私が知っている範囲では、やっぱりニューヨークでしょう。ニューヨークの特徴は、とにかく高層化が進んでいること。高密度な都市だということです。逆に東京のように都心部に低層住宅地が広がっているような都市は、世界的に見ても少ないと思います。その一方で、人は渋谷や新宿ほど多くない。一階が店舗でも、上層部は集合住宅になっている場合が多く、商業集積が集中せずに、マンハッタン全体に分散した感じがするのが一因かもしれません。また、郊外に行けば、東京同様、低層住宅地が広がっていますが、その都市圏は東京ほど広くはありません。マンハッタンの家賃の平米単価は東京を凌ぐほど高く、多くの人は郊外からマンハッタンに通勤しているようです。しかし、東京ほどのラッシュは見られないのは、なぜでしょうか???
一方、人口がニューヨークの次に多いのはロス・アンゼルスですが、こちらは、ニューヨークとは正反対の極めて低密度なある意味実験都市。コアとなるべき都市(ダウンタウン、サンタモニカ、ウエストウッド、パサディナ、ハリウッドなど)が分散していて、それらを網の目のような高速道路で結ぶことで、都市を構成しています。ダウンタウンの一部を除いて、ビルは一切無く、ひたすら横に広がっています。全てが車前提のスケールでできていて、ワンブロックが大きい。メルローズアベニューやサンセットブールバードといったおしゃれスポットも、歩いて楽しめるような場所ではなく、車で移動するのが前提です。とにかく変わった街です。
お礼
御回答ありがとうございます。私が欲していた内容はこれです!! ニューヨークですか、マンハッタンにいつか住めるようになりたいです。稼いで貯金して! ロサンゼルスの特殊な都市構造も大変参考になりました。L.A.か、行ってみたいと思います。