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ショパンのエチュード作品10・25は弱起の曲が多いのか?

ショパンのエチュード作品10・25は弱起の曲が多いのでしょうか? 作品10の第3番「別れの曲」をはじめ、4番、6番、7番、8番 などほとんどです。 ショパン自身がなにか意図していたものなのでしょうか? なにか形式にこだわっていたのでしょうか?

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回答No.1

弱起という日本語から受ける印象は余り感心しません。弱拍は良くわかるのですが、よわくおこす、という言葉の感じは西洋音楽の真髄的なリズム表現を誤解する可能性があるのでは・・・何て考えてるのは私だけだったりして。すみません!ドイツ語ではアウフ(持ち上げる、上に持って行く)タクト(拍子)、アウフタクトと言いますが。変な例えかもしれないけど、朝起きたとき、アアア~と腕を持ち上げて伸びをしてそしてフゥ~といいながらドンと或いはフワッと持ち上げた腕が落ちますよね(降ろしますよね)それに近い形のリズムの処理法で欧米の言語から来ているものかも知れません。ですから、ショパンはそのような気分(アウフタクトから旋律を持って行く)のインスピレーションで創作したと思われます。ですから意図と言うほど大げさではないにしても、その気分で創ったと思われます。西洋音楽の作曲家は一人残らずこの形の音楽を創っていますし、ショパン作品にも他に数え切れないくらいアウフタクトは出てきます。形式的に言えばアウフタクトですが作曲する時はかなり自然な感情から発せられるものでしょうね。回答が長く、またややこしくなってごめんなさい。

noname#12398
質問者

お礼

くわしいご説明ありがとうございます! 当方は音大に逝かず独学でエチュードを練習している者ですから・・残念!!!