それはまた難儀な課題を与えられたものですね(汗)
スカートの長さは時代により流行り廃りがありまして、20年ほど前まではいわゆる「不良少女」な女子は地面にくっつきそうなほどのロングスカートを履いていました(どのようなものかについては『スケバン刑事』などの、80年代初期~半ばくらいまでを舞台とした学園もののビデオをご覧ください)。当時の教師はスカートを短くする指導に追われていたようです。
もう制服を着なくなって十数年ですので、生徒の立場そのものには立てませんが、彼らと接していて感じたことをいくつか。
スカートが短ければ短いほどよい、といった現在の風潮は、ティーン向け雑誌などで短いスカート=かわいい、という価値観が刷り込まれたためと思われます(スカートを短くする行為とメディアのあおり、どちらが先かは卵が先か鶏が先か、という問題です)。また、教師が以前ほど強硬な指導を行えなくなったため、心理的障壁が少なくなったことも一因でしょう(十年ほど前まではスカートに担任や生活指導の教師が物差しを当ててスカート丈を測定する、などの行為も一般的でした。なお、現在でも中学はともかく高校教師に女性は少ないです)。
かわいい服装をしたいだけなのになんで先生たちは文句を言うの、という不満を解消することによるストレス発散と、学校のルールをちょっとだけ破ったことによる、後ろめたい快感を伴った達成感、といったものが、スカートを短くする行為の後ろにあるような気がします。ただし本当のところは違うかもしれませんので、他の現役学生な回答者さんに期待したいところです(微笑)
でまあ、なぜ学校側は制服の乱れを気にするかといえば、制服の乱れという小さなわがままを許すことで、他のルール……校則や、校則以外の社会のルール・礼儀作法……までもどんどん乱れていく、という実例がたくさんあるからです。このあたりの考え方は学校の生活指導の先生がきちんと説明してくれると思いますので、詳しく質問してみましょう。
お礼
ありがとうございます!流行に流されやすいというのでしょうかね;確かに短いスカート=かわいい、という考えはあるのでしょうね。長いと「ダサイ」とか、そういう感じ方をするのでしょうか;学校側の言う事は正しいと思うのですが…。だから問題になっているのでしょうか。とても参考になりましたw