県立高校受験のための塾でアルバイトをしていた経験がある者です。
まずは期末テストが修了した後、大手の塾が主催する模試を受けられてみたら
いかがでしょうか?中学校に案内が来ていることもありますし、比較的規模の大きい塾に
通っている友達がいれば模試を受けている可能性が高いので申込書などもらって
きてもらうのも一つでしょう。場合によっては書店で申込みを受け付けている場合
もあります。
おそらくそのような模試では自分の内申の数字の評価を申し込みで記入してあとは
自分の志望校を記入すると返却の時に自分がその高校を志望している人たちの中で
だいたいどれくらいの位置にあるのか確認することもできます。
この手の模試は、実際の受験で頻出されている分野などを中心に実際の受験問題に
近い質のものですので、苦手な分野などの把握も行えます。まずはその模試の結果
を科目ごとに間違えた部分や当てずっぽで正解したところなどをきちんと振り返る
復習を各科目行うことが重要になります。
(入試は中学全範囲が入りますが、受験の問題では頻出される分野とそうでない
ところがありますので)。
あとは実際の都立高校問題の過去問題集を一回は時間通りにやってみて採点後見直しを
することで、自分の苦手分野がわかるのではないでしょうか。
あとは各科目の学習なのですが・・・。文面から見るに冬期講習など含めて塾に
行かれる予定はないのでしょうか。特に苦手な科目などもわかりませんので一般的
なポイントになりますが・・・。
☆英語・・・基本的な文法(受動態の書き換えやto不定詞などの書き換え)を
しっかり押さえること。発音アクセント問題は、出てくる単語は限られ
るので、ここでの失点が大きい場合は問題集などから書き出してみて
リストなどを作ってみる。長文・会話問題は単語の意味などにあまり
とらわれすぎず、会話の話題の中心や代名詞itの示すものなどに注意
して読みこなせるようにする。
☆数学・・・計算問題は一個も落とさないようにするぞ!という覚悟で^^。
あと後半の配点で大きいのは関数を使った問題や、立体図形、証明
問題。苦手が自覚できるものなら基本的な問題集からやり直す。
学習範囲を網羅した標準レベルの問題集一冊をやってみて間違えた
問題はそれ用のノートなど作り問題研究する。
☆国語・・・漢字や文法など苦手な場合は短期でも集中的に薄手の問題集をやり
こなす。現代文は文章の大意、接続詞、指示語の内容などある程度
パターン化され、選択肢問題もあるのでまずは慣れること。
古文は重要な古語、敬語、文章の主体(特に敬語と絡んで)と
文章を通しての話題の中心を見つけられるか。
☆社会・・・地理歴史公民分野もれなく出題されるはずです。
苦手分野がはっきりしやすい科目なので問題集を解き、苦手な分野
については「書き込みノート形式」のようなものでまとめ直す。
公民は時事問題と絡めていることが多いので、本屋で参考書コーナー
にある重大ニュースなど一冊目を通すこと。
☆理科・・・まずは一分野、二分野を通じて一冊標準レベルの問題集を解く。
特に化学系、てこや輪軸、電流などは応用問題も出されやすいので
苦手な場合は要注意。あと実験方法についての問題は薬剤の名前、
薬剤の反応の仕方、用具の使い方など重要な実験については教科書や
実験ノートを見返してみること。二分野は生物系問題だと覚えていな
いと答えられない問題があるので一年生のときにやった頃について
のノートなどで忘れていたら確認のこと。
具体的な問題集などは友達や学校の先生などに聞いてみるのがいいと思います。
ただ時期も事もあるのであまり分厚くない(問題量が多すぎないもの)で解説が
しっかりしている問題集が独学ではいいと思います。
お礼
各教科ごとに詳しく書いていただき、まことにありがとうございます。とてもためになり、勉強する気がわいてきました。模擬テストなどもやってみようとおもいます。