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インファナル・アフェアIII(ネタばれあり)

インファナル・アフェアIIIを観ました。それも劇場で観た回数も含めてこれまで8回観たのですが、結局シェンとヨンが何者なのかは分かったものの、彼らは積極的にどんな風にラウを追い詰めたのでしょうか? 私にはラウが自滅していったようにしか見えないのですが…。幻覚、妄想、幻聴?の結果、あのようになってしまったのではないかと思うのですが…。まさかそうなることまでヨンやシェンが計算していたと言うことになるのでしょうか? 8回も観たのに分からないというのが無間道ファンとして情けないと思っているのですが、ご存知の方、よろしくお願いします。

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noname#14127
noname#14127
回答No.11

 テープの音声について配給元のコムストックさんに問い合わせてみました、笑。(担当の方がとても丁寧で、いろいろ聞いてしまいました。感謝!)結論から言うと「あのシーンではテープから何も聞こえない」ので正しいようです。香港版のDVDでも「何も聞こえない」ものが主らしく…テープから「ヨンとサムの会話」が聞こえるものがあると伝えると何で存在するのか不明とのこと。担当の方の意見だと「あのシーンではラウとサムの会話が実際には聞こえているけど演出上(ラストでの衝撃を高めるため)無音にしたのではないか」ということでした。日本で変更を加えたということではないらしいです。  私の考えは、ラウの脳内で聞こえているであろう証拠の会話=「ヨンとサムの会話」を流したけれど、混乱を招きそうだから無音にしたのかなと。(シェンの「彼らは何かを変えた」はこのことか!?笑) 以前の中国人の説は「ヨンとサムの会話」が聞こえるのが前提だったように思います。  ・・・ということで以後、あのシーンはテープから何も聞こえないということですすめていきたいと思います、笑。    テレコを取り出す手の変化についてはコムストックの担当の方は「撮影上のミスではないか?」とのこと。作りこんである作品なので、そんなミスはしていてほしくないのですが…でも細かくみるとケアレスミスはけっこうあるらしいです。  とりあえず経過報告でした。

sweetseason
質問者

お礼

お礼10の続き… ラウはその自殺事件に遭遇し、ヨンをマークし始めた。それで、チャンのことも調べることにした。チャンの残した資料をもとに調べるとますますヨンが怪しいと思ったラウはなんとかテープを取り戻そうと考えた。 ラウは保安部に監視カメラ、ヨンの車に追跡装置を設置。しかし、ヨンはそんなラウの行動に気づいていた。それだけでなく、ヨンもラウの部屋を監視していたのだった。 ラウはヨンが投函したポストに放火したが、ヨンの送ったテープは無事で、しかもリー医師の元へ届いていた。 追い詰められたラウには幻覚・幻聴が見られるようになった。 ヤンとの同化が始まっており、ヨンをラウ、自分をヤンと思い込んだ。 そして、ラウはヨンの部屋に侵入し、テープを取りに行った(ここはcardhuさんのお考えを拝借しまして、金庫破りの白シャツ袖口の手はイメージトレーニング中の手としました)。 テープにはサムとラウの会話が入っていたが、彼は自分がヤンで、ヨンをラウと思っていたため、己をヤンと思い込んだラウは〔ラウ〕を捕まえることができると思って保安部に乗り込んだ。 ・・・・・・・ 回答12のcardhuさんの解釈と同じ…でしょうか? でも、これだと、ラウの「おれがイヌたちを全員始末してやった」はどうなるのか?という疑問が出てきます。ラウはラウでテープ以外に何かしら証拠を見つけて、イヌを探しては始末してきたのでしょうか?ラウが始末してきたと思っていたイヌたちは、実は”ヨンのテープ送り”に追い詰められて自殺・逃亡したというのが真相なのかもしれません。 なんてまどろっこしい…とは思ったのですが、最初の台湾人を捕まえるシーン、ヤンが潜入であることをあぶりだした方法や、ヤンの学籍番号や名前を使って手紙を出したことなどから考えると、ヨンはcardhuさんのおっしゃるような「ラウ を逮捕したくらいでは生ぬるく(たぶん死刑にはならない)、ヤンの復讐なのだから殺したい、しかし警察であるため殺人はできない。⇒追い詰めるだけ追い詰めて自殺させる!!」と考えそうなキャラクターに思えます。

その他の回答 (19)

noname#14127
noname#14127
回答No.20

 サントラは「2」以外は主題歌が収録されていないのが残念でしたね。おかげでトニー・レオンとハッケン・リーのアルバムを買ってしまいました、笑。  いよいよお開きですか。こちらこそここまで突き詰めて考えることになるとは思ってもいませんでした。もともと好きなシリーズですが、特別思い入れのある作品になりました。この一ヶ月とちょっと、とても楽しかったです。ありがとうございました!

sweetseason
質問者

お礼

cardhuさん、こんばんは。 主題歌のCD、私も欲しいのですが今はインファナル・アフェア貯金をしていまして、貯まったら買おうと思っています。IIIの主題歌は説教部屋でコンコンと説教を受けているような気分になってしまいます(苦笑)。最初はアンディ・ラウさんの声と思ってしまいましたが、違う方が歌っていらっしゃるんですよね。 これから点数をつけるのですが、どれに一番良い点をつけようか悩んでしまいますね。たくさん回答してくださって、とても感謝しています。 今までどうもありがとうございました。とても楽しかったです!!!教えてくださった香港映画をどんどん観ていこうと思います。大変お世話になりました。

noname#14127
noname#14127
回答No.19

 ボックスも届き、やっと画質の比較ができました。  フィルムのキズはやっぱりあります。何箇所かで確認しましたが、キズの箇所が同じなのでマスターは同じものを使用しているみたいです。ボックスは「1」「2」にオーディオコメンタリーが入っているのがかなり面白いです。キョンが死ぬ場面では監督が「キョンがうまくうそをつき通した。そういう場面だ」と言っていてどういうことなのかな…と考え中です。十字架写りこみに関してのコメントは特にありませんでした…。でもコメンタリーが一番必要なのは「3」だと思うんですが…下手なことを言えないから避けたのでしょうか。別エンディングとNGはけっこう地味な印象。「3」のコメンタリーとそれぞれの主題歌MVがあれば完璧なのに!というのが今のところの感想です。  おかしな銃の構え方も確認しました、笑。たしかに変にもみえますが、エレベーターから誰が出てくるかわからない状況なのでトリガーに指をかけておかないというのは案外正しいのかもしれません(指をかけておくとちょっと指がぶれただけで発砲してしまうおそれがある)。  リメイク版、ニコルソンはサムの役だったと思います。アイルランド系マフィアとか。ウォン警視役はマーク・ウォルバーグ。『NYPD15分署』でチョウ・ユンファと共演してまあまあいい演技をしていたので悪くないかもしれません。音楽はハワード・ショアのようですね。過去の刑事ものといえば『羊たちの沈黙』『セブン』『コップランド』などですが、いずれにしても外しはしなそう。ハンス・ジマー系だったオリjナルとは大きく雰囲気は異なりそうですが…。作品的にも違う方向性になりそうですね。  「3」についての新しい発見は特にありませんでしたが、インタビューもみればまた何かあるかもしれません。

sweetseason
質問者

お礼

cardhuさん、ついにDVDボックスが届いたのですね。良かったですね!! やはりフィルムの傷は同じでしたか…。画質についての回答、どうもありがとうございました。 オーディオコメンタリーは私もとても気になっていましたが、発売元のHPで確認したところ3は収録していないとあったので「そんな…」と残念に思っていました。これが収録してあるなら、無理してでも買ったのですけれどね…。 主題歌PVはIの限定デラックス版のみ収録でしたね。私は最初にこれを買えばよかったかなぁと思いました。結局サントラも買ってしまったので…。 キョンが死ぬ場面についての監督のコメントには悩まされますね。どういうことなのでしょうね。ヤンに対する嘘なのか、サムに対する嘘なのか?あれから何度かIを観たのですが、ヤンの正体に気づいて死んでいったのかもしれない…という思いが強くなってきました。 十字架の映り込みは偶然のようですね(苦笑)。教えてくださってありがとうございます。それから、銃の持ち方についても正しいかもしれないとの見解を聞かせていただいて嬉しかったです。あまり撮影ミスがあると、嬉しいものではないので…。 リメイク版について誤解していました。ジャック・ニコルソンはサムだったのですね。教えてくださってありがとうございます。cardhuさんは音楽までしっかり確認なさっているのですね。セブンと羊たちの沈黙は観ました。 IIIの解釈(結果的にはIも)については1ヶ月以上お話していくうちに自信がもてたので、もうそろそろ(多分来週末)おひらきにしようと思っています。長いことつき合わせてしまいました。今までありがとうございました。本当は100ポイントつけたいのですが、最高が20(30?)なので残念です。

sweetseason
質問者

補足

解釈だけでなく、感想まで聞かせていただいて、本当に楽しい時間を過ごせました。プチ無間地獄も体験しました(させてしまいました)。お話しする中で香港映画への興味も今まで以上のものとなり、とても嬉しく思っています。DVDの知識も得ることができ、勉強にもなりました。 何よりも収穫だったなぁと思えるのは、一つの映画にとことん向き合ったことでした。今までにない経験だったので貴重なものとなりました。 インファナル・アフェア(無間道)がもっともっと多くの人に愛されるといいなぁと思っています(日本の公式サイトはDVD発売の情報を載せるなど、とにかく更新して欲しいです!!)。

noname#14127
noname#14127
回答No.18

 ボックスはお店に注文したのですが、まだ届いていないそうです。メーカーから上旬には届くとか・・・。もしかして売れすぎて生産が間に合わない?そうだとちょっとうれしい。  DVDの画質などに関しては「AVウォッチ」というサイトの「買っとけ!DVD」というコーナー(参考URL)も参考になります。平均ビットレートなどソフトとしての出来も評価していて面白いです。『イン ファナル・アフェア』シリーズについては特に記事がありませんでしたが・・・。ちょっと気になったのは『少林サッカー』がデラックス版と足球箱版で平均ビットレートが違うという記事があること。同じメーカ ーの同時期の発売でもこういうことがあるんですね・・・。『インファナル~』低価格版は特典映像が特に増えているわけでないので問題ないと思います。  『男たちの挽歌』も大好きです。あの作品は心情をセリフで説明してくれるのでとてもわかりやすいですね、笑。同時期のチョウ・ユンファ主演作『友は風の彼方に』は潜入捜査ものとして『インファナル~』の原点と言えるかもしれません。  「善人が死ぬ」という展開にはちょっと驚きましたが、最後の字幕でなるほどと納得しました。それにしても「1」の「ああなりたいか」「なりたい」というシーンは「3」の伏線になっていて、感心させられます。「1」の香港での別英語タイトルは『I Want to Be You』だったらしいですが、これはなんか別の映画のようでいまいち。  アメリカ版のDVDジャケットは安っぽい感じですね。「2」もすごいことになってますよ。若いヤンが二丁拳銃かまえてます(キョンの顔すげかえ?)。  リメイク版、キャッチコピーは「あの『インファナル・アフェア』を巨匠マーチン・スコセッシが完全リメイク! 熱き男たちが世界を再び震撼させる」とかそんなとこじゃないですか・・・笑。ジャック・ニコルソンということでけっこう期待しています。あとは音楽担当が誰になるか気になります。  とりあえず今回はシリーズ通しての観賞がまだなのでこんなところで。

参考URL:
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/backno/buydvd.htm
sweetseason
質問者

お礼

carduhuさん、おはようございます。 3日は休日だったので、今頃ご覧になっていらっしゃるのかなぁと思っていましたが、残念ながら届いていないのですね。お返事は本当にいつでも良いので、お手元に届きましたらごゆっくりトリロジーをご覧になってください。 前回DVDの画質について質問しましたが、自分がどの程度の知識があるのか全く書いておらず、お返事される際どの程度のレベルから書けばよいのか悩ませてしまいました。お手数おかけしました。 今回も新しい参考サイトを教えていただき、ありがとうございます。 少林サッカーの記事にはとても驚かされました。こんなに違うのですね。 「男たちの挽歌」で初めてチョウ・ユンファさんなどを知りました。レスリー・チャンさんは知っていましたが、出演作を観たのはこれが初めてでした。「友は風の彼方に」もチェックリストに加えました。 「ああなりたいか」「なりたい」はとても印象に残る台詞です。この台詞だけで意味が分かるわけではないのですが…。3の伏線になっていたのは本当に感心しました。1の別映画タイトルは初めて知りました。確かに内容とは合わないように思えます。 アメリカ版ジャケットは最初真ん中の女性が誰なのか分かりませんでした。あれではまるで二人共女性と知り合いのように思えます。IIのジャケットも驚きました。意外とIのドイツ版は良かったと思います。 リメイク版はそういうキャッチコピーの可能性が高いように思えてきました。ジャック・ニコルソンがウォン警視役と知って、私もとても楽しみにしています。cardhuさんも音楽が気になられるのですね。観る前から言うのもなんですが、やはりオリジナルを超えられないのでは?という気がしています。それはそれで喜ぶかもしれませんが…。 それではまた。 BOX、早くお手元に届くと良いですね。

noname#14127
noname#14127
回答No.17

 ボックスが手に入るのは明日になってしまいました…。  ヤンとラウ、たしかに似ている存在ですよね。むしろ最もわかりあえる存在同士だったはず。「1」をはじめて観たときは二人が和解してハッピーエンド、というのを(作品の雰囲気からそうはならないと思いつつ)期待していました。少なくともヤンがもう少しラウに理解を示してもよかった気もします。キョンが死んだあとは、ヤンの表情はわかりませんでしたが(ウォン墜落直後のあんな表情を続けてみせられるとくどいかな、とも)、余韻を感じさせる景色のシーンがあるので、それなりにキョンを哀悼しているのかなと思いました。  「マッサージの女は美人だったか」は「3」冒頭にリンクするのでしょうが、言葉どおりなら死ぬ間際のセリフではないですよね・・・笑。 キャッチコピーは 「男には決断すべき時がある 心に秘める愛がある」『1』 「生きるためにすべてを捨てた」 「悲しいから憎むのか 憎むから悲しいのか」『2』 「その謎は、まだ解かれていない その愛は、まだ終わっていない」『3』 ですが、やはり「2」はよく出来てますね。「3」は「どの謎が、まだ解かれていない? どの愛が、まだ終わっていない?」と読み替えたくなります、笑。「俺を知っているヤツがまだいる」、いいですね。私も考えてみましたが、内容の深さを反映しようとするとネタバレになりそうで、うーん難しいです。  ファンサイトは専門のサイトってないですね。あれば楽しそうですね。グッズも何かの本でみましたが具が白と黒に色分けされた「無間道ピザ」とかあったらしいですよ。そういうのを紹介してくれたり、関連書籍の紹介があったり…うーん、大変そう!  チェックリストをもう一つ増やしましょう!笑 タイトルは『インファナル・デイズ 逆転人生』!~http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000BDJ1WO/qid%3D1130845760/250-7322792-7201825  10年以上も前のアンディとトニーの共演作!12月にDVD化されます。どんなのなんでしょうね~。「無間道」には関係ないはずですが…。

sweetseason
質問者

お礼

cardhuさん、いつも即回答してくださってありがとうございます。こちらの返事が遅くなることもあったにもかかわらず…。本当にいつも丁寧に回答してくださって嬉しいです。 cardhuさんはそうならないと分かっていらっしゃっても二人の和解を期待していらっしゃったのですね。私は香港に興味を持ち始めたのはこの映画がきっかけですが、この映画を観たきっかけは同じく香港映画の「男たちの挽歌」でした。でも、この映画は男たちの挽歌と違ってどんどん話が進んでいったので、ついていくだけで精一杯でした。なので私は何か期待する余裕がありませんでした。初見の感想は「え、善人が死ぬの???」でした。 そうですね、ヤンがラウのことを絶対許さないのもよく分かりますが、ヤンの潜入の辛さを理解できるのはラウですよね。 キョン死亡後のヤンですが、余韻を感じさせるシーンが私にとっては短過ぎたのであっさりしているように思えました。でも、全体的にどんどん話が進んでいくことを考えると、あのくらいの時間で十分キョンを哀悼しているのかもしれませんね。 キャッチコピーはネタばれしないように作らないといけないので難しいですね。 リメイク版ですが、リメイク版のキャッチコピーは一体何でしょうね?それでリメイク側があの映画をどの程度理解しているのか分かるような気がしますが…。アメリカ版のIのDVDケースの画像を見たときはとても驚きました。 無間道ピザなんてあったんですね。初耳です。私はグッズは日本のものすらよく知りません。潜入ファイルやIII上映のときのフィギュアくらいでしょうか。ファンサイト立ち上げは私には無理のようです(苦笑)。 インファナル・デイズは知っていましたが、何と言っても笑えるのがケースです。IIIの二人の顔の下半分を入れ替えるなんて…。内容はnancixさんのHPで軽く読みましたが、面白そうな作品のようです。 ボックス、今日は届かなかったのですね。残念でしたね。でも、明日にはついに届きますね!私は今のところ買う予定はないのですが、ボックスの外観だけでも見たくてお店に行ってしまいました。残念ながら置いていませんでしたが…。でも、実際に手にとって見てしまうと買いたくなるかもしれませんね。 それではまた。

noname#14127
noname#14127
回答No.16

 いよいよ明日、ボックスが手に入ります!  本当はボックスを手にいれてから画質比較した方がいいのでしょうが(手持ちが日本版は「1」のみ、香港版は「2」「3」と「アンフェア」…)、わかる範囲でまず書いておきます。(知識もあやふやですし、マニアの方のような再生環境も「目」ももっていないということはあらかじめご了承ください。)  結論からいうと画質に関しての差はないと思います。  「画質」という場合、「マスターとなるフィルムに起因する問題」と「DVDというメディアにどう収録しているかに起因する問題」の二つがあると思います。  マスターとなるフィルムについて考えると、このシリーズくらいメジャーであれば色調や明度などに多少の差はあるかもしれませんが、大きな差はないと思います(日本側も本気でフィルムを取り寄せるでしょうし…)。中国版と香港版が色調や明度が随分違うということはあるようですが、テレビ側で好みの画面に調整すればよいことですし…。  次にDVDに関してですが、DVDは記憶容量が決まっています。片面1層か片面2層が主流ですが、同じ映画で両方あったら片面2層の方が高いビットレートで収録しているはずなので画質はいいはずです(音声や特典映像に容量をさいている可能性もありますが)。ビットレートについてはDVDレコーダーをお持ちでしたらわかりやすいのですが、片面1層のDVD-Rに一時間収録できるモード(パナソニックならXPモード、ソニーならHQモード)が10Mbpsで、これが最高になります(市販DVDは可変ビットレートなので少し話が変わりますが、平均ビットレートがどれくらいかで判断します)。  『インファナル・アフェア』に関しては片面2層、平均ビットレートは8、49Mbpsという高い数値です。低価格版も片面2層なのでおそらくビットレートもそう変わらないと思われます。それに1500円DVDも多く出ている今、2500円はそんなに安くないと思います。  あと画面サイズですが、スクイーズ収録かレターボックス収録かスタンダード収録かで変わってきます。画面サイズについては下記サイトを参考にしてください。 http://www.movies.ne.jp/dvdtime/whatsdvd2-2.html  「製作国のDVDの方がよい」についてですが場合によりけりです。『インファナル・アンフェア』に関しては香港版も日本版も共に片面1層ですが、前者がスクイーズ収録なのに対し、後者はレターボックス収録なので、日本版の方が気持ち画質が劣るかもしれません。しかし『ザ・ミッション』では逆の現象が起きています。(「ザ・ミッション グルーブ盤」をgoogleで検索して出てくるサイトを参照してください。) 話はずれますが『仁義なき戦い』では北米版のDVDはフィルムのキズなども修復し、日本版よりもよい画質になっているそうです。必ずしも製作国のDVDが最高なわけではありません。  画面サイズに関しては香港版、日本版、日本低価格版のどれもおなじスクイーズ収録です。  ビットレートに関しては『カンフーハッスル』などがSUPERBITというシリーズ(特典映像や日本語吹き替え音声を収録しないでDVDの容量ぎりぎりの高ビットレートで映像を収録するシリーズ)で発売されていてDVDで高画質を求めるとこういうのになるのでしょうね。あとデジタル放送でハイビジョン放送されたものをハイビジョン録画すれば画質は相当よいはずです。昔の作品がデジタルリマスターで再発売されることもありますが、このシリーズでは今のところ(香港でも)そういうこともないようですし、現状では手にはいるどのバージョンでも画質的にそんなに差はないはずです。「2」と「3」の香港版と日本版は後日ボックスを入手してから見比べてみます。  内容についてはまた改めて。

sweetseason
質問者

お礼

cardhuさん、こんばんは。 新しい質問にお答えいただき、ありがとうございます。とても分かりやすい解説で、今後役にたちそうな知識が満載でした。 「DVDというメディアにどう収録しているかに起因する問題」についての記述は、次回DVDレコーダーを買うときの参考になると思います。 また、「16:9LB」(スクィーズ)についても知ることができて良かったです。実はこれは一体何なのだろうと思っていながらも放置していた疑問でした。参考URLを観た後うちにあるDVDのケースをいくつか見てみましたが、様々な収録方法があるのですね。DVDTimeは今後じっくり読んでみようと思います。 「ザ・ミッション グルーブ盤」で検索したら、日刊考える葦というサイトが出てきまして、そこでは日本版の方が画質が良かったという記述がありました。必ずしも製作国のDVDが良いとは限らないのですね。 また、SUPERBITというものもあるのですね。初めて知りました。 ご説明によると、低価格版でも問題はなさそうですね。安心しました。デジタルリマスターが出なくても、現状で満足できそうですね。 本当に分かりやすい説明でした。ありがとうございました。

noname#14127
noname#14127
回答No.15

 「ある人間の手一つで、自分の身分が如何様にもなってしまう恐ろしさ」という一文、なるほどと思いました。シェンのセリフ「運命は人を変えるが、人は運命を変えられない。しかし彼らは何かを変えた」(とっても意味深げですね…)はこのへんのことを言っているのでしょうか。  私も最初に「3」を観たときは星4つをつけていたのですが(5つが最高。「1」「2」はもちろん5つです)、こうして謎が解けていくにつれ今は4つ半くらいになってます。何度もみているせいか時間軸の入れ替えも理解のさまたげにはならなくなり、むしろラウの「最壊的時代」とヤンの「最好的時代」とがヨンとシェンを軸に対比されるように描かれていて(ヨンには二人とも意味は違いますが「気をつけろ」と言われてますし…)「うまいなぁ~」と演出に酔えるようになってきました。なにはともあれ「3」はかなり思い入れの深い作品になりました。ある程度解釈に自信がもてましたし、これからは「『3』はいまいち」という人に出会ったら熱く語ってしまいそうです、笑。  前前回指摘された「銃の持ち方とキョンのネックレス」については失念していたので今度確認します。「1」でキョンはヤンの正体を知っていたかどうかですが、「知りたくなかった」という表現が適切かなと「3」でヤンのことを「たった一人の仲間だ」と言ってるのをみて感じました。あやしいと感じたとは思いますが確信したくなかったのではないでしょうか。  それにしてももう4週間になるんですね。こちらこそ、ここまで一つの作品を煮詰めて話し合ったのははじめてでとても楽しいです。まだ劇場で観賞できるなんてうらやましいです。「1」と「3」の2本立て、「1」だけ観て帰る人がいないといいですねぇ、笑。『セブンソード』は2回観にいって、輸入版DVDも買って繰り返し観てます。活劇としてよく出来てます。『ベルベット・レイン』は見逃しそうですが、キャストがかぶってますよね。格好いいレオン・ライなら『ヒーロー・ネバー・ダイ』(監督は『ザ・ミッション』のジョニー・トー)がおすすめです。あと『ヒロイック・デュオ』の催眠術使いもいい味です。またリストを増やしてしまってますね・・・。  しかし、こうしてある程度理解してくると「美しすぎる衝撃のラスト」とか「その謎はまだ解かれていない」とかこの映画の宣伝文句は微妙にずれてますよね・・・。ハリウッド版リメイクも興味はありますが、どうなるんでしょうね。では、また(終了していなければまた書き込みます、笑)。

sweetseason
質問者

お礼

cardhuさん、こんにちは。 cardhuさんに<シェンの台詞が「ある人間の手一つで、自分の身分が如何様にもなってしまう恐ろしさ」と関係があるのかなぁ?>と言われてはじめて、私も”このへんのことを言っているのかな~”と思えてきました(笑)。正直に言いますと、シェンの「しかし、彼らは何かを変えた」の部分がよく分からなかったのです。何故唐突にそんな台詞を持ってくるのだろう?と何度観てもこの部分はよく分かりませんでした。でも、まだ何かが一体何を指すのかハッキリは分かりませんが…。 IIIは仰るとおりラウとヤンの人生がヨンとシェンを軸に対比して描かれていますね。 回答15を読ませていただいて劇場で再びインファナルを観てきました(2本立て上映なのに安かったのでIIIも観た人が多かったですよ)。Iのキョンが死んだ直後のヤンがわりとあっさりしていた(私はもう少し名残惜しんで欲しいなぁと思っていました)ため、自分の中ではこの部分がかなり引っかかっていました。しかし、ウォン警視の落下現場にいるラウとの対比か…と分かって、やっとヤンのあのシーンが理解できるようになりました。二人の人生は徹底的に対比して描かれているのですね。Iでは二人は立場が違うだけで、それ以外では似ているところがたくさんありました。 キョンのネックレスは劇場で観たときに気づきました。十字架の灯りと関係があると良いのですが…(歴とした演出であると嬉しいです)。銃の持ち方はある掲示板で指摘があったので確認しましたが、一人だけ引き金に指を掛けていませんでした。劇場で観ると大画面なのでとても気になりましたね。 キョンはヤンの正体を知っていたかどうかについてですが、cardhuさんとは逆に「たった一人の仲間だ」とヤンを信じ続けて死んだのではないかなぁと思っています。ヤンとラウが対比して描かれていることに注目すると、ラウと同様ヤンも<仲間だ!>と信用されて救われたのではないでしょうか(でも、ラウの場合は本当の仲間に救ってもらっているので、この考え方はあまり説得力がないですね…苦笑)。 でも、「マッサージの女は美人だったか」と聞くところがヤンを怪しんでいるようにも思えるんですよね…。本当はどっちなんでしょうね…。

sweetseason
質問者

補足

お礼の続きです。 cardhuさんのIII評価も上がってきたのですね。私もIIIの良さを言いまくるかもしれません(笑)。 IIIのキャッチコピー、IIに比べると随分ダメだなぁと思います。IIは要点をまとめやすい内容でしたので比べるのが間違っているかもしれませんが、IIIの宣伝文句には残念だなぁと思っています。私がつけるとしたら…安直ですが(確か予告編にあったと思うのですけれど)「俺を知っているヤツがまだいる」でしょうか。Iはかなり良いキャッチコピーでしたね。 またまたチェックリストが増えました。ありがとうございます。いつでも観れるだろうと思っていたら、ベルベット、セブンソードがもう観に行けなくなってしまいました。DVDが出たら必ず観ようと思います。 インファナル・アフェアも立派な三部作だと思うので、バック・トゥ・ザ・フューチャーやマトリックスのようなファンサイトが立ち上がらないかな~と思っています(他力本願です・笑)。香港に精通している方に作って頂けると、とても内容が充実したものになるのではないかなぁと思っています。 それから、新しい質問なのですが、香港版DVDと日本版DVDでは映像の質が違うのでしょうか?実は以前似たような質問をしたのですけれど、そのとき製作国のDVDの方が良いとお答えをいただきました。cardhuさんはどう思われますか?よろしくお願い致します。

noname#14127
noname#14127
回答No.14

 風邪はよくなられたようでなによりです。トリロジーボックスはNG集が一番興味をもっています。NG出して笑う役者さんたちをみてほっとしたい!待ち遠しいです。 シリーズを時系列でご覧になったということは最初が「2」ですか?かえってわかりにくそうな気もしてしまいますね…それにしてもそういう企画、全然知りませんでした。    今日また「3」を通して鑑賞しました。私は「3」「1」「2」の順でみてますが(好きなのはやはり「1」「2」「3」の順)、これだけ何度も観ても画面から目を離させない「3」はものすごい作品なのかもしれません!  で、金庫破りシーンですが。妄想とするなら根拠はやはり水槽のおじさんが水を替えるシーン、それを監視するラウの手にあるのがどうみてもマウスにみえないあたりでしょうか。私はやはり現実なのかなと思います。二人残されて睡眠薬を飲むという都合のよい状況はヨンがわざと作った隙なのではないかと。ただそれは例の中国人説のようにラウに隙を作らせるためではなく(そうならあの「オフィスでお楽しみか」の電話は不要)、「お前のやっていることはお見通しだ」ということを知らしめるためです。こうして逃げ場を奪い自殺に追い込もうとしたのではないでしょうか。わざと作った隙だからこそ、その後保安部はすぐに通常業務に戻れたのでしょう。こう考えるとラウが善人に憧れ、土壇場であのような錯乱状態になることまでは計算してなかったとはいえ、ヨンとシェンはある程度計算をしていたことになります。(←そもそもの質問に再回答です)  あとチャン巡査部長はあっさり描かれてますが、背景はいろいろありそうですね。ヨンを調査していたりチャンスをくれないかと言うあたり、ラウと重なります。ヨンの予定ではラウもああいう形で始末するはずだったのでしょう。    ヤンの年齢は未確認ですが、リー医師のPC内ファイルだとヤンが嘘をついていた可能性がありますね。パンフよりは本編を優先させて墓碑が正解なのでしょうが、その墓碑もけっこういいかげんですからねぇ・・・笑。  アンフェアは3人が文句を言いながら屋上で待つシーンが妙に構図が決まっていて格好いいと思ってしまいました。取調べ室のシーン、オリジナルではラウの手際よさを短時間でみせていたのに…ああなってしまうとは! 私はウォン警視落下シーンのパロディ部分、あの銃撃戦から落下シーンに持っていく強引さとチャップマン・トーがみせる大げさな(でもオリジナルとそんなに変わらない。)演技に笑うというより感心しました。ショーン・ユーもこんなことまでやるなんて、ただの若手イケメン俳優ではないなと思いました。  香港の俳優さんはみんな演技の幅が広いですよ。トニー・レオンはジャッキー・チェン主演の『ゴージャス』ではオカマの役を演じてますし、アンディ・ラウはチャウ・シンチーと共演した作品(『ゴッドギャンブラー2』『トリック大作戦』)などでかなりいじられてます。ただレオン・ライはあまりはじけた演技をしませんね。いつもぼーっとしてるか落ち着いているかという印象。(彼がマギー・チャンと共演、エリック・ツァンも出てる『ラヴソング』もよいですよ。←アクション以外も紹介しておきますね)  トリロジーボックスを入手してシリーズを通してみたときにどう感じるか、今から楽しみです。とりあえずこのへんで。 

sweetseason
質問者

お礼

cardhuさん、お返事ありがとうございます。 質問に4週間も付き合わせてしまいました。その間14回も回答してくださって、今まで本当にありがとうございます。 前回お礼を書いたあと、ここ3,4日ほど金庫破りのシーンについて自分なりにああでもない、こうでもないと考えてみました。お返事を読ませていただいて、さらに色々考えました。 その過程で「脚本家がヨン(とシェン)というキャラクターに精神的にラウを追い詰めさせた理由」を考えたのですが、そこはIのヤンの追い詰められた部分を考えると筋が通るかなぁと思いました。「ある人間の手一つで、自分の身分が如何様にもなってしまう恐ろしさ」をラウにはじっくり味わってもらうのが適切な復讐かもしれないな…と思いました。 そして、cardhuさんがおっしゃる「二人残されて睡眠薬を飲むという都合のよい状況はヨンがわざと作った隙なのではないか」という部分がすんなり受け入れられました。 そうですね、妄想とするなら確かに水交換シーンと、ラウがマウスを動かしているつもりで睡眠薬のケースを動かしているシーンが根拠になりますね。でも、金庫破りのシーンが実際に起きたことだと納得できましたので、この二つのシーンはラウの今後の予定を表していると…。 徐々にIIIが好きになってきました。こうしてお話していくうちに、ヨンとシェンという人物にとても感情移入ができるようになりました。長い間付き合っていただき、本当に感謝しています。もしお話できなかったら、「なんだかIIIは私には合わないな」と一蹴していたかもしれません。 cardhuさんのアンフェアについての感想、頷きながら読ませていただきました。笑うだけでなく、感心するというのも分かります。色んなシーンを上手くつなぎ合わせていて素敵でした。 香港映画のご紹介、ありがとうございます。チェックリストが増えてきました。ラブソングは知っていたのですが、まだ観ていません。ヨン役のレオン・ライにも注目していきたいと思います。 現在劇場公開中作品として、セブンソードやベルベット・レインがありますが、まだ観ていません。また、再上映ですが、インファナルシリーズが何とか行ける場所で公開中です。もうすぐ、IとIIIの2本立て上映が始まるのですが、もう一度劇場で観たいと思います。

noname#14127
noname#14127
回答No.13

 風邪はよくなりましたか?まさか無間道で考えすぎて…? 私は「2」を劇場で2回みましたが、2回ともその翌日から風邪をひいて作品の緊張感にあてられたのかなと思って、DVDでも通しては見直していない状況です。トリロジーを通してみたときにはどうなってしまうのか?笑  【サムとイヌたちの会話が入ったテープ】はやはりヨンが所持していたとみて間違いないと思います。チャン巡査部長はイヌの一人と考えていいですよね?チャン巡査部長がヨンのことを調べていたのはヨンの先手を打とうとしていたのでしょうか。他のイヌたちは・・・ラウが始末していたとしたらどうやってあぶりだしたかが疑問ですね。まあ何かしらコンタクトをとる方法があったのかもしれません。チャン巡査部長は仲間が消されていることに恐怖を抱き、犯人探しをしようとしてヨンにたどり着いていたのかもしれません。  「テープを持っていたのに関わらずなぜヨンはラウの逮捕をしようとしなかったのか」というのが大きな疑問だったのですが、前回書いたような解釈をすると解決するので、全体としては理屈が通ったかなと思っています。  ANo1の参考URLのページでもラウが自室で聞くテープは「ヨンとサムの会話」が入っているという記述があるので、やっぱり存在するんですよね、音声違いバージョン。コムストックさんで確認できなかったと言われたときは幻聴かと少し不安になりました、笑。初回限定版DVDなので何か手違いがあったのかもしれません。  香港映画にケアレスミスはつきものなのですが、ここまでしっかり作っていてなおかつ細かいことが問題になるような映画だとわざとなのかただのミスなのか判断しづらいですよね。コムストック担当さんに教えてもらったミスは「1」のラスト、ヤンの墓に「父 陳志財」の文字があるということです。ヤンはマフィアの父倪坤(ンガイ・クワン)の存在を隠し母の姓を名乗っていたはずなのでこれは変とのこと。なるほど~。  銃の持ち方とキョンのネックレスについてはあとで確認してみます。十字架らしき窓への映り込みは確認しました、笑。たしかに気づくと意味深く思えてきますね。  『東京攻略』はトニー・レオンとケリー・チャンが出ているので関連作品ですね、笑。 トニー・レオンのアクションと軽妙な演技、微妙な日本語が楽しめる作品です。『人肉饅頭』みてしまいましたか!ああいう流れのアンソニー・ウォンを観てたので「1」初見時はウォン警視が何か裏がありそうでとても怖かったです。アンソニー・ウォンは歌手活動もしていてスラング満載の歌で18禁指定のCDを出したりしている、かなりの曲者。彼がチョウ・ユンファとトニー・レオン(若い!角刈り!)に悪役として絡む『ハードボイルド 新・男たちの挽歌』は無間道に近いものもあって(でもアクションは多い。ジョン・ウーですから)おすすめです。あと女連れで逃亡する悪役なのに主人公並みに丁寧に描かれる『野獣特捜隊』もいいですよ。

sweetseason
質問者

お礼

お返事、ありがとうございます。風邪はやっと治りました。温かいお言葉、感謝します。 無間道は劇場では今年初めて観ました。映画館で時系列で観る企画があって、それを利用しました。夜中に観たのでとても疲れましたが…。Iの二人の対決シーンを観たときの感動は忘れられません。IIはとても緊張感のある作品でしたね。あのハウさんが『非情の掟』でまたまた格好よくて、嬉しかったです。アンソニー・ウォンは渋くてよかったですね。 >チャン巡査部長はイヌの一人と考えていいですよね? チャン巡査部長は私もイヌと考えました。 もう一度〔回答1〕の参考URLを読みましたが、その例の金庫破りシーンにまた自信が持てなくなりました。もちろん、自分の解釈にもそれなりに自信はあるのですが、”睡眠薬入りの水で眠くなるのが残された二人だけなんて…都合が良すぎるのではないか?”とも思うのです。一応保安部が出動する前の台詞とラウが乗り込む前の保安部の台詞を比較したのですが、これらの台詞から「金庫破りはラウの妄想だ」という根拠が見つかりませんでした。あれはラウの妄想ではないと言ったものの、現実だとしたら他の者達も飲むのに、彼らだけ眠くなるのはおかしいなぁとは思っています。 私はI>II≫IIIの順で好きですが、IIIはIIよりも観ています。IIIは本当に疲れます(苦笑)。でも、cardhuさんご紹介のアンフェアを観ると、一気に疲れが取れましたよ。どのシーンも面白かったのですが、取調室のラウがあんなに格好悪くなってしまうとは…とこのシーンが一番印象に残りました。その翌日Iを観たのですが、アンフェアのシーンが重なってしまい、所々笑わずにはいられなくなりました。 ケアレスミスについてですが、ヤンの墓碑を見直すと確かに…IIとの繋がりが?と思いましたね。あと、Iで一番疑問に思うのは主人公達の年齢です。ラウは特に資料がないのですが、ヤンの年齢って幾つなんでしょうね?ご紹介のURLのnancixさんの無間道コーナーはかなり参考になりますが、年齢は分からないままですね。PC内のファイル、墓碑、映画のパンフ、それぞれ生年が違うみたいですし…。まぁ、ストーリーに支障がでないのでイイのですが…。

sweetseason
質問者

補足

お礼の続きです。 東京攻略、笑えました。トニーさんの最初のアクションシーンと、中盤の電動スケボー?で逃げるシーン、日本語「ヤダ」「ドウカナ?」「コノカッコウジャ、ミエナイヨ」「シラナーイ」とか…面白くて笑い転げてしまいました。以前花様年華を観たのですが、彼は一体どういう方なのか分からなくなりました。多才なんでしょうね。今回ご紹介の映画も借りて観ようと思います!! cardhuさんはあと約2週間でBOXが手に入りますね。待ち遠しいでしょうね。私は待てずに単品で揃えましたので、おそらくBOXは買わないと思いますが、BOXの特典は魅力的ですね。

noname#14127
noname#14127
回答No.12

 いろいろ考えた結果、ヨンのオフィスへの侵入はやはり事実なのかなぁと思います。ヨンはテープをごくはじめから持っていたのではないでしょうか。でもラウを逮捕したくらいでは生ぬるく(たぶん死刑にはならない)、ヤンの復讐なのだから殺したい、しかし警察であるため殺人はできない。だったらどうするか?その答えが冒頭。追い詰めるだけ追い詰めて自殺させるという方法です。ヨンはラウをああいうように自殺に追い込もうとしていたのではないでしょうか。だからまわりくどい方法であってもテープを証拠品として警察に提出しなかったのだと思います。  こう考えると「自作自受=自業自得」がこのシリーズのキャラクターほぼすべてに当てはまります。ラウは言うまでもありません。マフィアのサム、キョン、ハウも同様。ウォン警視もヤンとハウの父の殺しを指示していましたし、マリーも同じ。潜入していたロ・ガイも人を殺してました。そしてヨンも、「3」冒頭は結果的に殺しです。「殺したら殺される」がかなり貫かれています。ヤンも相当荒れた生活をしていたようなので、劇中描かれなかっただけで何人か殺しているのかもしれません。例外はウォンの同僚ルクは悪い人でなさそうなのに殺されてしまいました。あとはシェン…足が不自由になるくらいで償える程度のことしかしていなかったということでしょうか(国家認定の潜入のようなのであまり汚いことをしないで済んだのかもしれません)。  だいぶ核心に近づいてきたと思っているのですが、どう思われるでしょうか?

sweetseason
質問者

お礼

それにしても、何故サムとヨンの声が聴こえるDVDが存在するのでしょうね?不思議ですね。コムストックさんも知らないようでしたし…。 >細かくみるとケアレスミスはけっこうあるらしいです。 こんなに悩んでなかなかスッキリしないから言うわけではないのですが、無間道には撮影上のミスがいくつかありますね(と言っても、何度も観た映画はこれが初めてなので、他の映画にもあるかもしれませんが…)。Iのエレベーターが下りてくるのを待つ警官の一人の銃の持ち方がおかしいとか、IIIではcardhuさんご指摘の部分(私は知りませんでした。教えてくださってありがとうございます)とか…。 私はIのウォン警視死亡前後のキョンの十字架のネックレスが気になっています。キョンがヤンを助けた後はネックレスがありません。そして、ヤンがサムと共に倉庫に向かっているシーン(1時間14分57秒・笑)では窓を向いているヤンの視線上に十字架の明かり?が映っているのです。何の意味があるのかな~と観る度に思っています。たぶん、偶然映ったんでしょうね。 自作自受がほとんどのキャラクターに当てはまるとのご指摘ですが、本当にその通りですね。ルク警視の死はウォンに警察を辞めさせないために必要だったのかもしれません。だから、彼の死だけは例外なのかもしれません。または、ロ・ガイを潜入させて誰かを間接的に殺しているので死んだのかもしれませんね。 で、ご紹介の映画のDVDやビデオを昨晩借りてきました~!!人肉饅頭、ザ・ミッション非情の掟、インファナル・アンフェア無間笑、それとなんとなく東京攻略です。人肉饅頭は観ましたが、アンソニーさん…確かにこんな役で賞は欲しくないだろうと思えました。怖くて、怖くて…。しばらく餃子など食べられません(苦笑)。 トリビア、ありがたかったです。もし、cardhuさんが教えてくださらなかったら、人肉饅頭を観なかったと思います。非情の掟は必ず今日観ようと思います。

noname#14127
noname#14127
回答No.10

 sweetseasonさんこそ早い回答ありがとうございます。大変でしたら、ゆっくりの回答でかまいません。こちらは忘れないうちに書いておこうとするのでついついペースがはやくなってしまいます、笑。  で、やっぱり気になってしまい借りてきました。  今、確認したところですが音声が違います!  どういう意図なのかわかりませんが、輸入版は広東語も北京語吹き替えもどちらもテープの音がきこえます(字幕は出ません)。なのに日本版はテープの音がきこえません。もしかして日本側でわかりやすくするため(?)に音声を変えたのでしょうか?  とりあえず報告まで。

sweetseason
質問者

お礼

cardhuさん、こんにちは。 大変お待たせいたしました。 お返事が遅れてしまい、申し訳ありません。 お話していくうちに、どう考えれば良いのか非常に悩みました。というのは、「ここはラウの妄想だろう、幻覚だろう」と思われるシーンを中心に考えていくとかなり混乱しました。 色々考えた結果、≪ラウ・ヨン・シェンの話、要するに現在の部分≫はテープを中心に話が進んでいることから、私は【サムとイヌたちの会話が入ったテープ】を持っていた人物を最初に定めて、ラストまでの流れを考えました。 ちなみに、誰かが全てのテープが持つというのが前提です。分散するとは考えにくいので。 (1)ラウが持っていた場合 結論から言いますと、まずあり得ないと…。なぜなら、誰かから取り上げたにしろ彼が持っていても、自分に不利なテープは最初に始末してしまうからです。まだ、自分が精神的に追い詰められていないうちなら、こういう行動に出ると思います。 (2)ヨン(・シェン)が持っていた場合 Iでラムは死ぬ前に「テープは仲間が始末してくれた」と言っており、”仲間”という言葉はIIIでチャン巡査部長も「同じ仲間だろ」などとヨンに向かって言う台詞にありました。そこで、私はヨンはサムのイヌに見せかけていたのでは?と思いました。 また、ラウの同僚チョンさんによると「保安部の政治力は強く」、過去シーンのウォン警視によれば「保安部は秘密主義」とあり、保安部が強大な力を持っていたことが分かります。 そんな保安部のリーダーであるヨンがリャン警視宛てに届いたテープを見逃すはずがありません。ヨンは上層部との繋がりも強いようでしたし、彼が上司であるリャン警視に届いたものを手に入れると考えるのに不自然さはないと思います。 ※ヨンとサムの会話のテープが存在したとしても(1)と同様、テープの持ち主が始末したと考えます。 数人のサムのイヌたちは自殺・逃亡した。しかし、イヌはまだいた。 チャン巡査部長は自分なりにイヌ探しをしていた。(その証拠が彼のロッカーにあったヨン&シェンの写真)。そこへヨンがテープを送りつけた(ここはテープが先で、ヨンを怪しんだのは後かもしれません)。精神的に追い詰められたチャン巡査部長はヨンの前で自殺?した。→お礼11へ続く