少し難しいとらえ方をしていますが、私の考えを述べたいと思います。
恋愛は、当人同士が相手を好きと認識し、他人よりも深い関係を求め合っている状態。
結婚は、人間が持つ種の保存の本能の元に、自分が相手を決めてこれからそういう行為と共に種を残す関係に入った状態、もしくはその状態を世間に指し示すための呼び名。
それゆえに、結婚は、子を作り、育て、自立させ、更なる子孫を子らが自ら残しさえすれば、相手との恋愛感情がある必要はないと思っています。
私も含め、世間の人が相手を選ぶときに恋愛感情を中心に考えるのは、子孫を残すことが一生ものの行為だからで、その後の人生になったときに、じゃぁ次ってわけに行かないと思っているからだと考えます。
だから、自分の人生を捧げる事ととらえ、そういう相手なら、無条件で愛せる人とって思うんだろうと考えています。
異性と恋愛関係に発展したとき、いつ終わらせるかを決める人は通常いませんが、たいていの人は、その恋が終わってしまった後にも別の人生があると思っているはずです。でも、結婚に関しては、終わってしまった後に次があることを想定する人は殆どいないでしょう。理屈を言えば、次のある結婚の終わりもありますが、それだけ長期間にわたり、自分の人生を決めてしまう行為だと、みな思っています。
従い、結婚後に離婚をむかえる確立と、結婚前に恋愛関係にあった期間は、大まかには反比例すると思いますが、でも、その数式には、無論数多くの別の係数も存在します。
私も離婚を経験した一人ですが、結婚した当時は、終わりを考えることはありませんでしたし、自分の人生を妻と共に終わらせる事を心に決めて結婚しました。というか、上の理論で言えば、結婚と言う状態に入りました。の方が正解ですかね。
これは私の考えですが、結婚とは、式の事を言う言葉ではなく、またそういう状態に入ることを言う言葉でもない。どちらかが天寿を全うするまでの二人の状態を言う言葉だと思っています。従って入籍の日に始まり、どちらかが天寿を全うしたときに、二人の結婚も全うされるものと思っています。
あ~~ こんな堅苦しい考えでは、次の人は見つかりそうにないなぁ。(笑)
お礼
ご回答ありがとうございます。恋人と夫婦の違いは責任の重さでも全く違うということですね。結婚してしまえば一生その人と生活していかないといけない責任を背負い続ける義務が発生するということですね。当たり前のことなのでしょうが、責任の重みは想像以上に大きいのでしょうね。ありがとうございました。