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エレキベースの弦について
弦の種類について説明がないので教えて下さい。045とか105とかいう太さ、lightとかheavyとかの意味、ニッケルとかステンレスとかの材質が音に対しどんな変化を与えるのかを教えて下さい。また、弦の長さについてもお願いします。
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ベース弦の.045などの数値は、弦の直径を示したもので、直接弦の太さを数値で表示したものになります。 弦の太さの単位については、インチでの表記が一般的です。 また、小数点以上の0を省略して、小数点以下第3位までを表示していることも多いでしょう(つまり、.045の表示であれば、0.045inch×2.54(cm/inch)=0.1143cm(=1.143mm)の太さになります)。 太い弦ほど弦の張力は増し、弦の感触は硬くなります。 また、太い弦ほど、音の面ではコシの強い芯のある太い音になる傾向があると言われます。 lightやheavyの表示については、セット弦について、どの太さの弦をセットにして封入しているのかを簡易に表示しているものと思います。 D'addarioの場合、1弦から.045-.065-.080-.100のセットをlight、1弦から.050-.070-.085-.105のセットをmedium、1弦から.055-.075-.090-.110のセットをheavyと表示していますね。 Ernie BallではD'addarioのlight相当のセットにSlinky super、medium相当のセットにSlinky regular、heavy相当のセットにSlinky powerという名称をつけているようです。 ただ、この呼称やセットにしてある弦の太さの詳細などについては、弦のメーカーごとに内容が異なったりすることが多くあるので、実際には表示されている弦のゲージを確かめて内容を判断するのが良いでしょう。 材質については、ニッケル弦は中域が強くエッジの弱い太い音に、ステンレス弦はトレブルが強くアタックがくっきりとしたブライトな音になる傾向があるでしょう。 弦の材質の組成は、ピックアップの磁界に対する影響の具合などを左右する要素ともなり得るものですので、どういう材質の弦を使っているかでおおよその音の性格が左右される面があります。 実際の音の感触などについては、試しに張って鳴らしてみて確かめるのが良いでしょう。 弦の長さについては、ベースのスケール長に合わせて選択するのが良いでしょう。 ベース弦の場合、巻き弦で太さを増しているのですが、その巻き線が弦の長さ一杯まで同じ太さになるように巻かれているわけではありません。 ペグポストで弦を巻き上げる関係上、ボールエンドの反対側の先では、段階的に巻き線が省略されて細くなっていたり、ペグポストに巻きつける部分が糸になっていたりします。 そのため、ベース弦の場合は想定しているスケール長によって長さが表示されています。 ベースのスケール長と合わないベース弦を選んだ場合、弦が細くならない部分でペグポストに巻きつけることになって弦を巻きつけにくくなったり(特に太い弦でその状態になると、まともに巻けたものではないでしょう)、ナットに届かない部分で弦の先端の細い部分にかかって正常なチューニングなどができなくなったりするなど、ベースの演奏・調整の面で支障が出る可能性もあるでしょう。 参考になれば。
お礼
参考になりました。どうもありがとうございました。