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カード?それとも銀行開設?

今月末からシドニーに留学しようと思っています。そこでお金をどうしようか悩みに悩んでるんです…。国際キャッシュカード(三井住友)とVISAカードではどちらの方がお得ですか?またANZもよく名前を聞くんですが、レートの面から言っておすすめですか? カードを作るなら期間的にギリギリらしくて焦ってしまって。。。教えてください!よろしくお願いします(><)

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  • Umada
  • ベストアンサー率83% (1169/1405)
回答No.5

海外にお金を持っていく場合や海外でお金を使う場合、その主な手段には以下があるのはご承知の通りです。(VISAカードとおっしゃるのはクレジットカードの意ですよね) (1)国際キャッシュカード (2)クレジットカード(ショッピング) (3)クレジットカード(キャッシング) (4)現地口座開設+国際送金 (5)トラベラーズチェック (6)現金 資金準備法の有利不利は、銀行間取引レート(新聞やテレビで発表されるレートが通常これ)に対し、マージンや手数料でどの程度の目減りするかで評価できます。 (1)の国際キャッシュカードですが発行元によって計算方法が多少異なります。三井住友銀行発行の国際キャッシュカードの場合は ・VISAインターナショナルが定めるレートに3%加算+1回あたり200円 です[1]。「VISAインターナショナルが定めるレート」がいったいいくらなのかが気になると思いますが、これは銀行間取引レートと同じと考えて頂いて結構です。銀行間取引レートとの乖離は通常0.4%以内です。 1日の引き出し限度額は三井住友の場合20万円(ATMによってはさらに低いこともある)ですから、20万円を一度に引き出したとして、銀行間取引レートからの目減りは3.1%ということになります。1回の引出し額が2万円なら目減りは4%と少し大きくなります。 シティバンク銀行発行の国際キャッシュカード(バンキングカード)は、利用額を所定のレート(銀行間取引レートと考えてよい)でいったん米ドルに換算、3%の手数料を乗せた上で米ドルの対顧客電信売りレート(TTS、米ドルの場合は銀行間取引レート+1円)で日本円に換算した額が引き落とされます。目減りは3.8%程度です。 (2)のクレジットカードによるショッピングですが、VISAカードであれば ・VISAインターナショナルが定めるレート+手数料1.63%加算 の額が日本の銀行口座から引き落とされます(カードによっては手数料は1.60%)。目減りは手数料分の1.63%と考えればよく、大抵は一番お得な方法です。 ところがオーストラリアではちょっと落とし穴があります。クレジットカードを利用するとクレジットカード会社は「加盟店手数料」というものを徴収します。この加盟店手数料はその名の通り店側が負担するのが普通なのですが、オーストラリアの法律では顧客に負担させることも認められています。 加盟店手数料の額は条件によってさまざまですが3~7%と言われます。これの負担が加算される場合、クレジットカードはむしろ不利な支払い方法になります。クレジットカードでショッピングされるなら手数料負担の有無を予め確認されることをお勧めします。 (3)のクレジットカードによるキャッシングは使い方によっては有利な方法です。例えばVISAなら引落し額は ・VISAインターナショナルが定めるレート+利息 で計算されます。利率は月2.5%弱です。利用日から支払日までは最短20日くらい/最長55日くらいですので、利用額に対し1.7~4.6%ほどの目減りがあることになります。小額だけ現金が欲しい場合に便利ですが、1か月の引き出し限度額が10万円(あるいはそれ以下)しかない場合もあるので、資金をこの方法だけに頼るのは危険です。 一部のカードでは繰り上げ返済が可能で、その場合金利負担は減らせます。 (4)は半年や1年といった長期滞在に向く方法です。ANZ銀行であれば日本で口座開設できます[2]。ただしANZでは口座開設手数料と外貨送金手数料とで1万円近くかかるので、50万円や100万円といったまとまった額でないとメリットが出てきません。 送金時に円→豪ドルの換算に使われるレート(TTS)は、1豪ドルあたり銀行間取引レート+2円です(ANZの場合)。これに口座開設手数料と外貨送金手数料を加算すると、100万円を送金したとして目減りは3.3%といったところでしょう。レート的には特段お勧めするほどではありません。 (5)トラベラーズチェック(TC)は、発行時のレートが1豪ドルあたり銀行間取引レート+2円~2.5円(送金と同じ)で、これにTC発行手数料1%が加算されますので、全体の目減りは3.3~3.9%程度です。このほか現地の銀行で現金化する際に手数料がかかることがあります。 シティバンク銀行に口座をお持ちなら豪ドルTC発行時のレートは1豪ドルあたり銀行間取引レート+1円、TC発行手数料は無料ですので、銀行間取引レートからの目減りは全体で1.2%で済みます。 ただしシティバンク銀行の場合、口座残高が一定の基準を下回ると口座維持手数料がかかるので(*1)、ある程度のお金を預けておける人にのみ向きます。また日本国内のシティバンク銀行支店は偏在しており、近くに支店がない場合はTC利用は難しくなってきます。 (6)豪ドルの現金で持ち込むのはレートが悪いですし(日本で両替すると円→豪ドルの片道で10%以上の目減りがある)、盗難や紛失のリスクを考えると避けるべきなのは自明です。どうしても心配なら当座の現金として100豪ドル程度準備すれば十分でしょう。 【結論】 資金を準備する方法はいくつかありますが、豪ドルの場合はどの方法にしても、銀行間レートからだいたい3%程度の目減りがあると考えれば良いでしょう。 いずれにしても一つの方法に頼るのは危険で、複数の方法を準備しておくのがうまいやり方です。[3,4]のページなども参考にしてみて下さい。 [1] http://www.smbc.co.jp/kojin/sonota/cash/index.html [2] http://www.anz.co.jp/open_acount/about_op_koza.html [3] http://www.ryugaku.com.au/GenchiInfo/exchange.htm [4] http://www.ryugaku.com.au/GenchiInfo/bank.htm *1 外貨預金で20万円以上、または外貨と円貨合計で50万円以上のどちらかを満たせば免除

参考URL:
http://www.anz.co.jp/open_acount/about_op_koza.html, http://www.ryugaku.com.au/GenchiInfo/exchange.htm
kupiribbon
質問者

お礼

すごく詳しくおしえていただいてありがとうございます!!助かります☆ ほとんどクレジットを使おうと考えていたんですが、クレジットの落とし穴も参考になりました! ところで(3)のクレジットカードでのキャッシングというのは、普通のVISAカードで海外でお金が引き出せるというものですか?全然知識がないのですいませんが教えてくださいm(__)m

その他の回答 (4)

  • tabizaru
  • ベストアンサー率11% (172/1454)
回答No.4

留学ってどの位の期間ですか? 一年以上なら銀行開設が有利でしょう。 何れも一度は円-豪ドル変換損が出ます。 キャッシング(国際キャッシュカードも含め)、CC等も手数料が加算されます。 口座開設なら預け入れ期間中少なくとも利子が付きます。利子、税金がどの位か知りませんが。 方や利子がつく、他は手数料を取られるどちらが良いかは明快ですね。 ただ銀行開設しても何度も送金したら送金手数料が高いので利子どころでは有りません。損です。

kupiribbon
質問者

お礼

9ヶ月の予定です。送金手数料はホント高いですよね…。回答ありがとうございました☆

  • raimugi26
  • ベストアンサー率13% (18/134)
回答No.3

日本の御両親が送金してくるのなら 「セゾンVISA」がお徳かと思います。 スピード発行できて年会費無料です。 キャッシングになりますが、$現金引き落とし後(引き落とし手数料無料)、国内にあるセゾンカウンターにいけば引き落とした分円払いで繰上げ入金できます。3日後に入金すれば3日分の利子で済みます。 (利子は1万円で一日あたり約7.5円) 支払いは後なので口座に残高が無くてもOKですし 、最寄のセゾンカウンターで支払うだけなので銀行送金する煩わしさもありません。 レートはVISAのレートなのでお得です。 セゾンカウンターが近くに無いと意味ないですが・・・

kupiribbon
質問者

お礼

セゾンVISAなんてあるんですね!今少し調べてみたら、たくさんカードの種類があってビックリしました。近くのカウンターに行ってみます☆どうもありがとうございます!!

  • jayoosan
  • ベストアンサー率28% (929/3259)
回答No.2

>国際キャッシュカード(三井住友)とVISAカードではどちらの方がお得ですか? クレジットカードではなく、国際キャッシュカードのことでしたら、日本の各銀行が世界の2大ATMネットワークと提携しています。 その2つとは、VISAカード系のPLUSマーク、Masterカード系のCirrusマークのATMです。 三井住友の国際キャッシュカードはVISAと提携して、オーストラリアのPLUSマークもしくはVISAマークのついたATMで、現地の現金を引き出せます(カードの裏にマークがあるので確認してください)。 引き出すと、日本の口座からその分の日本円が瞬時に、あるいは数日後に減ります。 その他、新生銀行のキャッシュカードもVISA/PLUSと提携しています。 レートは 三井住友の国際キャッシュカード/VISA・PLUSは >VISAレートに3%を加算したレート+1回あたりの引き出し手数料200円 新生銀行は >>VISAレートに4%を加算したレート(1回あたりの引き出し手数料はなし) それぞれエクセルでドルで比較してみると、 1回あたりの引き出し額が日本円で約2万1千円分以下なら新生銀行が安く、 2万1千円分以上引き出すなら三井住友の国際キャッシュカードのほうが、安いです。 実際には現地のATM手数料なども加わったりもしますので、きっちりとはわかりませんが、小額を毎回引き出すなら新生銀行のほうが安いです。 ただ、留学するなら数ヶ月であっても現地の銀行口座をつくったほうが便利かもしれません。 新生銀行は24時間いつでも引き出せますが、他の邦銀では夜は引き出せなかったりもあります。 現地は(というか日本以外は)24時間いつでもどこでも引き出せることが多いので、現地の口座とキャッシュカードもあると便利です。 ちなみにクレジットカードはキャッシングですので、金利を取られます。 1ヶ月半後の支払いだと、やはり3~4%くらい取られます。

kupiribbon
質問者

お礼

詳しく教えていただいてありがとうございます!!参考になりました!クレジットが金利をとられるなんて知りませんでした(*_*)

  • biwako1215
  • ベストアンサー率13% (177/1302)
回答No.1

迷うことはありません。 両方作って、機に応じて使い分かるのが 一番賢明な方法でしょう。

kupiribbon
質問者

お礼

ずばっと言っていただいてありがとうございました。選ぶ事に必死で両方作れるってことを忘れかけてました;思い切ってみます!

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