>異国の服
アスベルと共にペジテに向かい、アスベルの仲間たちに会ったとき「風の谷を虫に襲わせる」と聞いて、ナウシカは風の谷に向かおうとしますが捕らえられて閉じこめられてしまいます。
その閉じこめられた場所にアスベルの母と少女が入ってきて、ナウシカと少女が服を交換し入れ替わります。
このとき着替えた服はピンク色なのですが、子供の王蟲が酸の海に入ろうとするのを止めたとき、王蟲の体液(青色です)を浴び、服が体液の色に染まってしまったため「青い服」になってしまいます。
この服の色が変わるとき、周囲が暗い色で描かれているため分かりにくいのですが、よく見ているとナウシカの服に体液が染みこんでいくのが分かります。
>ナウシカは死んだのか
これに関してははっきりと描かれていないのでどちらにとっても構わないと思います。
もしも死んでしまっていたとしても、最後は生きているわけですから王蟲が生き返らせたことになります。
生きていたのなら、王蟲が傷やケガを癒してくれたということでしょう。
ただ、王蟲に蘇生能力があるかどうかは作中でも語られていませんので(ケガを癒す能力はあるようですが)推測するしかない、ということですね。
>最後に出てくるマスクと木の芽
あの場所はナウシカとアスベルが落っこちた腐海の底にある清浄な場所です。
落っこちたとき、ナウシカは気を失っていましたのでフードや持ち物を落っことしたかもしれません。
実際、腐海の底でアスベルと行動しているときにナウシカはフードをしていません。
さらにナウシカのメーヴェが遠くに落ちたらしい(アスベルが探して持ってくるシーンがありますから)ので、他にもいろいろなものが遠くに落ちた可能性はあります。
チコの実はナウシカとアスベルが分けて食べ合っていますので、全部落っことしたと言うことはないでしょうが、何粒か落っことしたかもしれません。
(袋の口を紐で縛っているだけですし)
何故最後にあのシーンを持ってきたかというと、これは私個人の感想になりますので参考程度にしていただきたいのですが。
腐海は人間が汚した大地などを清浄なものへと浄化しています。
それは数年で出来ることではなく、何百年、何千年かけてゆっくりと行われることです。
大地が完全に正常な状態に戻ったとき、まだ人間が生きているかはわかりません。
ナウシカの生きている時代はまだまだ汚れた大地が大半を占めています。
しかし最後のあの場面で清浄な大地に新しい芽がでているのは、未来への希望を表しているのだと思います。
(というか思いたい(笑))
ナウシカがどこかに落っことしてしまったフードの側に、ひっそりと小さな芽が出ているのはそういう意味なんだと勝手に解釈しておりました。
>タペストリーの言い伝えの男の服
分かりにくいですが、青っぽい色になってます。
部屋自体が暗いですし、壁に掛かっているタペストリー全体の色合いも暗かったですし、ホントに分かりにくいですが……。
お礼
チコの実を植えた可能性が高いのですね。 回答ありがとうございました。