> これがここでいう「LocalSystem」アカウントなのでしょうか?
いえ~すざっつらいと、と言いたい所だが、完全に正解ではない。というのも、様々なプロセスを管理しているこの「SYSTEM」というアカウントは、論理的なアカウントで、そのうちのローカル部分を担うのがLocalSystemアカウントだ。例えば、表には出てこないし、そもそも名前がないので便宜上「Kernelアカウント」、「Nullアカウント」と表記するが、これらのアカウントのものもタスクマネージャではSYSTEMと出てくる。
ここで言うアカウントとは「プロセスやメモリのアクセスに対する権限によって区別されるもの」と思っていただきたい。Windowsのアカウントのみならず、色んな権限があって色んな状況でパソコンは動作しているわけだ。
タスクマネージャ上でSYSTEMと表示されているもののうち、LocalSystemアカウントはおおむねサービスプロセス(Serverサービスなど)に使われている。また、プロセス・メモリ以外ではレジストリアクセス、デバイスドライバの実行などに使われている。
以上を簡単にまとめると、「Windowsアカウントで動作させるもののうち、特にユーザを指定せず、システム権限で動作させたい時に、特別なアカウントLocalSystemを使う」という事かな。
この辺を詳細に説明すると、それだけで一冊の本とまではいかなくても本の一章分くらいにはなるので、まぁこんなもんだと思っていて欲しい。
お礼
度々すごくわかり易い回答ありがとうございます。 LocalSystemアカウントについてはなんとなく分かりました。 ようするにLocalSystemはユーザとグループの管理などで見ることのできない、Administratorのような影の存在ということですね?