自作PCを数台保有しております。その経験で申しますと…
ケースは強度的にしっかりしたものを選びます。騒音もそっちの方が少ないと思いますし。ハードディスクのアクセスランプやリセットスイッチのないケースも散見されますが、そういったものは避けたほうがよいです。
電源は余裕を持って大きなものを選ぶと良いでしょう。CD-ROMドライブなどの回転系のデバイスだけではなくメモリーも増設されるなら、結構電力を食います。電源は背面にスイッチのついたものがいいかと思います。
ほんとに安物のケースだと、昔VGAカードをビス止めしただけで、スロットの前の方が浮いてしまうものがありました。いまあるかどうか知りませんが、そのようなものには近づかないことです。購入するときには分からないかも知れませんが。
ケースの中にマザーボードを固定するときは、一気にビスを増し締めするのではなく、まずゆるく止めて置いてVGAカードと、一番下のPCIカードを止めてからマザーのビスを増し締めしましょう。もちろんその後の作業のじゃまになりますのでVGAとPCIのカードはいったんはずします。
フラットケーブルの取り回しですがメーカー製のPCの中には見事な美しい配線をしてあるものもありますので、そのやりかたをよく覚えておいて、自分で取り付ける際には、ケース内部の空気の流れを阻害しないように引き回しましょう。
ハードディスクのケーブルには極性がある場合があります。その場合、普通は青いコネクタがボード側になります。逆差しは、今は心配しなくても良いと思いますが赤い線が1番ピン側にきます。
バルクで買ったPCIカードを増設するときですが、ネット上にドライバーがない(なくなる)場合もあります。ドライバCDが後で分からなくなる場合もありますので(私だけかな?)、購入したらすぐ同梱品とボードを並べてデジカメで撮影しておくと良いかも知れません。
領収書と保証書は絶対なくさないように。できれば安い100円ショップにでも売っているクリアファイルを用意してパソコン関係はまとめておいた方がいいです。
3.5インチのベイが一つしか空いてない場合はハードディスクを取り付ける際、放熱に支障をきたす場合があります。シャドーベイは2つ以上ほしいところです。
CPUファンには向きがあります。間違えると壊すこともあります。また、作業の際は、季節柄静電気には気をつけて汗やものを落とさないように気をつけてください。
念のため、OSのクリーンインストールをお勧めしますが、その時に必要なドライバ類はCD-Rに焼き込んでおくと、あとで探し回らなくて便利です。ソフトのインストール時に要求される各製品IDやインストールIDなども、テキストファイルの中に記録して一緒に焼き込んでおくと良いかも知れません。リカバリCDでしたら必要ありませんが。
お勧めのケースですが、こればかりは個人の好みがありますし、選ぶ楽しさが一番大きなパーツの一つかと思いますのであえてあげませんが、あまり値段の安いものは私の印象としてはお勧めできません。
ケースによっては内部の作業がしにくい場合があります。ハードディスクやCD-ROMドライブは先にフラットケーブルを取り付けてから、そのあと固定にかかった方が作業がやりやすいことがあります。コネクタ部分のピンを曲げたら元も子もありません。
どれも先刻ご承知で、巨大なお世話でしたら御容赦下さい。
お礼
>巨大なお世話 とんでもございません!ご丁寧にありがとうございました!非常にお役に立ちました。いろいろあるんですねぇ、、そして念のためバックアップは絶対に必要なようですね。あと、使いやすさばかり先行して見ための良さを忘れておりました。ためになりました。ありがとうございました!!