- ベストアンサー
テキスト形式で読み込める会計ソフト
って一番使いやすいのを教えてください。 PCA会計は、結構やってみたのですが、難しかったです。 エクセルのデータを2期分ソフトに組み込みたいのですが。。 形式をあわせるのが、大変です。 よろしくお願いいたします。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
弥生会計などビッグネームの会計ソフトはCSV形式のファイルを読む込むことができます。ご存じの通り、CSVファイルはテキストファイルの一種ですが、たいていのソフトはマニュアルを読むと、CSVからの仕訳データの読み込み(インポート)は勧めないとあるようです。それはなぜかというと、おっしゃるとおりSCVファイルの中身である各フィールドの順序や形式をソフトが要求する形にそろえるのがたいへんだからです。 結論から言うと問題は会計ソフトにあるのではなくエクセルにあると思います。各フィールドの順番や科目データやコードの扱い、部門や補助科目、消費税の課税・非課税の区別フラグ、日付フォーマットの扱い、キャッシュフロー把握のためのフラグなどなど決められた順番で決められた形式で並べ直さなくてはいけません。 また、元のデータが現金出納帳だったり預金出納帳だったり給与台帳や売掛帳 、買掛台帳などである場合、それぞれの順序に従ったフィールドの並びになっているはずです。それらのデータを会計ソフトが要求する順序に並び替え、形式を整える必要があります。 また","(半角コンマ)や「"」(ダブルクォーテーション)の扱いも注意しなければなりません。元のデータの中の半角コンマは全角コンマなどに置換するか、弥生会計の場合はダブルクォーテーションで囲んでおかなければなりません。エクセルはそのあたりは面倒を見てくれますが、必ずダブルクォーテーションで囲んでおかなければならないフィールドもあり、面倒なVBAを組まなければ任意のフィールドに自動的にダブルクォーテーションをつける芸当はエクセルではできません。 http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb%3Bja%3B123183 もちろん"★"などほかの場面では絶対に使わない文字を仮につかい、テキスト(CSV)に書き出してから「"」にワードパッドなどで変換する方法もあります。エクセルはこういう手間のほかに255列しかカラムがとれないことや、全データをメモリ上に展開しますので、大きなデータを扱うときはカーソルの移動一つで非常に動作が重くなるなどのことから制約が大きいと感じます。 私が弥生会計に落ち着いたのは摘要20文字(最新バージョンでは30文字)のほかに自由に使える大きなメモフィールドを持っていることや、インポートの動作が安定していること、インポート時の科目の変換機能を持っていることですが、たいていの会計ソフトのカレントバージョンでは解決されているはずです。問題は会計ソフトの側にあるのではなく、テキストの扱いに関してユーザーが恵まれた環境にあるとは言えないことではないかと思うのです。 事業所データを新設し、消費税などの設定を行い、科目体系や補助科目体系を会計ソフト上で構築し、BSの開始残高を正確に設定し(この辺は伝票で入れる人もいますが)外部データをインポートできる状況を作らなくてはいけません。そのあと元のデータをいじってインポート用のデータを作り、試行錯誤で入れ込んでいきます。データを入れ込んだ後、総勘定元帳の各科目の残高におかしな数字が現れないか、「諸口」などの経過口座を使った場合そこに残高が残っていないか、照合・消し込みを行うのも場合によってはボリュームのある作業になります。最後に現金出納帳などの特殊仕訳帳などの他にも資産台帳や給与台帳などから全体的に会計データに矛盾がないか見極める能力が要求されます。 インポート用のテキストデータを作るのはこのような一連の流れの中の一部に過ぎないのですが、フィールドごとのテキストデータをいじるための慣れとかスキルが問われる作業であり、特にエクセルをツールとして選ぶとたいへん面倒な作業になります。特に最近では会計ソフトの種類にはあまり依存しないのではないかと思いますが、私なら前述のような理由で弥生会計をお勧めします。 このような作業を行う上での私の個人的なお勧めのツールは桐というソフトを使った自動処理ですが、一千仕訳くらいであればエクセルによる対話的処理でもできないことはないと思います。このような作業が一回きりならエクセルでデータを小分けにして少しずつ処理すればよいと思いますが、これからも必要があるなら何らかのデータベースソフトの扱いに手慣れておくことをお勧めします。 http://www.kthree.co.jp/2seihin/6kiri9-2005/index.html
お礼
すごい、大変だとわかりました。 ありがとうございました。 弥生販売は得意なのですが、会計は、様式が難しいのでギブアップしていましたが、またチャレンジしてみます。 いろいろ細かくありがとうございました。 また、機会がございましたら、よろしくお願いいたします。