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LDが以前より映りが悪いように感じるが
今もレーザーデイスクプレイヤーで、LDを鑑賞していますが、どうも昔に比べて映りが悪いように感じます。以前は、ソニーのプレーヤーで視ていましたが、壊れてしまって、今はパイオニアのDVD兼用機で視ています。LDソフトに因る差違も認めますが、昔はもっと良く映っていたのにと思うのです。(ソニー、パイオニア共に良く映らないと感じる)技術の進歩は目覚ましく映像技術が進歩し格安のテレビと十数年前の最先端のテレビと比較しても格安のテレビが良く映るように感じるのと同じなのでしょうか?
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LDの劣化は明らかに存在します。 私は1994年にLDプレーヤーを購入してから、以来LD終焉の2002年まで、 数千枚のLDソフトを購入しました。 数量が多いのは、初期のLDは、アルミ層の蒸着不良で酸化膜が形成され、読みとり不能 両面接着の部分が自然にはがれて再生不能、が多数発生したからです。再発売時のリマスター版を買い直し。 だから所有量がふえました。 不良状態が表立ってきたのは1987年頃。 スノーノイズ(しろいチラチラ)が多く発生しました。 特定メーカーの特定シリーズが同時期に異常をきたし、 パイオニア・バンダイ・ソニー・東芝など、LD発売メーカーに次々に連絡をいれ、 状態検証してもらいました。 はじめは「そんなバカな」という言い方だったのですが、 自宅にまできて貰い、パイオニア社の当時最高級機種を使い、数年前に購入したものの未開封のディスクをサンプルに選びました。 それをメーカーサービスマンの目の前で開封し、再生したら、案の定スノーノイズが発生したので、対応が変わりました。 この時の検証報告で、一部のプレス工場で作った特定ロットのものはアルミ蒸着がうまくいかなかったようだ、 アクリル版を両面貼り合わせの時に空気が混入してしまい、酸化膜が形成されてしまった。 と回答がきました。 現在の(1987年)プレス行程では技術的に克服されていますのでご安心ください、との事。 しかし、それ以後もポロポロ発生していますね。 LDは購入直後は鮮やかでも、10年くらい過ぎると白っぽくなる盤は存在します。 アクリルは吸水性があるので、空気中の水分を吸ってしまいます。 アルミ蒸着部まで届いてしまうと酸化が始まります。 いま現在でも、私が所有するディスクでは、劣化が認められるもの、気にならないもの、まだ綺麗に再生できるもの、と分かれます。 LDは半永久的という20年以上前のキャッチフレーズは見事にうち砕かれた、と思っています。 しかし、LDは記録が未圧縮のアナログなので、圧縮デジタルのDVDより、細かい動きの再生能力は高く、この点は今でも非常に優れていると感じています。 ご質問者さまの感じる、「昔はもっとよく映っていた。」 それは事実です。
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- kogechibi
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お詫び。私のLD初購入は1984年。タイプミスです。 極めて初期から所有しています。
お礼
ご丁寧に有り難う御座います。
- sam96
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LDのディスク自体が経年劣化する事は、他の皆さんがおっしゃられているので 省略しますが、質問文の最後方のテレビの話から「もしかしたら」と思いました。 過去に画質が良く感じたテレビはバブル期のブラウン管テレビで、現在使用している テレビは液晶タイプだったりしませんか? ハイビジョンタイプの液晶テレビで ハイビジョン映像を観る分には綺麗に映し出されますが、大半の液晶テレビは ブラウン管よりも画質が劣ります。またブラウン管テレビ自体も、現行製品は かつて程の手の込んだ作りになっていませんので、その辺りの理由もあるのでは ないでしょうか?
お礼
ご回答有り難う御座います。私はプレーヤーは最初ーソニーの専用機、次にソニーのコンパチを使用していましたが、2,3年前ソニーのコンパチ機が修理不能になり現在パイオニアのDVD兼用機を使用しております。デイスプレイは、最初は、パイオニアのモニターSD26を使用しておりました。その後、ソニーのプロフィールプロKX-27HV2で視ておりましたが、これも修理不能となり、昨年松下のTH-28D65ブラウン管ハイビジョンに変えております。KX-27HV2で視ていた後半は、何となく映りが悪いと不満は持っておりました。貴方のご指摘の液晶ではありません。液晶はハイビジョンを主に視るならば、良いかも知れませんが、現行のアナログ放送やVHSや8mmビデオデッキを視るため敢えて、ブラウン管としました。電気屋の展示は見栄えが良いようにハイビジョンの映している展示機が多いのですが私はこれには、賛同出来ません。液晶はコピーしたような画の感じですね。 ほとんどが中古LDです。特に初期に製造されたものは、電波状態の悪いところで視ているテレビ放送のようです。
- equrea
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LD自体にも劣化は起きますが保存状態がよければ100年持つと最初の触れ込みでした。実際はそこまで持ちませんがアナログ信号をデジタル記録しているので0か1の符号さえ読めればいいので板そのものの劣化は考えなくてもいいと思います。 それよりも最近のテレビ(受像機)の性能向上が上げられます。その結果、レーザーディスクのデーターの粗さが暴露されている傾向もあります。LDは知っても通り水平解像度400本程度の画質ですから最近のテレビだとどうしても見えなくていい部分まで見えてきてしまいます。ノイズもその一つです。昔のCMではないですが「見えすぎちゃって困るの」って話ですね。 もう一つノイズの原因がLD機器本体のピックアップの汚れが上げられます。非接触のレーザーディスクのピックアップですが空気中のホコリが煤のように膜を作ることがあります。市販のレンズクリーナーでもいいですし、筐体を開けてレンズを拭くだけで見違えるように画質が良くなることがあります。
お礼
本当に詳しいご回答恐れ入りました。ほとんどが中古LDです。特に初期に製造されたものでしょう、「アラビアのロレンス」は電波状態の悪いところで視ているテレビ放送のようです。比較的に今も良いのは、新品を10年前くらいに買ったピンクフロイトの「光」や「ランボー怒りの脱出」などです。ピックアップの掃除の問題も少しはあるでしょが、2,3年前まで使用していたソニーのCDとの兼用機(修理不能に付き廃棄)も修理した直後も映りはよくありませんでした。
レーザーディスク、CD、DVD等の光学ディスクの記録面は量産品でも自分で焼いた品物でも必ず劣化していきます。 量産品の場合は、極薄の記録面のアルミ材が酸化してレーザーが読みとる反射率が変化してしまうためです。ポリカーボネイト(CDのアルミ記録面を保護する表面の材質)は実は年単位の長期間では空気中の酸素や水を通してしまうのです。それで程度の差はあれ、CD、LD、DVDは必ず劣化してしまうのです。 データ面の劣化はデジタルデータならエラー訂正機能(何重にもなっている)が働く間のデータ劣化は問題なく読みとります。LDの映像データはアナログデータなので機械はデータ溝がトレース可能な限りデータを拾って映像化しますが、それは年を経るごとに劣化していくのです。 数年前日テレの特命2000Xでやっていました。「えー!うそ!」と思っていましたが、まもなくうちにも横から水平に雨降りする(劣化LDの特徴)LDがたくさん出てきてそのうち読めないCDまで出てきました。本当でした。 ここだけの話ですがLDにはコピープロテクトはかかっていないので、今のうちにDVDレコーダーかパソコン+ビデオキャプチャボードでバックアップしておくと良いです。自分で作ったDVDのバックアップは簡単です。(くれぐれも自分で楽しむ範囲内で) ちなみに自分で焼くタイプのヤツは熱や紫外線なんかにも弱いそうです。
お礼
早速のお返事有り難う御座いました。私が、LDを購入した凡そ20年前は、半永久的?写真の100年プリントと同じように捉えておりその考えが抜けておらず、おかしいおかしいと思っておりました。私は、磁気テープ類は、あまり保たないだろうとあてにしておりませんでしが、光学式のものは、それなり信頼しておりましたが。CDよりLPレコードが意外に長持ちするかも知れませんね。コンクリート建築より、本当の木造建築の方が長持ちすると一緒じゃないですかね。
- Ultramanvaio
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LDは半永久的な物ではなく劣化します
お礼
一番のお答え有り難う御座いました。半永久的と言う嘘の宣伝?に洗脳されたままだったのでしょう。
お礼
本当に詳しいご回答恐れ入りました。私はソニーの専用機、次にソニーのコンパチを使用していましたが、2,3年前ソニーのコンパチ機が修理不能になり現在パイオニアのDVD兼用機を使用しております。デイスプレイは、最初は、パイオニアのモニターSD26を使用しておりました。その後、ソニーのプロフィールプロKX-27HV2で視ておりましたが、これも修理不能となり、昨年松下のTH-28D65ブラウン管ハイビジョンに変えております。KX-27HV2で視ていた後半は、何となく映りが悪いと不満は持っておりました。考えてみれば、貴方のご回答は正に当てはまります。 ほとんどが中古LDです。特に初期に製造されたものは、電波状態の悪いところで視ているテレビ放送のようです。