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W-VHSとDVD
W-VHSのHDモードで地上アナログ放送を録画した場合とDVDのFINEモードで地上アナログ放送を録画した場合、画質 音質はどちらが良いのでしょうか?
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- Elim03
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地上波アナログ放送限定ということですので、録画ソース自体は、ご存じのとおりNTSCですが、再生用ディスプレイもNTSCだという前提で考えて良いのでしょうか? また、音のソースについてですが、採録された状況が「不可聴域も含むアナログ録音であった」のか、それとも、「PCM録音だった」のかという点は、どちらと仮定すればよいのでしょうか? また、「DVDのFINEモード」とは、おそらくメーカ独自のデフォルト設定の一つを意味しているのでしょうが、具体的な画像ビットレート及び音声記録(圧縮)方式は、どうなのでしょうか? (ちなみに、僕所有の東芝のマシンの場合は、画像のビットレートを手動設定できますので音質を考えなければ最高で9.6Mbpsを絞り出せますし、音質もドルビーデジタル1、ドルビーデジタル2又はリニアPCMの中から手動で選択できます。 対して、松下の汎用機では、手動設定自体が全く不可能ですから、最初からあまり期待できません。 また、ソニーのマシンでは、担当部署へ直接確認するまでは、その具体的な数字は教えてもらえませんでした(と言うより、応対したお姉さんが、ビットレートという言葉を知らなかった。)。) 「FINEモード」と言うあたり、東芝でも松下でもソニーでもないと思いますので数字の確認が出来ませんし、各メーカー間で画質・音質の共通規格を作ったという話も聞きませんのでこれだけの情報では比較に支障があります。 というのも、例えば東芝の「SPモード(4.6Mbps/DD1)」でも、芸の細かいVFX混じりの動画を記録するには不十分ですから(ブロックノイズが気になります。松下の「XPモード」でも、若干苦しいです。)、「DVDだから画質がよい」・・・と軽く断言できないのです。 ---------- 今のところの情報で「個人的に言える」と思うのは、次の2点です。 1:画質について 動きが少なく、画素も緻密でないならば、一般的に言えばDVDの最高画質のモードが適す(MPEG2方式の特徴)。 逆の条件では、W-VHSの方がブロックノイズが出ないだけマシである可能性が高い(非圧縮録画方式の特徴)。 2:音質について ソース音源がPCM録音であり、且つ、「DVDのFINEモード」の音声記録方式がリニア・PCMであれば、音声の質についてはDVDの方が勝っているはずである。 逆にソースがアナログ録音であれば、デジタル記録した際に、本来ならば人間が聞こえないとされる音がサンプリングされずに消えるでしょうから、人間離れした聴覚を持っている人が聞けば、デジタル録音の弱点が出ざるを得ない。 ↓ ただし、音声もこの辺の域になってくると、普通の人間には判別できないはずです(これは、高音域(超音波)については、僕にも言えることです。)。 が、「アンプは真空管のでないとダメだし、アナログレコードでないと本来の味が消える。」とおっしゃる方々の中には、おそろしいことにその辺がわかる人が居ると聞きます(真偽のほどは、僕には確かめようがありません。なにしろ僕には超音波は聞こえませんので。)ので、そのような方にはデジタル録音自体がダメなのではないか、とも推測できます。 ----------- また、「個人的にしか言えませんが」というレベルであれば、「W-VHSなど放っておいて、DVDに、画質は8.0Mbpsのビットレートで、音質はリニアPCMで記録するのが、今のところベストだ。」という単純回答になります。 ただし、通常のDVD1枚(シングル・レイヤ)で記録時間が1時間に満たない、というのが欠点です。