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Nikon F3の活用方法について。
以前は、トイカメラのLomoを使用していましたが、壊れた事ともう少し本格的に写真を撮ってみたいという気持ちから先日Nikon F3(チタンではないやつ)を購入しました。レンズは50mmでNikonです。 Lomoを使用していた際は、いわゆる雰囲気のある少し周りが黒味がかった写真がとれたのですが、F3ではインスタントカメラのようなスナップ写真しか撮れません。(ピントは合わせやすくていいのですが) 個人的に、色が鮮やかに出たり、周りが黒味がかった写真がすきなのですが、F3でそのような写真を撮ることは可能でしょうか。どなたかお教え頂けると幸いです。
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レンズの性能が全然違うので普通にとっても鮮やかになりますがねよりいっそう色鮮やかに撮影したければポジフィルム(富士クローム、コダクローム等のスライド用印刷用フィルム)を使用すれば解決できるのではないでしょうか。自分の好みの色が出やすいフィルムを写真雑誌等で探してみるといいでしょう。周囲が黒味がかった写真というのは単にLomoのカメラのイメージサークルが狭いために周辺部の光量が不足しているだけだと思いますが、ちょっと作為的にするのならレンズ外周部を黒い紙等でふさいでしまうというのもありです。特殊フィルターを使ってもいいですが、自分の手で作った小道具を使用して作風をコントロールしてみるのも勉強になります。レンズを隠す素材によっても写り具合が変わりますので、いろいろ試すのが一番です。こうした実験をする際にもフィルム自体の値段がちょっと高くても現像だけでとりあえず写真の状態が見えるポジフィルムのほうが必ずプリントしなければならないネガフィルムより安くなると思います。F3はボディがしっかりしていてさらに50mmのレンズはバランスのとれたいいレンズですので、写真を勉強するにはもってこいだと思います。
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ニコンで良かったですね。古いニッコールレンズが使えます。 最近の良く出来たレンズではお望みのような描写を得るのは難しいですが 昔のニッコールレンズなら工夫次第で何とかなりますよ。 そうだなあ、まず35mmくらいの焦点距離のレンズを中古店で探してください。 レンズのカビと、絞り羽根の油浮きさえなければ実用には大きな問題はありません。 外側はボロボロでもいいです。レンズのスリキズも、多少ならあってもいいです。 ま、殆ど商品価値はありませんから、買うとしても1000円くらい。 笑えばくれるかもしれません。 で、まず古いレンズの欠点は 絞り開放でイメージサークル(先の回答参照)が不足する事。そして コーティングが不完全で発色の偏りが大きい事。さらに 設計が古いぶん、周辺での画像が流れやすい事が挙げられます。 どうですか、お望みの描写にピッタリじゃありませんか。 そして、古いレンズの利点は 良質のガラスが使われていて、設計もオーソドックスですから 今のレンズのようにカリカリの硬いシャープさではなく ピントのあった部分は甘くシャープに、外れた部分はフワッとボケる事です。 上手く使いこなせば、LOMOのレトロ感と ピンホールレンズの甘い描写の両方が得られます。 そのうえピントの芯は、腐ってもニッコール。それでいて、安い! ● 使うにあたってはフイルムの選択が重要です。 まず、ネガフイルムは使えません。 高性能過ぎてレンズの欠点を消してしまいます。 多少費用と時間が嵩みますが、リバーサルフイルムを使ってください。 その上で、フジクロームは派手過ぎて使えません。 いいフイルムなんですけどツブシがきかない(笑)。 あ、鮮やかな発色が好みならいいかもしれません。 アグファはあまり真剣に使った事がないので何とも言えません。 やたらと黄色いなあという印象がありますが。 お勧めはコダクローム25。まだあるのかな? 控えめな発色と、それでいて外式現像独特のこってりとした色の乗り。 それに何といってもISO25の低感度が絞り開放撮影には持ってこいです。 それと、古いレンズ特有の黄色カブリを少し隠したいですから ごく薄い青フィルターを一枚被せてみてもいいかもしれません。 ● そうだ、「ベス単」という手もありましたね~。 ただこれはお金がかかる。手間もかかる。あまり勧められません。 ついでに、昔のオリンパスペンFT用のズイコーレンズを使うのも面白いです。 上手くやれば「メメント・モリ」の世界が手に入ります。 装着は面倒な事はありません。特別な部品も要りません。 レンズをマウントに押し当てて手で持ったままで撮影します。 ● 早い話が「綺麗な写真を撮るため」のセオリーをとことん無視して いろいろ楽しんでみればいいんじゃないかと思います。
お礼
古いレンズですか。確かにNikonはふるいレンズも装着できると、カメラ屋の兄さんが言ってました。見に行ってみます。ありがとうございました。
- sionn123
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p2pb2bさん こんにちは Lomoを含めたトイカメラの一番の特長は値段が安い事です。値段が安いと言う事は値段に似合った性能のレンズしか使ってないと言う事です。そう言う低レベル(低性能)のレンズで撮影した結果が、俗に「Lomo写真」とまで言われるあの独特の雰囲気の写真に仕上がっているんです。それをF3に使うニッコールレンズと言う高性能なレンズに求めるのが元々から無茶だと思います。 通常レンズを設計する上で重要なポイントの1つが「イメージサークル」です。「イメージサークル」とは「レンズを通った光がフィルム位置で結像する範囲の事」です。つまり普通のカメラに使うレンズは使用するフィルムよりイメージサークルが大きいと言う事です。ところでLomoに使われているレンズは、出来上がり写真から想像するにフィルム面より若干イメージサークルが小さいんだろうと想像します。従ってフィルム面の端の方では光量が不足してた結果として周囲が黒ずんだ写真に仕上がるんだろうと思います。要するにお持ちのレンズの外側から数mm位を黒い紙で覆えば、イメージサークルが小さくなりますから似た雰囲気の写真が撮れると思います。 後はLomo写真とは若干雰囲気が違いますが、「ピンホール写真」と言うのも雰囲気ある写真になると思います。ケンコーから「ピンホールレンズ」と言うものが発売されていますから、Fマウント用の物を購入すると良いでしょう。またはボディーキャップに1mm以下の穴を開けて撮影されても良いと思います。バルブで数秒~数分(明るさやフィルムの感度で変えてください)と言う撮影方法での撮影ですが、通常の写真とはちがう雰囲気の写真が撮れます。これも面白いと思います。 色が鮮やかな写真に付いては、言葉で「鮮やか」と表現するのは簡単ですがどう鮮やかなのが好みか(例えば赤味が強いのが好みか、緑味が強いのが好みとか)人それぞれなのでなかなか難しいと所です。F3の様なフィルムを使うカメラの場合フィルムの種類を変える事が可能ですよね。同じメーカーでも同じ感度のフィルムがネガ・ポジの区別以外に同じネガやポジでも数種類発売されていますよね。これは発色の違いで発売されているんです。ですから多種多様なフィルムを使ってp2pb2bさんの好まれる発色をするフィルムを見つけられたらと思います。
お礼
ご丁寧にありがとうございました。薄々は感づいてはいましたが、やはり高性能レンズだと厳しいですか。確かにLOMOのレンズと大きさをくらべただけでも、違いますしね。 個人的には、青みがかった色が強い写真が好きです。フィルムによって発色の度合いが違うのですね。普段はAgfaを使っていますが、たまには違うフィルムも使ってみます。ありがとうございました。
お礼
早急なご回答ありがとうございます。ポジフィルムはいまだ手を出していないので是非チャレンジしてみたいと思います。ありがとうございました。