MTVを代表するショービズ・ミュージックシーンに対する反動でしょう。
MTVで流れる曲がヒットしてスターが生まれる構造。
諸悪の根源みたいな印象のLAメタルの模造品バンド。
(モトリー・クルーとかはクオリティの高い作品を作ってたのに・・・)
それらに対する反動がニルヴァーナだったり、ロラパルーザに繋がったんじゃないでしょうか。
ニルヴァーナがインディーから出てきたのもポイントじゃないでしょうか。
レコード会社主導ではないロックサウンド。
ほとんどプロモーションもしなかったバンドの曲が、段々とチャートを上っていく。
それと同時にペリー・ファレルが行ったロラパルーザ。
色々なジャンルのインディーバンドのごちゃ混ぜツアーが大成功。
その後ニルヴァーナに続くようにパール・ジャムが出てきたりして、一気にシーンが加速したのは時代が潜在的に求めていたものがそこにあったんじゃないでしょうか。
アンチテーゼとしてのグランジ・オルタナティブもいつの間にか、メインストリームの音楽になっちゃうんですけどね。
よくある考察ですけど参考までに。
関係ないけど一番好きなこの頃の作品
パール・ジャム 「VS」