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写真の現像と店の技術!
フィルムを現像するときに、ネガから写真にする場合は店の技術によって出来が違うと思いますが、ネガ自体の処理に差はあるのでしょうか? あと、写真の焼き増しを依頼するときに、出来たものが気に入らない(イメージと違う)ときって、再度焼いてくれるものですか?
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写真店のフィルム現像機、プリンターのメンテナスをしています。 >ネガ自体の処理に差はあるのでしょうか? 自動現像機がネガ現像は行うので技術的差はありません。 しかし、日々の管理の差はあります。 これは第三者には判断しにくい内容です。 判断基準の一つは流行っているお店の現像はそれなりに安心です。 フジ系の写真店ならば品質コンテストで優秀店と認められたお店です。 一番安心なのは総合ラボ(各県に1件はあります。)、プロラボと言えます。 優秀なお店でもまたプロラボでも事故は無いとはいえません。 プロのカメラマンは可能な場合2台のカメラで撮影します、1本だけフィルムを現像に出し問題が無ければもう1本は破棄するそうです。 これはカメラの故障、現像時の事故を想定しているようです。 PCデータのバックアップと同じ発想ですね。 >気に入らない(イメージと違う)ときって、再度焼いてくれるものですか? ほとんどの写真店では焼きなおしてくれます。 ネガフィルは補正範囲が広いのでかなり理想に近いプリントに近づけることが出来ます。ただ、アンダー(露光不足)の場合は難しくなります。 写真館(ほとんどがネガフィルムを使用)は多少オーバー(露出オーバー)気味にした撮影もするようです。 しかし、しっかり撮影されたフィルムをしっかり整備された機器で現像、プリントする場合ほとんど補正する必要はありません。 ご自分の腕に自身があれば補正無しでプリントして貰って下さい。 特に意図的に逆光で人物をシルエットで表現したいと思っても多くの写真店は何とか人物がそれなりに現れるよう補正してしまいます。(どこかの最新デジタルプリンターのように。) 表現者としては余計なお世話ですが一般の人はそれを期待するのだから仕方が無いようです。 あるプロカメラマンから聞いた話ですが、彼はリバーサルフィルム(補正範囲がネガより狭いがプリントは鮮やか)を常用していてフィル現像後プリントはとりあえず1枚だけしてもらい。予想していた画像と違った場合。多少反省をしつつ現像所(プロラボ)に補正値を指示、他のカットも同じ補正でプリントしてもらうそうです。カッコイイですね。 カメラ、レンズ、フィルムの特性癖、そして現像所傾向が解れば撮影時の露出で仕上がりはだいたい想像できるそうです。 プロの話は理想として。あなたの好みにあった写真店を見つけるのも大事かもしれませんね。 尚、 一般的写真の技術本はリバーサルフィルム(スライドフィルム、ポジフィルムとも言います。)の使用を前提に書かれています。 一般の写真店はリバーサルフィルムの現像は管理が難しいので総合ラボ、プロラボに依頼してます。
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- sionn123
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innocentboyさん こんばんは フィルム現像または同時プリントの場合、しっかりした値段を取る所と現像代0円(プリント代のみ)と言う所と値段の差が様々ですよね。この値段の差はどうして起こるのでしょうか?? 少し難しい話をするとフィルムを現像する現像液は、通常の使い方では5~10本は現像出来ると言われています。実際には5~10本現像出来ると言っても、化学反応で行なう現像ですから1本目と5本目では現像液の能力が同じなわけが有りません。徐々に能力が落ちてしまいます。従って例えばプロラボ等しっかりした値段を取る現像所では、せいぜい5本位現像した段階で新たな現像液に交換して現像しているんです。使い古しの現像液は捨てていると言う事です。 ところで現像代0円(プリント代のみ)と言う現像所の場合は、プロラボ等が捨てる現像液を低価格で買ってきて使っているんです。つまり能力の落ちた現像液を使って処理している事になります。今は#1さんが言われる通り誰でも使える自動現像機での現像ですが、使う現像液がくたびれていればくたびれたなりの物として仕上がって(つまり極端に言えば色が正しくなく)しまいます。ですから技術云々ではなくて、値段と考えると良いかもしれませんね。値段の高いところは、現像液もよりまっさらに近い物を使っていると考えて結構です。従って色も正しく仕上がります。 焼き増しに付いてですが、プロラボ以外(街場のカメラ店)だったら現像所のミス以外は再度焼いた物は正規の値段を取られると思います。プロラボの場合は値段が高いという事としっかりした技術を持った人が処理する為、色々な指示にも対応して頂ける上に指示通りに出来上がらなかった場合は無料で再プリントが可能です。それだけ自信を持って処理する所がプロラボなんです。ちなみにプロラボとは、主に私たち写真を仕事にしている方が出す現像所の事です。
- 0556hayabusa
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写真業界の関係者です。 【フィルムの現像】 撮影したカラーネガ・フィルムを現像する場合、大抵のお店の場合はミニラボと呼ばれる機械のフィルム現像機で現像します。 この機械は、パートのおばちゃんでも扱えるフルオートなので特に現像する際の技術は必要とされません。 但し、そのお店の保守管理(薬品の補充状態や液温の管理)が、ずさんな場合は若干ですが良くない場合が有ります。 【焼き増しプリント】 これも、オートのプリンターで焼くのですが、こちらの方は、カラー補正やネガの濃度補正等の技術が要求されます。 経験豊かなプリンターのオペレーター(ミニラボでプリントする人をこう呼びます)が焼くと、機械まかせにせずに自分の判断でカラー補正をかけたりして綺麗な写真を焼きますが、ズボラなオペレーターだと補正も何もせずに機械まかせにして焼いてしまいます。 >再度焼いてくれるものですか? 普通の写真屋さんならば、原本の見本をつけて、 「これと同じにしてください。」といえば、再度プリントしてくれると思いますが、安さをウリにしているようなお店では受け付けてくれないかも知れません。 ある意味”安かろう悪かろう”がウリなので。。。