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新製品のTVのCM
古いTVの画面で、 新製品のTVのCMを見ることがあります。 そのときに、 「こんなに綺麗に写る」だとか 「赤色に深みがある」等というのが宣伝文句だったりすると、 その画面を見てると、確かに綺麗に見えます。 しかし考えてみると、今見ているのは古いTV画面です。 何故そのような事が可能なのでしょうか。
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質問者が選んだベストアンサー
私も同じようなことを考えてまして、他者の回答も興味深く伺っておりましたが、私なりの考えをひとつ。 これは撮影技術もさることながら、トリックとか心理学的な部分が大いに影響していると思います。 真っ黒な画面に赤い花、という表現では、黒というテレビにしてみれば楽な色再現で、赤というRGBの1つを使えばにじみもなく綺麗さっぱり映ります。また、ズームなどと連動することで視線を1点に集中させますから、あらが見えない=綺麗に見えるのだと思います。 きめ細かい表現力、などと宣伝している時など、ドットの大きい画像(近くでテレビを見たときのような感じ)をサーッときめが細かくなるように見せて、前後の対比により綺麗になったように錯覚させていると思います。 通常小さいテレビで見ると大きいテレビよりも画素が小さいですからきめ細かく見えます。これを利用して、大きいテレビの中に小さいテレビを置くような感じで表現すると、今見ている絵よりもきれいに映っているような錯覚が起きます。 さらに音響効果で、例えばクラシックなどで格調高いイメージを与えるとかでいい印象を与えていると思います。 だから、古いテレビで最新の映像技術を再現しているのではなく、錯覚によりきれいに映っているように思えるだけのことだと思います。
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- ds2
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手法は何通りもあるのですが、一般的にCMなどで使われている物に「ハメコミ」という手法があります。 編集時に画面を合成する手法ですが、昨今はVFX技術(特殊合成技術)も進化し、昔よりは簡単に綺麗に自然な風合いのまま行なえるようになりました。 CM中のどこかに、「画面はハメコミです」みたいな謳い文句が表示されていると思います。 他には撮影時に、「被写体の画面を再撮影に合わせた色調に調整する」方法もあります。しかし、これには限界がありますので、殆ど一般的には行なわれていないでしょう。 もう一つ、撮影された後に「映されたTV画面の中身だけを色調補正する」という方法もあります。ハメコミ同様にVFX技術の発達により、以前は不可能に近かった後処理も可能になったと聞きます。
補足
ありがとうございます。 わたしの質問が言葉足らずであったかもしれません、 言い換えると 「白黒テレビでカラーテレビの宣伝をする」ような、受像機の性能を超える受信状態を、どうして表現できるのか。ということです。
- daigen
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私も同じ事を考えた事があります。 勝手に解釈したのですが、 映像自体の情報量が多いのだと思いますが。 撮影している機材が古い物よりも 新しい物の方が映像自体の情報量って多いです。 ハイビジョン用のカメラ等で撮れば解像度等の情報が 多いのでテレビ画面自体が古くても 通常の映像よりも綺麗に見えるのではないでしょうか。
お礼
ありがとうございます。 ただ、そうすると、新しいテレビに買い換えなくても よくなりそうですね。 撮影機材(ビデオカメラ)の宣伝であれば、そのとうりでしょうね。
お礼
ありがとうございます。 トリック、なるほどです。 そういう風に錯覚させるのはテクニックですね。 だれが最初にやったんでしょうね。 考えてみたら画面が動いて見えるのも、そもそも錯覚でしたっけ。