散らすためであるのかもしれませんね。 それが善人探しや音出しを目的にしているかどうかは、私としてはいまだに「?」なのですが、自分の足が血だらけになってまでガラスを散らしたメグのド根性母さんぶりや、ガラスの存在によって、娘や犯人の行く末が変わっていくのは間違いなく大事なポイントであり、早い話が、「ガラスを床に散らすのは映画上、必須」であったわけですよね。 であれば、しょぼい裸電球よりも鏡のほうがダイナミックであろうというのは、映画セットを見た誰もが思ったはずでしょう。というか、人間、ハンマー持ったら、まず鏡を割りたくなると思いますし(ニンマリ)。 まとめますと、「鏡を割ったのはガラスを散らすため→ガラスを散らしたのは、自分は捨て身だからどうでもいいけど、犯人の動きをにぶくするため」だというのが私の推理です。 もう少し深読みすると、犯人には、娘に注射をするほどの人情が残っていると見たメグは、ガラスがあれば歩きたがらない娘の性格を知った上で、そんな娘を犯人が抱きかかえて動きが遅くなることに賭けていたのかもしれませんね。要するに、いかにも不器用に生きていそうなメグ。最後には、トリックよりも、お母さんとしての洞察力で勝ったのでは?? しかし、あの映画、わけあって、かなり丁寧に見たんですが、なぜ鏡に違和感を感じなかったんだろう?? 余談ですが、銃を握らせたカラクリが陳腐なのはどうでもいいと私は思っているんです。所詮は素人のメグだから、あまり複雑なトリックを思いつかれてもなあ、という感じだし、逆にあれは、原始的なトリックなだけに、素人の苦肉の策かげんが表れているし、何よりも、父の献身ぶりと(ていうか、あの負傷で、よくもまあ、あんなことができたこと)、母の火事場をうまく出していたと思いました。別れても人は結びついている。。。
- ucok
- ベストアンサー率37% (4288/11421)
再々登場です。ちょっと、この推理ゲーム、おもしろくなってきました(笑)。 >メグが待機している場所はそもそも鏡には映らない場所なんですよね。 でも、それなら、家じゅうのカメラを割る必要なんてないんですよ。今後、どんなチェイスに展開しようと、どこからも見られないようにカメラや鏡を破壊したんじゃないかと思うんですけど、ビデオ見てみてどうですか? 私は持ってないんで。 そもそも、この物語は、誰もいないガランとして屋敷が、しかも、外部とも接触を持ちにくい屋敷が、実は、ありとあらゆるところから監視可能であるところに不気味さがあるわけですよね。まるで、元の居住者だった人間不信の老人の亡霊を見るようです。そして、その家のカラクリを、ついに逆手にとったメグの「パニック状態における火事場のバカぢから」と、「実は(隣のデブも含めた)外部は頼りになる」ことを示すラストが見ものだったような気がするんで。 ちなみに、この映画、当初の脚本には、鏡を割るシーンがなかったんです。でも、バスルームの電球を割って、そのガラスが床に飛び散るんです。電球を割るシーンはビデオにありましたか? ちなみに、当初の脚本で電球を割った目的は、真っ暗にして視界を悪くするためだったようで、犯人が暗闇で模索する描写があるんですけど。
お礼
たびたびありがとうございます。警官がどうして犯人がいることを見抜いたか、とか最後のメグの表情が意味しているものは、などは皆さん色々推理しているようですが、鏡を割ったことについては、あまり気にとめる人がいなかったようで。。のってくださって嬉しいです(^_^;) メグの作戦というのは、銃をもった夫に犯人が気を取られている隙に、ハンマーで後ろから殴り倒すというものですよね。期待させた割には陳腐なアイディアだなぁとちょっとがっかりしていたのですが、鏡を割ったところに実はこの作戦の意外性が隠されていたとしたら納得です。 家中のカメラを割ったのは、夫に銃を渡していることやメグが隠れている場所をパニックルームの中にいる犯人に悟られないようにするためですよね。そしてその後にメグは鏡を割ります。 電球は割るのではなく緩めていました。部屋を暗くしたのは、メグがハンマーを持って近づいていった時に気付かれてしまうからです。 問題は、メグが待機していたのは1階で鏡があるのは2階だということです。場所的にどう考えても鏡を割る必要がないのです。 ビデオを返してしまったので確かめることはできませんが、気になって何度も見たので確かだと思います。ぜひ、もう一度ビデオを見てください☆
- reversal
- ベストアンサー率35% (14/39)
手元にビデオ等がないので質問者さんの文章による推測ですが、「足音が大きくなるように」だと思います。 破片を踏めば普通の時よりも音が大きくなります。 そうすれば直接見なくても犯人が出てきたことがわかりますよね。
お礼
回答ありがとうございます。友人も、音を出すためと言っていました。でも、ビデオを再度、確認すると、メグは犯人達た出てくるのを、じっと待って見ているんですよね。だから足音は特に必要ないと思われます。また、娘が裸足でいることを知っていながら、床にガラスをまき散らすような危険なことをするのかと疑問に思いました。犯人は、2回、娘に「ガラスに気を付けて」と注意をしています。そしてそれをメグは見ています。この辺りは怪しいと思って推理をしてみました。よかったらもう一度、ビデオを見てみてくださいね☆
- ucok
- ベストアンサー率37% (4288/11421)
ああ、はい、はい。と言いつつ、私もうろ覚えなんですが、自然に考えて、うっかり鏡に自分(たち)が映ると犯人に自分たちの居場所や行動がバレるからじゃないでしょうかねえ。要するにビデオを破壊した理由と同じです。 ちなみに、「やさしい犯人を見極めるため」説は、私としては、ちょっとピンと来ないです。そういう映画でもないような気がするし、だいいち、抱くかどうかで注射の主を判断して人殺しに踏み切るメグではないし、だいいち、殺すのが目的ではないし、相手によって殺す、殺さないを分けられるほどの腕もメグには、ないと思います。 ところで、この映画、不評ですけど、私は大好きなんですよね。
お礼
ありがとうございます。私もハラハラドキドキ楽しめました。鏡に映らないように、というのは私も考えたんですが、ビデオで確認したところによると、メグが待機している場所はそもそも鏡には映らない場所なんですよね。なので、違うと判断しました。
- ucok
- ベストアンサー率37% (4288/11421)
回答がないようですが、そんなシーン、ありましたっけ? どのへんですか? 警官が玄関に来る前とかあととか、元夫が来る前とかあととか、というふうに書いていただけると助かります。ビデオカメラを割ったんじゃなくて?
お礼
終盤、犯人と娘がパニックルームに入っていて、ジョディフォスターがビデオカメラを割った後です。洗面台の鏡をハンマーで割り、夫に銃を持たせて待機します。その後、犯人がパニックルームから出てきて、割れた鏡の破片を踏みながら下へ降りてきます。 娘は裸足なので、一人の優しい方の男が「ガラスに気を付けろ」と言って娘を抱きかかえてあげます。 回答が寄せられなかったので自分なりにあれこれ解釈しました。ジョディフォスターは、どちらが娘に注射を打ってくれた優しい犯人であるかを見極めるために鏡を割ったのでは、と思いました。ガラスを踏まないように娘を抱き上げてくれた犯人は殺さなくても大丈夫と判断したのだと思います。ジョディフォスターの力ではどちらか一人の犯人しか倒すことはできませんから。それがジョディフォスターの言った「賭(たしか)」の台詞の意味だと思います。 あまり印象に残らないシーンであるようですが、もし私の解釈が正しいとするなら、この映画で1番重要なシーンだと思うのですが。。深く考えすぎでしょうか。 もし他のご意見がありましたらお願いします。
お礼
ありがとうございます。犯人の動きを遅くするためという理由も考えました。でも、犯人の理由を遅くする必要性があまり感じられないのです。というのも、犯人が一階に降りてきた時を見計らって、夫が手元のスイッチを入れ自分のいる場所だけライトをつけ銃を構え、それを見た犯人は動きを止めます。たとえ、犯人が普通に歩いてきたとしても、銃を向ければ同じように動きを止めたでしょう。犯人がパニックルームから出てくる前に準備は完了していたわけですから、犯人の動きを遅らせる必要も特にありません。また、部屋は暗闇ですから、ガラスがなくてもそんなに犯人が機敏に動くことはできなかったと思います。もう一度ゆっくり見てみてください(>_<)それにしても夫の献身ぶりと妻の夫に対するクールさが対照的でしたね。ま、娘がいながら他の女へ走った夫ですから当然といえば当然ですけど(^_^;)
補足
お礼を一文書き間違えました。正しくは「犯人の動きを遅くする必要性」です。