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航空会社が破産したら
来年1月出発のデルタ航空の便を予約しようかどうか迷っているのですが、迷っている理由は、経済ニュースで『デルタ航空が数週間以内に破産を申請する可能性がある』と報じていたからです。 航空会社や破産のことなど無知なのでよく分からないのですが、今予約して、もし出発日までにデルタが破産申請をした場合、私はもうこの予約する(であろう)航空券(格安航空券)は破棄するしかないのでしょうか? それとも払い戻しされるのでしょうか? あるいは、破産申請した後でも、何らかの方法でその航空券を利用することはできるのでしょうか? さっぱり分からないので、その辺に詳しい方、教えてください。
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報道ではよく「 破産 」と表現されますが、これは適当ではありません。 実際には、日本の民事再生法に相当する「 米破産法 チャプター11 」の 適用を申請するものです。これは、企業が営業を続けながら債務の圧縮や リストラを進め、再建しやすくするための措置です。 航空業界ではユナイテッドやコンチネンタルがチャプター11を申請 したほか、アメリカウエストやUSエアーなど日本に就航していない エアラインも申請を行ない、営業を続けています。コンチネンタルは 企業再建に成功し、チャプター11企業の優等生として知られています。 ユナイテッドは再建途上ですが、名古屋線を新設するなど利益がみこめ る日本路線には積極的に投資を行なっています。 デルタがチャプター11を申請した場合、可能性としては日本線から 撤退するかもしれません。その場合は、利用者の持つ債権=航空券の 代金は払い戻されます。他社便に振り返られる可能性もありますが、 必ずしも希望の日程が取れるとは限らないので、払い戻しを選ぶほう がいいかと思います。 なお、チャプター11は、裁判所が「 再建の見込みがある 」と認定 した場合にのみ適用されます。再建の見込みなしと判断された場合は、 会社清算を前提にしたチャプター7の申請を義務付けられます。デル タの場合は、チャプター11の可能性は取りざたされていますが、7の 可能性については寡聞にして聞いたことがないので、会社がなくなって しまう恐れは現時点ではほぼありませんので、ご安心ください。
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- bluegoodbye2
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実際にスイス航空が破綻した際には、結果的には違う形で経営が存続することになったにせよ、その過程において紆余曲折があります。 仮に破綻当日に搭乗ということになってしまったら、現場レベルでの混乱がゼロというのは考えにくいです。 基本的に「君子危うき近づかず」です。 航空会社が経営破綻するかどうかに気を使うのもつまらないと思います。 私なら、迷わず他社を予約します。
お礼
なるほど、確かに混乱は必至ですよね。 君子危うき近づかず…ですか…おっしゃる通りだと思います。
- moumouchan
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日本線は、いつ撤退してもおかしくないような状況なので、1月だと路線自体無くなっている可能性が堅いですね。 他社が振り替えてくれる可能性が高いですが、いずれにせよ、日程などが希望通りになるかわかりませんよ。 心配だったら他社にしたらどうでしょう?
お礼
そうですか… 日本線がなくなったら困りますね… 実は目的地はカナダなのですが、エアカナダと比べると値段が格段に違うので、面倒でもアメリカ経由にしようと思ったのですが… 同じアメリカ系航空会社でも、デルタ以外だとエアカナダとさほど変わりなくなってしまうので、私の中では『デルタ or エアカナダ』という選択肢だったのです。 やはりここは我慢してエアカナダにすべきなんでしょうかねぇ…辛いところです。
- 9ma
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これまで、アメリカの航空会社は、数年ごとに倒産、買収をしていますね。 あのパンナムですら、倒産を経験しています。 航空会社は、飛行機を資産として持っていますから、倒産時には、資産を債務共々、誰かに売ります。通常は、他の航空会社が買います。債務は、借入金は勿論ですが、販売済みのチケットも、航空会社の債務です。 したがい、質問者様が買おうとしているチケットは、仮にデルタが倒産すれば、デルタを買収する航空会社の運航便で使用できるようになる確率が非常に高いです。恐らく、99.9%以上。 断言は出来ませんが、私でしたら、何の躊躇も致しません。安心して買います。
お礼
ご回答ありがとうございます。 カトリーナの影響で、今までも危機的状態だったのにさらに大打撃らしいです。 デルタ(ノースウエストもだそうですが)が申請する可能性があるのはチャプター11だそうでして、この場合はチャプター7と違って会社自体が消滅するわけではないと聞きました。(どこまで信じていいか分かりませんが) 9ma様のおっしゃる通り、破産申請したからといってすぐに会社が消えてしまうわけではないのでしたら、購入しても良さそうですね。 払い戻しされるのではなく、何らかの形で予定通りのフライトをしてほしいと思っているものですから。
- hirokazu5
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航空会社が破産した場合、たいていはその国が当面の経営を引き受けるのが世界的な通例です。その国が空軍を持っている場合、との条件付ですが。 いざとなったら、航空会社は空軍の手足として働いてもらう会社、国防上の理由があるので、そうかんたんにつぶせません。
お礼
ご回答ありがとうございます。 そういう事情もあるのですね。勉強になります。
お礼
ご回答ありがとうございます。 報道ではチャプター11の申請との事ですので、会社が消えてしまうというわけではなさそうですよね。 でもまぁ、希望の便に乗れなかったら嫌だし、他の米系航空会社なども検討してみたいと思います。