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【ガンダム】またまた2,3の疑問
ガンダムにおける2,3の質問で頂いた回答を 皆に話したところ大好評で、皆も抱えていた疑問を さらけ出し討論していました。そんな中で解けない疑問が 出てきましたので、またご教授願います。 (1)モビルスーツの動力は何なんでしょうか?シャア専用は量産の1.3倍のパワーがあると ご教授頂いたのですが、きっと動力単体での台上試験なども実施されていると 思います。動力のユニットや燃料、シャア専用の動力は量産に比べて1.3倍のパワーをどうやって 出しているのかなどご教授願います。 (2)動力単体での台上試験も実施されていると思いますが、総合的試験として実機での試験も 実施されていると思います。それはどういうような試験をしているのでしょうか? モビルスーツ専用ルームランナーなどがあり、そこを走ったりとかいう試験もあるのでしょうか? (3)シャア専用機が設定されるモビルスーツはどうやって決定されるのでしょうか? シャアが気まぐれに「これのワシ用のヤツ作ってくれへん?」などと言い出すのでしょうか?
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1&2.モビルスーツの動力は「核融合炉」です。電力を以って関節駆動を行っております。 が、「シャア専用ザクの3割増」というのは動力の話ではありません。これは推力、つまりロケットモーターの出力に関する話です。起電力が三割程度上がったからといって、宇宙空間の運動では大差ありません。あくまでもロケットモータの推力が三割増です。また、ロケットモーターの出力を上げて燃料搭載量はそのままなので、作戦行動時間の短縮につながっています(劇中ではそれ以前に味方機が全滅しておりますので判りませんけど)。 ですから動力単体での試験や台上試験には、ほとんど関係有りません。 ただ、量産機の開発に当たっては、そういった試験を繰り返していったと考えられます。ゲームのムービーは「連邦軍の開発試験」ですが、まあ、似たり寄ったりです。試験内容はご推察の通り。 3.シャア専用機に指定される機体については、シャアに裁量の余地は有りません。 たとえばザクはあくまでも「中隊指揮官用」に配備されたものを赤く塗っただけですし、ズゴックも同様です。 ゲルググについては「量産前の機体をテストしろ」といわれ、乗っていたものです。たまたまガンダムと遭遇したのでそのまま戦闘になだれ込みましたが、本来は実戦に出せるほど完成した機体ではありませんでした。 ジオングは最終決戦時にシャアの機体がなく(ゲルググが小破していたため)、やむを得ず余っている機体(しかも未完成)がキシリアの裁量で回されただけです。 Ζ以降についてはファーストガンダムほど「考証されていない」ので割愛します。
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- koon1600
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1は熱核反応路(核融合炉)です。劇中での名前は「ミノフスキーイヨネスコ型熱核反応路」で、ヘリウム3と重水素原子をプラズマ化してIフィールド内に注入する触媒型反応路です。 ミノフスキー物理学という、現実世界のアインシュタインの相対性理論以降の現代物理学よりも、また1歩違う次元の物理理論を利用しているらしいですが・・・ シャアザク、つまりザクIIS型は、推進力が3割り増しになっているのと、索敵能力を向上させた型です(量産型は主にF型とJ型)。ただし推進剤の容量は変わっていないらしいので、使うにはパイロットの技量が問われます。 3倍の速度というのは、ルウム戦役でシャアが行った「五艘跳び」という戦法が元でして、マゼランを撃沈した後にこの船体を蹴り、同時にスラスターを全開にして次の艦に跳びそれを撃沈、再度蹴るという戦法かららしいです。このうわさが連邦の将兵に伝播して、恐怖心とあいまって「3倍の速度」といううわさが広まったらしいです また、宇宙空間ではスラスターを吹かせば吹かすほど速度は上がりますので、(推進剤を余計に使う上、姿勢制御時の逆噴射も多くなるため、当然戦闘可能時間は激減しますが)一般兵よりも多く推進距離をとっているのかもしれません。 2 S型は単純に推進力を増しただけですので、それほど試験は行われてはいないと思います。もっとも、ちゃんと動作実験は行われているはずですが・・・ 3 配備された機体を自分色に塗っています。ジオン軍ではエースパイロットなどが独自の色に塗ることを許していたので可能でした(現実の軍隊でも似たようなものはあります)。 ファーストについては講談社より発売しているガンダム公式百科事典に詳しいです(ただし値段は1万以上ですが・・・)
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ありがとうございます。 ガンダム公式百科事典ですか! ものすごく読んでみたいですけど 高いですね。
- alidon
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余分な補足を(笑) No.7さんの 「Zでの百式は・・確かメタスをカスタマイズしていった形だったような・・・ちと覚えてないです^^;」 ですが 百式は新型変形ガンダムを作ろうとして失敗したものです。 設計、試作はMk-IIを解析して得たムーバブルフレームの知識が無かったので変形機構が脆弱で、それでも基本性能が高かったので非変形MSとして設計しなおした物がクワトロに渡ったという事のようです。 その開発コンセプトは、ムーバブルフレームの情報と、カミーユによる変形に関するアイディアを得た所で完成し、Zガンダムとなりました。
お礼
ありがとうございます。 百式ってよく知らないのですが 失敗から得た成功のようですね。
- ohirune_neko
- ベストアンサー率34% (768/2258)
A.1 皆さんおっしゃられているように、核融合炉でしょう。 1stガンダムの最初にサイド6で初めてのザクと野戦いで、その描写(爆発被害をさけるため、コクピットを狙った)があります。 A.2 NO4さんおっしゃられているように、ゲームやOAVなどで、見た記憶はあります。開発するためには、当然行って入るでしょうね。 A.3 シャア‘専用’機というよりも、各エースパイロットごとのカスタマイズ機だと思います。長期にわたって同じ機体を使うわけですから、戦闘ごと自分の使いやすいように改造しているのだと思いますね。 またその当人のみの専用機というものは、ニュータイプ用に作られたものだけでしょう。 Zでの百式は・・確かメタスをカスタマイズしていった形だったような・・・ちと覚えてないです^^;
お礼
ありがとうございます。 モビルスーツのパイロットと現実のF1ドライバーが イコールな感じに思えてきました。
- nemosan
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外伝的漫画『機動戦士ガンダム エコール・デュ・シェル』美樹本晴彦(画) によると、ニュータイプがモビルスーツを操縦すると未来予知や透視能力的な「先読み」が出来るので、敵がミサイル等を発射する前に回避行動を始められるそうです。その結果、攻撃が到達した時には既に遠くに移動したり反撃行動に入っている。つまり、ノーマル性能の機体でも性能以上の反応速度を出せることが、スピード3倍の秘密ではないでしょうか? シャアの機体は隊長機なのでツノ付きですが、メカ的には特に差別化された物ではなかったはずです。
お礼
ありがとうございます。 やはりパイロットの技術によるところが大きいようですね。
- alidon
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答えは出尽くした感が有るので(1)についてよもやま… シャアのザクは、確かに装甲の軽減やスラスター出力の増大(これにより勿論燃料消費は多くなるので下手な奴が使うとすぐにガス欠になったりします)等、高性能化が計られています。が、機体の性能以外にエースパイロットならではの技があります。 其れは、MSの手足を利用して、艦艇や隕石等に接触し、所謂ジャンプ等をする事で更なるスピードアップを図ると言う事です。混戦の場合は接触する敵機体までも利用しますので、普通に操縦していては得られない高機動や方向転換が出来るのです。其れによっても「シャアのザクは三倍スピード」と言う風聞が立ったのでしょう。 モビルスーツという兵器の運用実績が少なかった頃の一年戦争序盤は、こういった工夫や新発想が大きく影響したのだと思います。結局、性能云々以前にパイロットの腕が物を言ったと言う事ですね。
お礼
ありがとうございます。 改めてシャアの運転技術の高さを痛感します。
- K-1
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1)シリーズによって違いますが、いわゆる初代シリーズでは核融合炉です。 「ミノフスキー粒子」という架空の物質がガンダム世界には存在し、これが超小型核融合炉を実現し、 レーダーを効かなくし(だから有視界戦闘)、ホワイトベースを浮かせているのです。 2)TVアニメなどではなく、ゲームに出てくるムービーで開発シーンの画像がありました。 それによると、クレーンで吊るして動かしたり、屋外を歩行させたりしていました。 3)塗装などのカスタム化はエースパイロットにのみ許可されていました。 ですので、「じゃ、赤く塗ってスピード3倍にしといてんか」と言えるのはエースのみの特権です。 ザコ兵が「俺も黄色に塗ってくれ」と言い出したら「戦果上げて出直して来い」ということです。 ちなみにドム、グフは専用機の色がそのまま量産機に採用されたということです。
お礼
ありがとうございます。 実機テストで屋外歩行とかあるんですね。 妙に現実的です。
- tojyo
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モビルスーツの動力源はすべて熱核反応炉だったはずです。 ミノフスキー・イヨネスク型と呼ばれる炉で、基本的にはヘリウム3を利用した核融合炉です。モビルスーツに限らず、宇宙航行用艦船もほぼすべて同じ熱核反応炉です。 量産機は規格ものなので同時期に生産されたものと同じ出力でしょう。 エースパイロット機はカスタムメイド(といっても基本設計は同じ)なので、生産時期で最高の動力源を搭載されていることはあるでしょう。 シャア専用ザクの場合は、装甲の軽量化を図る(あたらなければ装甲に意味はないという発想)ことでスピードを上げることがなされているので、結果的に「パワーが1.3倍」といっているだけでしょう。 すでにほかの質問の回答にあるように、エースパイロットの存在は自軍の士気を挙げ、敵軍の指揮をくじく効果があります。軍としては積極的にエースパイロットを活用したいところです。だから、どちらかといえば軍主導で専用機は開発されたのではないでしょうか。 連邦軍の場合はその官僚体質から「出るくいは打たれる」で、エースパイロットの存在を認めたがらないので専用機は少ないです。後のアムロの状況をみればわかりますが・・・。
お礼
ありがとうございます。 動力に核を使っているということは モビルスーツが爆発するたびに核爆発が 発生しているということでしょうか? 恐ろしい戦争です。
ANo.1の者ですが 失礼、(1)の質問の内容を読み間違えていました。 (1)についてですがモビルスーツの動力は どれも核融合炉のようです。(ガンダムSEEDを除く) ちなみに劇中ではシャアのMSの性能は3倍だ、とありますが コレは先ほどの回答にも書いたように MSの改良・カスタマイズからくるものと シャアのパイロットとしての腕のよさが合わさって出たものだと思われます。 3倍はありえんだろう、などと思っていましたが テストパイロットや通常のパイロットが MSの性能を完全に引き出すことが出来ていない、という前提なら シャアが動かすシャアのカスタマイズMSが通常に比べて3倍の性能差を 見せつけるというのもありえるかもしれません。
お礼
ありがとうございます。 No1のご回答と合わせてお礼申し上げます。 とても参考になりました。 改めてシャアの能力の高さを痛感しました。
(1)について 別に燃料とかが特別なのではなく 指揮官用ということで若干のユニットの改良や シャアの戦闘のクセ(的確に避け、ダメージを受けない)にあわせて 装甲を削り機動性をあげている、などがあります。 また、ただ機動性や運動性を改良しても パイロットが使いこなせないのでは意味が無く シャアがパイロットとして優れている、という点も見逃せません。 (2)について MSの性能試験は実験施設での試験がどのようなものかはわかりませんが 実験部隊などの設定があるように 実戦に出しての実験も繰り返されていた、という設定のようですね。 (3)について 別に完璧にシャア専用の新規機体ではないのですよ。 あくまでMS-06のカスタマイズ機体。 ちなみにシャアが(黒い三連星や青い巨星も含めて) 専用機と専用カラーを手に入れた理由は 戦闘での成績が非常に良かったから、ですね。 結果、戦場でも目立てるように 上部が専用機と専用カラーを持つことを許可した、という設定になっているようです。 また戦争では士気が大切なわけですが 戦場において英雄や優れた指揮官、戦士が存在することは 他の兵士にとって大変安心感や士気の向上をもたらすものです。 そういった面からも専用機や専用カラーというものが設定されたのでは。
お礼
ありがとうございます。 特にシャア専用に用意されたものではなく 中隊指揮官用に配備されたものを使ってただけとは 驚きの事実でした。