こんにちは。
Excelができるというのは、以下の表の中級までのことを指すそうですが、場合によっては、初級まででも構いません。あれこれ条件を挙げる方もいらっしゃいますが、その会社が、どういう会社で何をするかであって、Excelの開発に携わるわけではありません。また、逆に、Excelなどのシステム開発は、Excelという範疇ではありません。
しかし、例えば、経理課に属するなら、いくらExcelができるといっても、貸方借方を知らない人が、経理など出来ません。スキルじゃなくて、常識的なものなのですね。
>エクセルの実務で多用する機能、または覚えておいたほうがよい機能
本当に、初歩的で基本的なことなのですが、基本的なビジネス・パターンの表を最初から作れることは、何よりも優先しますし、それが、何より、むつかしいです。どんなに高度なテクニックを使いこなせる人でも、ビジネスでは見せる技術が乏しい人は、評価が低いのです。
表計算ができるという人に対しての基本的な注意点。
・ 表の列に入れるべきところのものと、行に入れるべきものを逆にする。
・ 横に長いデータを作って、最終的な印刷について考えていない。
・ 違う種類のデータを1つのシートに入れてしまう。
・ 違う桁で丸められた数字の足し算・引き算をしてしまう。
・ 消費税の丸めを、確認せずに自分で決めてしまう。
・ 引き算の消費税に対して、計算を忘れたり、INT関数を使ってしまう。
・ 表の数字の表示は四捨五入で丸められていることに気が付かず、表を作る。
・ 表示される桁の単位を、万にしてしまう。(千か、百万かどちらかです)
・ 出された表の数字を検算しない。
・ 印刷されたデータ表の管理がずさん。
経験者という方などには、こういうことは、分りきっていると思っているので、逆に注意しにくいのですね。何度も同じ間違いをすると、試用期間中に、ダメだしされます。
某有名企業の面接の際のスキルレベル判定表
【Excel】
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初級
データ投入
基礎的な表計算
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中級
表作成
グラフ作成
Wordへのグラフ添付
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上級
関数の活用
データベース操作
Web
マクロ操作・VBA
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なお、この表の上級までできるといっても、あまり高度なレベルを要求しているわけではありません。例えば、この上級のマクロ操作・VBA操作とは言っても、マクロの初級レベルのことを意味しています。Excelという範疇での、雇用条件としてのマクロもデータベースも、それほど高度なものではありません。