こんにちは。
聴く音楽のジャンルやホールによる部分が非常に大きいので,一概には申し上げにくいのですが,私がよく行くクラシック音楽などの,生音でのコンサートの場合としてお答えします。
どんなホール・どんな演目でも共通の,だいたいの目安としては,
☆自然な姿勢で首を動かさなくても奏者全員がちょうど視界に収まるくらいの距離・位置
☆奏者と同じか,それよりも高い位置の方が無難
くらいかな,と思います(絶対的な基準ではなく,私はそう思う,というだけの話ですが)
複数の奏者が同時に演奏するコンサートの場合,やや離れた場所の方が,各楽器の音がほどよくブレンドされるように思います。また,たいていのホールは高さ方向にかなり広い空間を取っていますので,やや高め(値段ではなく)の位置の方が,ホール全体の響きをきれいに感じ取れるように思います。
---(以下,細かい話ですが,ご興味があれば)---
ヴァイオリン・ピアノ・歌などのソロリサイタルで,奏者の細かい表現を聴きたい場合などは,奏者に近いほどよいと思います。CDには入りきらない,一流演奏家の細かいニュアンスのつけ方は,本当に驚くべきものがあります。
*大きく見上げるような位置になってしまうとやや問題かもしれませんが。
ピアノの場合は,ステージに向かって右側に座ると,奏者の手の動きが見えない場合もあります。「聴く」という事に関しては問題ないかもしれませんが,一応ご参考に。
また,オーケストラなど金管楽器が入る演奏会では,ラッパと正対する場所に座ると,大音量の直撃を受けて結構大変,という事もあります。金管の人がどこに座るかは様々なので,どこ,とははっきりいえませんが,奏者と同じくらいの高さで,中央の席だと,その確率はかなり高いですね。それがお好きな場合は問題ありませんが(私は問題なしです,笑)
さらに,ホールの特性による部分も大きいです。
たとえば,コンサート専用でない多目的ホールなどでは,天井の反響処理がうまくできておらず,1階席では上に抜けた音が降りてこないためにうまく響かず,2階席の方がよい響きがする場合もあります。
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以上,ごちゃごちゃと失礼しました。ジャンル違いでしたら申し訳ありません。
お礼
いえいえそんなことはありませんよ。色々なアドバイスをありがとうございました。