ジャニーズ事務所はマスコミに関しては非常に強い立場だということです。
音楽番組に限らずドラマやバラエティー番組、スポーツ番組等に至るまでジャニーズ系のタレントが起用されており、民放各局はもちろんのことNHKに至るまでジャニーズ事務所のタレント無しでは視聴率競争に勝てない状況です。
この状況でジャニーズに所属するタレントに何事か問題が発覚するとジャニーズ事務所はすぐにマスコミ各社に報道の自粛を要請します。
この要請の中には報道の仕方によっては、今後その局にはジャニーズ事務所のタレントは一切出演させない旨を伝えて脅すことになります。
ジャニーズ事務所のタレントを出演させられないと困るのはテレビ局の方ですので、各テレビ局はジャニーズ系のタレントの事件報道は一切控えることになります。
過去にこうした事件が起こる度に、何度もジャニーズ事務所に要請されてきた各テレビ局は、今ではテレビ局側から気を遣って極力報道を控えるようになっています。
ジャニーズ事務所に限らず力のある大手プロダクションは、こうした裏取引を行っているようですのでテレビの報道はいつも公正で正しいとは思わないことです。
しかしながら今回は飲酒した本人は未成年者であるためにある程度保護されることは良いのですが、一緒に飲酒していたフジテレビのアナウンサーやスタッフの人達は未成年者と知りつつ一緒に飲酒していたのですからかなりの責任を追求されて当然かと思います。
この件に関してフジテレビは何らかの処分をしっかり公表しなければならないでしょうね。
ジャニーズでは飲酒した本人を無期謹慎扱いとして処分するようですが、当のアナウンサーは一週間程度の謹慎になるそうです。
“未成年者飲酒禁止法”では飲んだ本人よりも回りの大人に責任があるとされている筈なので社会的な影響を考えるとフジテレビのスタッフはもっと厳しい処罰になっても良いのでは。