- ベストアンサー
ネットによる音楽配信曲の音質
最近、ネットで音楽配信が流行っていますよね。 ダウンロードした曲の音質は、普通のCDより悪いのでしょうか? たとえばCDアルバムをダウンロードすると、同じ内容の通常のCDアルバムより少し安いし・・・ 配信にしようか普通のCDを買おうか迷っています。 どなたか教えてくださいm(__)m
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
こんばんは。 結論から先に書きますね。 「気にする程のものではないと思います。」 一般的には、ダウンロード(配信)用の楽曲データは、様々なネット環境にある人々向けに行われるサービスなので、比較的小さなデータ量にしてあると思います。ダウンロード時間を短くする為にです。 CDからMDに録音磨る時にも、データの圧縮が行われています。でも、ほとんどその差って気にならないと思います。(聴き比べをした事もないし、私自身その必要性を感じないほど、十分な音質を得られていると感じています) 理屈の上では、厳密にいえば、元のデータ量よりも小さくしていれば、音の品質は落ちているのだと思うのですが、MDにしろ配信用データにしろ、その差は普通に聞く分には問題にならないと思います。 相当立派な再生環境で聞く場合や、オーディオマニア、音質マニアの方が聞き比べる場合には違うかもしれませんが、配信ならば(コピーフリーの場合をを書いています。)、再生環境として想定されているのはPC前、CD-Rでミニコンポ、CD-Rでカーオーディオ、iPodの様なポータブルオーディオ程度だと思います。これらの再生機器でその音質の違いが気になる、というのはあまりないのではないでしょうか。 圧縮方式(コーディング)も、mp3やwmaやatracなど様々ですが、どれも、原音をなるべく忠実に再現できるように工夫されています。 価格が一般の小売店よりも安く設定されているのは、流通経路が異なるからだと思います。配信であれば、おおざっぱに、権利者(レーベル)>サーバー屋さん(配信サイト)>ユーザーとなりますよね。一般小売では、権利者(レーベル)>卸業者(問屋さん)>小売店(CDショップ)>ユーザーとなりますね。段階も多いですし、在庫リスクもあるので、それなりのマージンが発生しているでしょう。だから最終的な価格は高くなってしまいます。対して、配信の場合には、在庫のリスクはないので、安価に提供出来る余地があります。 配信の場合は、一般的に、データが圧縮されているだろうという前提で書きましたが、圧縮せずに元のデータをそのまま配信する事も可能です。もちろんその場合には、CDと遜色とない音が再現可能になります。 配信だから音質が悪いというのではなく、圧縮の仕方・程度による、という事になりますね。
その他の回答 (2)
- dosanko_xy
- ベストアンサー率44% (25/56)
>ダウンロードした曲の音質は、普通のCDより悪いのでしょうか? 良いのか?悪いのか?と問われれば、CD音源よりも劣る場合が多いと思います。 これは、大幅な圧縮効率を実現するために、人の聴覚にとってあまり重要ではない音声成分を破棄し、 データ量を間引いてファイルサイズを圧縮する、という感じの処理が施されているからです。 一般的な MP3 や AAC などは、このような圧縮形式です。 逆に言い換えると、CD音源の元のサイズの 1/10 ~ 1/20 程度と大胆な圧縮を行うには このような音質を犠牲にする方法しかありません。 上記で書いたような品質劣化を伴う圧縮を「 不可逆圧縮 」と呼びます。 「 不可逆 = 元には戻らない 」という意味です。 しかし、問題は「 音質の劣化が、自分にとって気になるかどうか? 」という点です。 音楽をダウンロード販売しているのですから当然、一般的な音楽鑑賞に耐えられる品質を 実現していないと問題になります。 原理的にはCD音源よりは劣る音質ですが、自分にとって十分な品質であるかどうかは その人の判断次第といえると思います。 結局は、ユーザーが満足するかどうか、という点が重要ですから。 ただ、どうせお金を出すのだから音が良い方がいい!!、というのであれば CDを買うほうが良いでしょう。 この辺りは、気持ちの問題もありますからね。 ちなみに、音質をまったく劣化させずに圧縮する方法もあります。 一般的に、ロスレス圧縮、と呼ばれる形式で、可逆圧縮とも呼ばれます。 「 可逆 = 元に戻る 」という意味です。 音源の全情報を保持したまま圧縮を行うので当然、オリジナルと同等の音質ですが 圧縮効率は大幅に下がります。 圧縮する音源によって圧縮効率は変わりますが、大体、オリジナルの 3/4 や 2/3 程度に、 良くて 1/2 程度の圧縮性能です。 仮にオリジナルが 100 MBのサイズであれば、良くても 50 MB程度の圧縮なので MP3 や AAC とかに比べるとサイズは相当に大きくなりますが、音質の劣化は皆無になります。
- arvent
- ベストアンサー率54% (88/162)
すみません、大事な事を書き忘れました。 原音に対しての品質は先に書いた通りですが、では、買うかどうか、についてです。 それは、質問者様がその購入を検討されている楽曲をどのようなスタイルで視聴するか、が大事ではないでしょうか。 有料の配信サイトでは、ダウンロードした楽曲は、そのPCでしか聴けない、とか、専用のプレイヤーが必要、とか、何回までポータブルオーディオに書き出し可能、などの制限があると思います。 もし、車の中で聞きたい、MDにコピーしたい、電車の中で聞きたい、などなど様々なシーンで利用を考えている場合、その配信データでそれらが満たせるかどうかを考えられれば良いと思います。 CDにはCDの利便性がありますし、配信には配信のそれがあります。TPOに応じて、使い分けて使うのがよいかなぁ、と私は思います。