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20年前の大型スピーカーの性能
中古のスピーカーを探しているのですが、80年代の大型スピーカーは 音質的にはどうなんでしょうか? YAMAHA NS-500やNS-200等。 今メインスピーカーにはYAMAHA NS-10MTを使っています。 ランクアップを考えていますが、20年前の大型スピーカーは 買う価値があるでしょうか?
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毎度のようですが、Yorkminsterです。 さすがに20年も昔の製品となると、今さら感が出てきます。ウレタンエッジのものだと耐久性に問題がありますし、わざわざ修理して使うなら新しいものをポンと買った方が良いのではないでしょうか。 現在はコンパクトなスピーカーが増えていますが、大きさは特に問題とはなりません。 低い音を再生するためには、ユニットの口径を大きくする必要があったため、一昔前のスピーカーは大型のものが主流でした。また、磁石やコイルの設計上、振動板は軽くなければ満足に駆動できませんでした。この相反する条件をクリアすることを謳って、大口径だが軽くて剛性が高いということをアピールするスピーカーが数多くありました。 現在は、口径を小さくする代わりに、振動板を重くしたり、ストローク(前後運動の幅)を大きくしたり、密閉やバスレフに替わるエンクロージャーの方式を採用したりして、小口径でも十分な低音再生能力を持たせようとするのが一般化しています。 (もちろん、大口径であるほど豊かで相似形の低音が再生できることに違いはありませんが、スペースファクターも考慮すれば小型のスピーカーでも十分に楽しめる音にはなる、ということです。) くわえて、低音低音と言いますが、実際に低い音が再生されていなくても、その倍音に当たる音が過不足なく再生できていればあたかも低音が鳴っているかのように聞こえ、逆に倍音が乱れていると低音が濁って聞こえますので、ウーファーさえデカけりゃ良いというのはまったくナンセンスなのです。 ちなみに、よく「小型なのに驚異の低音が」といって紹介されるBOSEですが、その仕掛けは上で書いたとおり、振動板やエンクロージャーに工夫を凝らし、倍音の出方を突き詰めることで、上手くデフォルメしてまとめるということにあるようです。(したがって、用途によっては非常に重宝しますが、細かく耳をそばだてると足りない部分を感じることが少なくありません。) もう一つ脱線すると、アンプの出力の大小とスピーカーの鳴らしやすさは、ほとんど関係しません。カタログには現れないドライブ力のようなもので、大ざっぱに言えば大出力のアンプほど強くなりますが、それはおそらく電源が強力だからでしょう。最大出力20W程度のICアンプでも、電源を奢れば大型アンプに引けを取りません。 中古も上手く使えば非常に高いコストパフォーマンスでシステムを組めますが、知識も必要ですし、品物の程度を見極めるには経験が必要です。 基本的には現行の製品や型落ち品で揃え、どうしても欲しいものがあって良い出物が目に留まったという場合にだけ中古で購入するというのが良いのではないかと思います。
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- BABA4912
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NS-10MTとNS-500では20年前とはいえ、かなり格の違いがあると思います。コーン紙のエッジが劣化したり故障しているのではなければ殆どの点でNS-500の方が良いと思います。 スピーカはデジタル機器のよう急激な変化はない思ったほうがよろしいかと思います。現在では20年前のような機器がなくなって低価格ばかりが増えてしまいました。NS-500が使用できるのなら御使用頂いたほうがよろしいのではないでしょうか なお、10年くらい前のスピーカでもコーン紙のエッジが劣化し始めている場合がかなりあります。充分注意が必要です。
お礼
やはり劣化の程度が1番のポイントですね。10年前でも劣化し始めていますか。。中古の場合は相当注意が必要みたいですね。
- Fukutarou
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#1です。 >小型が主流というのは、大型にしなくても良い音が出せると言うことなんでしょうか。 #2さんが紹介してましたけど、BOSEのスピーカですが、かなり良いものがあります。 展示会等で聞いたことがありますが、かなり小型でしたが、すごい良い音で迫力もあり良いスピーカでした。
- 参考URL:
- http://www.bose.co.jp/
お礼
BOSEの名前は良く聞きますね。まだ聞いたことはありませんでしたが、一度試聴してみたいと思います。
- nona813
- ベストアンサー率44% (244/554)
その当時のスピーカーは、箱の共振を利用して鳴らしていたため大型と なっていたのでしょうね。もっとも当時のスピーカーは能率も高く 101dB以上(出力音圧レベル)というものも多く存在していました。 その当時、YAMAHAを所有していましたがYAMAHAはそれほど能率も良くなく 鳴りにくいスピーカーでした。当時アンプも選んでいたと思いますが、現在のアンプで鳴らすと非常によいのではないかと考えます。 YAMAHA NS-500なんかは全然、大型というものでありませんが 現在のスピーカーに比べたらスケール感やリアル感なんかもあり、中古で大型スピーカーを購入して、鳴らした方が面白いと思うのですが・・・
お礼
最近のスピーカーとは設計が違うので大きいのですか。最近のスピーカーは小型でも良く音が出るということになるのでしょうか。。
- 100YenOnly
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私も20数年前はかなりのオーディオマニア(おたく?)でした。 当時はデザインだけ見ても、とても銘機が多く、毎日のように オーディオショップに通っていました。 現在は懐やスペース上の問題で、オーディオは手放して しまいましたが、今でも当時の音を再現したいなと思うことは 頻繁にあります。 が、しかし、20年前の機器(しかもスピーカー)を現役として 使用するには少し無理があると思います。 スピーカーはエッジやコーンが大きく劣化します。 張り替えを行うことも可能ですが、細かな音の再現は 難しいと思います。むろん、今は時代がデジタルですので、 アナログ的愉しみ方はどちらにせよ無理ですが。 念のため、YAMAHA NS-500のエッジ交換のサイトのリンクを 貼ってきます。文字化けする恐れがありますので、 IEであれば「エンコード」→「日本語」を選択下さい。
お礼
やはり20年の歳月は大きいですか。修理なども自分ではできそうにありませんし、10年前くらいの小、中サイズのスピーカを探した方がよいかもしれませんね。
- fallen_angel
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一昔のミニコンが流行る前のオーディオシステムは、スピーカーとアンプのバランスが大事です。 大型スピーカーを購入しても、そのスピーカーの性能を引き出せるアンプ(一般に高出力)が必要になります。 お持ちのアンプが50+50W程度なら、BOSEをお奨めしておきます。あくまで僕個人の好みです。
お礼
定格80のAVアンプだと厳しいかもしれませんね。
- Fukutarou
- ベストアンサー率30% (193/641)
中古でのスピーカーとなると、たぶんコーン紙皮膜が劣化していると思われますね。 かと言っても、現在は小型が主流ですし^^; こだわる方は、参考urlを
お礼
小型が主流というのは、大型にしなくても良い音が出せると言うことなんでしょうか。
お礼
いつも大変分かりやすく、詳しい説明をありがとうございます。スピーカーの大きさは特に関係ありませんか。 小さくても低音は出るのですね。 中古を見極めるのも難しそうですね。正直見極める自信もありません^^; 現行のスピーカーか、中古の場合も型落ち程度の者を探した方が良さそうですね。 皆さん、たくさんの回答とアドバイスを頂きありがとうございました。