髪が突然、やせ細ってしまいました。。

質問

２０代後半の男性です。
この春から、会社の部署替えで毎日忙しく仕事をしていますが、
ここ２ヶ月ほどで、髪が一気にやせ細ってしまいました。
ピンピンしていた髪が、へなへなになってしまった感じです。
明らかに細くなったし、直毛がくせ毛のようになり、まとまりません。
この前、髪を切りに行ったときも、店員に
「入院でもされてたんですか？」
って、聞かれてしまうほどなんです。
咄嗟に、「えぇ、ちょっと体調が悪くて」とウソをついてしまいましたが、
出産後の女性のようだとも言われました。
たしかに仕事が忙しくなったなど、原因は思いつくのですが
太った、痩せた等の体調の変化は見あたりません。
また、頭皮に炎症やかゆみ、ふけなどもありません。
なにか、よい解決法はないでしょうか。
休養をよくとる、食事に気を付けるといったことは心がけているのですが。

回答No.3

gakushaneko · ベストアンサー

髪の毛の専門家，理容師です。

まず，体内に吸収されている栄養は，どの場所にも均等に分配されているのではなく，生命維持にとって重要な場所から順に分配されていき，髪の毛のように生命維持にはあまり関わらない場所には，その他で使用されて残った「残りカス」の栄養がまわされます。
もちろん，個人差がありますので，一概に髪の毛だけが影響を受けるというわけではありませんが，でも，体内に吸収されている栄養が不足している影響が一番出やすいのは髪の毛だと考えています。
ということで，体型の変化は見えなくても，髪の毛だけに影響が出ることもあり得るのです。

質問に書かれていることから状態を考えてみますと，たぶん，食事内容については，今までと変化はないと思われますので，たぶん，仕事が以前よりも忙しくなったことから，食事を摂る時刻が以前よりもバラバラになってきているのかもしれません。
食事を摂る時刻をほぼ同じにすることで，その時刻が近づきますと，身体は，消化液の分泌量を増加したり，胃腸の蠕動運動を徐々に活発にすることが出来るのですが，食事を摂る時刻が大幅にばらつきますと，それが出来なくなってしまい，食事を始めませんと，消化液の分泌量増加がはじまりませんし，蠕動運動も始まらない上に，これらはゆっくりと適正状態へとなっていきますので，どうしても，消化が不充分になると考えられます。
消化が不充分ということは，それだけ，栄養の吸収が悪くなってしまいます。

また，部署が変わったために，新たに仕事を覚える必要が出てきたと思われ，もし，そうであれば，そのために軽いストレスを感じ続けている可能性があると思われます。

ストレスが髪の毛に悪いことは，脱毛症の話などを聞いていれば，ご存じのことだと思いますが，その理由は，ストレスを感じている間は，栄養の吸収が悪くなってしまうことにあるのです。
たまに，ホルモンバランスが崩れるため（ホルモンバランスがほんの少し崩れることは事実だそうです），髪の毛が抜けるみたいなことを言う人もいますが，もし，ホルモンバランスの崩れだけで髪の毛が抜けてしまうのでしたら，その人は，すでに入院していなければならないほど重病なんだそうです。
ですから，髪の毛が痩せ細ったのは，ストレスが原因だとしますと，それは，栄養の吸収が悪くなったことが原因と言えると思いますよ。

「咄嗟に、「えぇ、ちょっと体調が悪くて」とウソをついてしまいましたが」と書かれていますが，栄養の吸収が悪くなる，つまり，体内に吸収されている栄養が不足している状態というのは，体調が悪い状態と同じと言っていいと思います。
つまり，強ち，ウソをついたことにはならないと思います。
ただ，それが自覚症状として感じられていないだけの話だと思います。

ということで，「ピンピンしていた髪が、へなへなになってしまった」のも「明らかに細くなったし、直毛がくせ毛のようになり、まとまりません」というのも，「出産後の女性のようだとも言われました」というのも，みんな，体内に吸収されている栄養が不足しているからです。（産前産後の女性は，通常よりも多く栄養を摂取する必要がありますからね）

さて，taka241さん自身も気をつけているようですが，何が問題になるかがわかりませんので，一応，留意するべき点をすべて書き出してみます。
ですから，すでに気をつけられている内容が出てくるかもしれませんが，それは読み飛ばしてくださいね。

●栄養バランスのとれた食事
栄養バランスとは，それぞれの栄養に定められた摂取量に対して100%以上になっている状態を指しています。
そして，もし，ある栄養が100%を下回ってしまったとき，最低の割合の栄養と同じ割合だけ他の栄養も使われ，残った分については，ある一定期間（2～3日程度）体内にストックされたあと，体外に捨てられてしまいます。
一例を挙げてみますと，ビタミンCが70%（これを最低と仮定します），タンパク質が130%，ビタミンEが95%摂取されていたとしますと，その他の栄養もすべて70%使われたら，残りのタンパク質60%，ビタミンE25%は，数日間体内にストックされたあと，体外に捨てられてしまうと言うことです。
つまり，いろいろある栄養のうち，1つでも100%を下回った場合，体内に吸収されている栄養は不足しているのと同じ状態になってしまうのです。
ただし，ストック期間がありますので，今日，不足していたとしても，昨日，不足分を補う以上に余分に摂取出来ていれば，栄養バランスはとれていると言えます。
そこで，「一昨日，昨日，そして今日の3日間で，すべての栄養がそれぞれに設定されている「食事摂取基準」の3倍以上になる食事」を心掛けるようにしてください。
ただし，「許容上限摂取量」が定められている栄養については，1日にそれ以上にならないようにしてください。
といっても，これは，「理想」ですので，まぁ，たぶん，今までどおりに気を配っていれば，大丈夫だと思いますが・・・。
ちなみに，食事摂取基準や許容上限摂取量については，興味がありましたら，

日本人の食事摂取基準（2005年版）について
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2004/11/h1122-2.html

をご覧ください。（内容は，たいへん難しいものになっています）
また，一度，栄養士に相談するのもいい手かもしれませんね。
もし，相談する場合は，各市町村の保険センターなどで定期的に行われている「無料栄養相談」（たぶん，要予約だと思います）を利用するのも1つの手ですよ。

●サプリメントに頼らない
サプリメントは，以前に比べますと，確かに吸収されやすくなっていますが，まだまだ，食事として摂取される栄養には比べられません。
ですから，栄養は，出来る限り，食事で摂取するようにしましょう。
そして，どうしても，不足してしまう栄養があった場合にのみ，不足している栄養が含まれているサプリメントで補うようにしてください。
ただし，いつも同じ栄養が不足してしまうようでしたら，食事内容を考え直さなければいけませんよ。

●食事を摂る時刻をほぼ同じにする
これは，すでに説明していますので，対処法だけ書きます。
ということで，1番良く食事を摂り始める時刻（といっても，だいたいで結構です）を中心にして，その前後30分ずつのズレの中で，食事を始められるようにしてください。
なお，1週間に1度程度でしたら，大幅にずれても構わないですよ。

●よく噛んで食べる
子ども扱いしているわけではなく，実は，日本人のほとんどがそうなのです。
というのも，日本人の1回の食事に於ける平均咀嚼（噛む）回数は，たったの610回だそうですよ。
これを1口あたりにしますと，10～15回程度になってしまうのだそうです。
口にしたものをよく噛みませんと，食材の固まりはどうしても大きくなってしまいます。
そうなりますと，固まりの表面や表面近くは消化されやすいのですが，中心までは消化されにくくなってしまいます。
そのため，栄養バランスのとれた食事をしていても，消化が不充分になってしまう分，体内に吸収されている栄養が不足しやすくなってしまいます。
ですから，よく噛んで食べることが重要になってくるのですよ。
では，何回噛めばいいのかというと，実は，食材の硬さによって，必要な咀嚼回数が変化します。
ですから，一応，「口にした食材の味を充分感じるまで」を理想の目標としてみてください。
といっても，いきなり，そこまで噛むようにしてしまいますと，たいていの人（特に，若い人）は，アゴが疲れてしまいますので，まず，今までよりも10回程度咀嚼を増やし，それに慣れてきたら，また，10回程度咀嚼を増やしていくというように，少しずつ，咀嚼回数を増やすようにしてください。

●「だけ食い」は厳禁
「だけ食い」とは，「1つの食材だけを食べ続け，その食材を全部食べ終わらないと次の食材を食べはじめない食べ方」のことを指します。
このような「だけ食い」をしていますと，栄養の吸収を助ける栄養と助けられる栄養が充分混ざり合わなくなってしまうためだと思われるのですが，事実，栄養の吸収が悪くなってしまいます。
ということで，「汁物＞おかず＞主食＞汁物＞おかず＞主食＞・・・（以下，繰り返し）」といった「三角食べ」やこれを応用した食べ方をするようにしてください。
ただし，順番は厳密なものではありませんので，多少，順番が前後しても，同じ食材を続けて食べるようなことがなければ，OKだと考えています。

●ストレスは積極的に解消
ストレスを感じている間，栄養の吸収が悪くなってしまうことは，すでに書いてありますが，ストレス解消のヒントも出てきますので，詳しく説明しますね。

実は，ストレスを感じますと，全身の血管が収縮してしまいます。
比較的硬くて太い動脈や静脈まで収縮してしまいますので，それよりもかなり軟らかくて細い「毛細血管」になりますと，そこに流れる血液がほとんど無くなってしまうほど収縮してしまいます。
髪の毛を作っている毛根に来ているのも，この毛細血管ですので，ストレスを感じている状態が長くなりますと，髪の毛が正常に作られないという説明をされる人もいるかもしれませんが，髪の毛が1番作られるのは就寝中でして，その就寝中やその前の眠くなったときには，ほとんどのストレスは自然に解消されてしまうことから，ほとんど影響がない可能性が高いです。
しかし，ストレスが髪の毛の大敵みたいなことを言われ続けているのは，ストレスを感じている間，小腸の周りにある毛細血管が収縮しているために，栄養の吸収が悪くなってしまうからなのです。
小腸が吸収した栄養は，小腸の周りにある毛細血管を流れている血液に渡されるのですから，毛細血管がストレスによって収縮していますと，栄養を渡す相手がいなくなってしまいますから，栄養の吸収が悪くなってしまうのも仕方がないと思います。

さて，ストレスを感じますと，全身の血管が収縮するということは，血管内の容積が減少しても，血液の容量は変化しませんから，どうしても，血圧が上昇するようになってしまいます。
上昇した状態の血圧は，大変危険ですので，自己防衛本能の働きによって，血液中の水分を血管の外に逃がして，血液の容量を減少していき，血圧を降下しようと調整されるようになります。
ところが，水分のやりとりが得意な毛細血管にはほとんど血液が流れていないのですから，どうしても，時間がかかってしまうようになります。
それでも，血液の容量が減少して，血管の容積とバランスがとれるようになりますと，ストレスが自然に解消されるのです。
しかし，時間がかかってしまうのですから，ストレスを感じている間は，栄養の吸収が悪くなってしまい，体内に吸収されている栄養が不足していくようになるのです。

ストレスを解消するには，1番効果的なのは，気持ちの切り替えです。
楽しみにしていることや楽しかったことを考えたりと+思考といわれていることを考えるようにすれば，ストレスは解消されます。
また，ストレスを感じたままにしていても，ストレスによって上昇した血圧が降下しますと，自然にストレスが解消されることから考えますと，積極的に血圧を下げられる効果がある行為をすることで，ストレスを積極的に解消することが出来るようになります。
で，血圧を積極的に降下するには，血管拡張作用がある行為をするのが，1番効果的だと考えられます。
血管が収縮したために血圧が上昇したのですから，血管が拡張すれば，血圧が降下するわけですね。
ということで，疲労（=ストレス）しない程度に軽い運動をしたり，適量までの飲酒などが，これにあたると考えられます。
もちろん，これは一例としてあげていますので，他にももっと多く血管を拡張する作用を保つ行為はあると思いますよ。
まぁ，とりあえず，焦らずにストレスを積極的に解消出来るのが理想だと思ってください。

髪の毛の問題には，栄養に関することの他に，睡眠リズムも関わってきます。
というのも，髪の毛が1番成長するのは，就寝中だからです。
これは，毛根の細胞分裂を促すホルモンが，普段から分泌されているのですが，1番多く分泌されるのが就寝中だからです。
ちなみに，この細胞分裂を促すホルモンの名前は「成長ホルモン」と言いまして，起きているときに分泌量が増加しますと，血管が拡張され，血圧が低下するようになるため，眠くなると言われています。
また，血圧が低下することから，ストレスが自然に解消されるのですよ。
ということで，成長ホルモンの分泌量を確実に増加させるために，次のことに留意するようにしてみてください。

●休日も平日も，毎日，ほぼ同じ時刻に起床
●起床したら，朝の光を浴びる
●起床の16時間後に就寝する（8時間睡眠がベスト）

ちなみに，これは，朝の目覚めをすっきりさせる方法でもあるのですよ。
なお，「朝の光」についてですが，太陽光線だけでなく，蛍光灯の光など，白くて明るい光であれば，なんでも構わないそうですよ。

最後に，いろいろと書いていますが，絶対に，無理だけはしないようにしてください。
たぶん，中には無理な改善点もあると思います。
そういう部分を無理に改善しようとしますと，それがストレスになるケースが多いですから，絶対に無理だけはしないようにしてくださいね。
焦らず，のんびりで構いませんから，1つ1つ，ゆっくりと改善出来るものは改善していくようにしてみてください。

お礼

回答ありがとうございます。
長文で、しかも分かり易く、大変感激してます。
読んでいると、思い当たることも多く、さっそく実践していこうと思います。
髪がやせ細るってのは、ホントあっという間で起こるものなんですね。
逆に元に戻るってのは、ある程度の時間が必要なのでしょう。
最近は、セットが決まらなかったりで、それが別のストレスになってしまってます。
ですが、焦らず治していこうと思います。

回答No.2

red_white

こんにちは。

私も、少し前に色々なことで悩んでたとき、それまで剛毛だった（笑）毛が一気にやせ細りました。
あんなに極太だった髪が、ネコっ毛みたいになったんです。
量もどーんと減ったし。

いつもお世話になってる店員さんに私も言われましたよ。
「ストレスたまってたり、何か病気になってるときは髪に変化が出る」って。

その店員さんは比較的年配の方の髪も切るそうなんですが、以前ある女性の髪が突然やせ細ったので「何か病気されてないですか？」って聞いたところ、その時は本人も自覚がなく、「大丈夫ですよ」という返答だったそうなのですが、その後本人が気になって病院に行ったところ、なんとガンだったそうです。

質問者さんはそこまでではないでしょうが、恐らく仕事のストレスがたまっているのでしょうね。

髪にも栄養のあるトリートメントを何かするとか、＃1の方がおっしゃるように、日ごろの食事にも気を遣われるとか、何か工夫すると変わると思いますよ。
とりあえず、休みの日はたっぷり睡眠をとってくださいね。

頑張ってくださいね。

お礼

回答、ありがとうございます。

病気ですか・・・。怖いですね。
４月にあった、会社の健康診断では問題なかったのですが、
髪のことは、それ以降の出来事なので、少し心配です。

ちなみに回答者さんも同じ経験をされたようですが
今はもう治りましたか？
以前のような、剛毛になりましたか？

今日は久しぶりの休みでした。ゆっくり睡眠をとろうと思います。

回答No.1

pippin-report

こんにちは。
ストレスで髪が痩せることはよくあることです。
髪は体調を反映しますよ。
そして、もしかして爪に筋が入ったりしていませんか？艶はありますか？
亜鉛の入ったサプリメントは髪や爪の健康に効果があります。
こちらに紹介されていますので
よろしければお試し下さいね。
http://allabout.co.jp/fashion/hairstyle/closeup/CU20020801/

参考URL：

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お礼

参考URLありがとうございます。
確かに食生活も、忙しくて、食事時間がばらばらだったり
不規則なことが続いています。
あと、確かに爪に縦線が多く入ってます。
筋というか、細かい縦線ですが。
食生活にも気をつけてみますね。