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超高級・高価格機種の意味を教えて...
現在、店頭価格で12-3万円前後の高級機種の購入を検討しています。 たださらに高級=超高級とも言える45万円前後のデジカメが一群ありますね。そのクラスのデジカメの決定的な「高い理由」、店頭でも聞きましたがラチがあきません。 ○ 解像度が500万CCD以上。 >12-3万のものでもあります。 ○ ふつうのカメラの交換レンズが使える? という程度しかその特性を理解できていません。 一体、なぜ、30万円からも高くて、しかも重そうな一群があるのでしょうか? 教えて下さい。
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補正を読みましたので、追加します。 >|デジカメのレンズの仕様で焦点距離35mmフィルム >|換算○○とか表示してありますが、これを、ものがたっ >|ています。 実例をあげて説明します。 OLYMPUS CAMEDIA C-4040ZOOM ¥115,000 レンズ 3倍ズームレンズ、オリンパスレンズ7.1-21.3 mm, F1.8-F2.6 7群10枚(35mmフィルム換算35 ~ 105mm相当) 1/1.8型(インチ) CCD固体撮像素子、413万画素(総画素数) 398万画素(有効画素数) 35mmフィルムでは、35-105mmのズームレンズが撮像素子の小ささ(1/1.8型=14.1mm(対角線))に画角を合わせると7.1-21.3mmのレンズになることを意味しています。 すごく焦点距離の短い小さなレンズであることが分ります。フィルム式では、ミノックス位でしょうか。 このように焦点距離が短いと被写界深度が深くなり、ボケの効果は、近接撮影以外では、あまり出なくなります。 >|今、この、ご質問の対象の超高級カメラ達は、レンズ >|の焦点距離の比でフィルムカメラに1.5倍すればよ >|いところまで迫っております。 これは、撮像の対角線の長さを比較すれば分ります。 ニコンデジタルカメラ D1X ¥590,000 23.7×15.6mm サイズ CCD 547 万画素(総画素数)533 万画素 (有効画素数) CAMEDIA C-4040ZOOMの14.1mmに対して D1X では、 28.37mm(対角線)になります。約2倍ありますね。(面積なら4倍) 一般の35mmフィルムカメラでは、約 44mm (対角線)あります。 これは、もしD1Xの1.5倍ができれば、ニコンの一眼レフ用のレンズが、そのままデジカメでも同じ撮影感で使用できる可能性が有るということです。 また仮に撮像素子が大きくても小さいものと同じ数の画素数だとすると、画素自体が大きなものを使えて感度やダイナミックレンジが大きく取れ、デジカメ特有のノイズが減少したり画質が向上するなどの改善も期待できます。 なお上記の対角線の計算は、単純にCCDのサイズの全体で概算しましたので、フィルムとの比較では、実際はもっと差が大きいと思います。 更に付け加えますが、CCDが小さいことは、長所も多いのです。 小型化でき携帯しやすい。常に携帯するので、シャッターチャンスが多くなる。 被写界深度が深いことを活用して昆虫の接写などは、有利になります。 ズーム比を大きくできる。 全ての材料が少しですみ省資源が期待できる。 追記:わたしの夢。在来の一眼レフのフィルム室にポンと入れて撮影できる、デジタルフィルム。 撮像素子とメモリーと回路が一体で電池も入ってぽんと入れる。
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- ikkyu3
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ターゲットが異なることによる一般的な販売や生産などの企画数の違いは、既に回答がたくさんあります。 決定的な違いは、100年以上もかけて培ってきた銀塩フィルムカメラの写真撮影の技法を、どこまで生かし超えることが出来るかでしょう。 もちろんデジカメには、その場で画像が見られる、撮り直しが可能、その他の特徴がありますが、以下の点で決定的に現在のフィルムカメラと違いがあります。 CCD(画像素子)の大きさとフィルム面の大きさの違いが原因で起きます。 画素数で判断される解像度は、確かにプロ用もアマチュア用も大差がないように思われます。 しかしプロ用が目指しているのは、話は、一気に核心に入りますが、レンズの焦点距離と絞りとの組み合わせで、かもしだされるボケの効果とシャッタースピーで切り取る瞬間やブレの効果による表現力です。 CCDが小さいと同じ画角にするためのレンズの焦点距離が短くなり被写界深度が深くなりボケが減少します。 デジカメのレンズの仕様で焦点距離35mmフィルム換算○○とか表示してありますが、これを、ものがったています。 今、この、ご質問の対象の超高級カメラ達は、レンズの焦点距離の比でフィルムカメラに1.5倍すればよいところまで迫っております。 CCDの大きさをアマチュア用と比較して見てください。 これ以外に操作性の面でも、発色の面でも、その他、まだ色々追いついていません。 特にシャッターを押してから写るまでの時間、メモリーに書き込むための待ち時間などは、目標でしょう。1秒間に5枚くらいは、欲しいところです。 この努力と拘りの違いがコストの基準の違いになるのでしょう。
- h_sakaki
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量産効果もありますが、画質でも相当の差があると思います。 解像度が同じでも、1画素あたりの色分解能が違うそうです。 しかし、普通の人はその差が必要ないので、あまり売れません→高くなる たとえは悪いですが、 車で、***と言うのと ***-Rと言うのがありますが -Rは内装などはほとんど無いのですが、ボディなどを強化してあり高いですよね。(メーカでレース用にしている)
この問題は、なにもカメラに限ったことではないでしょう。 理由は大きく3つに整理できると思います。 1つ。 ハードウェアの品質の違いです。 これには、製造工程の違いと、使っている原料の違いの2つがあります。 たとえば、CCDなどのICも、その製造に当たっての品質管理上の許容範囲 の設定の方法など、いくらでも廉価版と高級機械では、違いが出せるでしょう。 また、レンズでは、どこの原料を使い、どこの会社のどこの工場で作ったレンズを使うかなどの違いがあります。 レンズやICなどの精密部品から、果ては、補強材やフレーム、あるいは吊り下げバンドに至るまで、 兎に角ハードの製造面での品質の違いです。 2つ。 製作に当てる日程、スタッフの人数、広告費、等々の面での違いです。 企画からはじまって、市場調査から、1個の製品に仕立て、それを流通に上げるまでの一連の経営的側面での手間の問題です。 そもそも、購買者として誰を想定するか、プロ仕様か廉価版か、 企画の段階で決まっているわけで、それに対応した手順で、すべてが決められている といっていいのではないでしょうか。 われわれ一般消費者にとっても、その辺の違いを想像することは、 そう難しいことではないでしょう。 3つ。 製品のロットの数、等。上記1、2から派生して、市場原理のようなことによる違い。 高級品は大量生産に向かないでしょう。いい原料を使って、時間をかけて丁寧に作って、 したがって製品数も少なく、高いけれどもその分長持ちし、プロに喜ばれるいい製品に仕上がり、 会社の顔となるべき製品となり、それなりの需要を見込みます。 一方、廉価な製品は、その分、生産コストを下げ、大量生産して、大量に売って、 利益を多くしなければなりません。 しかし、一応の品質保証の範囲内で作ってあれば、多くの一般の人々にとっては、 十分満足のいく問題なく使ってもらえる製品となります。 以上のような整理の方法でいかがでしょうか。
お礼
ご教示、ありがとうございます。 2と3はともかく、1についてです。 「そんなに高い機能」の部品の能力を引き出すのは私たちには無理ですね。 わかりました。
- so0417
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キャノンはフィルムの一眼レフカメラと共通のレンズが使えるみたいです。他のメーカーでもデジカメ専用と言うことではなく、フィルムのカメラのものが使えるはずです。 フィルムに撮影するのか、デジタルで記録するのかを本体で選べ、と言ったところでしょうか。ですから今までフィルムカメラをしていた人もレンズはそのまま活かせます。 価格については、もうこの手のプロ向け商品は全部そうですが一般の趣味で使う人の持つ者ではないので単に低価格になってくる事とは性質が違うかも。 今、5万円くらいで売られているデジカメの画質と同じかそれ以下のものが、何年か前は何十万、何百万のデジカメだったはずです。 プロクラスのものだと、例えば30万円の物ならいつになってもそのときの30万円で最高のものを作る、というスタイルだと思います。プロ用機には最新最高の技術を注ぐので価格も高くなりますが、その技術がこなれてきて安くなり、家庭用デジカメの低価格化に反映し、プロ用はまた更に上の技術を目指して開発するので高くなっちゃうよ、、、の繰り返しではないでしょうか。 数年前のプロ用デジカメは600万とか聞きましたのでずいぶん安くなったんだと思います。そのクラスの物もいまだにあるかもしれませんが。。。 家庭用ヒット商品と比べたら、プロ機は非にならないくらいの台数しか出ないはずなので量産効果も少ないでしょうね。 一眼レフカメラ(持ってません。。。)にあこがれる、未経験者の勝手な意見でした。。。スミマセン。
お礼
そうでしたね。 そう言えば10年? 程前、某大手印刷会社で見かけたデジカメは2000万とか言っていたのを想い出しました。 それに比べればかなり安くなったとも言えるのですね。 少なくても2000万のデジカメはヨドバシカメラには陳列していませんでした。(^^)
- so0417
- ベストアンサー率38% (104/269)
僕は最近、SonyのF707(12万円くらいでした)を買いました。これは家庭用デジカメでは高級機ですが、更にそれを飛び越えたクラスがありますね。 キャノンのD30(35万レンズ別)とか、EOS1デジタル(75万レンズ別売)とか。僕は一眼レフカメラの経験が無いので詳しくは説明できませんが、画素だけ見ればレンズをいれて100万するデジカメも、僕が買った12万のデジカメと変わりません。っていうか12万円のF707の方が多いです。 超高級デジカメ(こう呼ばせていただきます)は、画素よりもむしろ、撮影者の意図したとおりの写真が撮影できるかどうか、というところだと思います。レンズが交換できると言うことは、どのような撮影シーンでもレンズを取り替えてしまえるわけですから対応できます。本体が75万でも、レンズやケースやフィルタをいろいろ揃えたら100万円以上はかかるモノです。 12万円クラス以下のものは家庭用でそれだけで買えば一通り楽しめるもの。 それ以上はプロもしくはハイアマチュア向け、本体以外にも部品などの面倒まで見れて、撮影技術もある人向け、と思っています。 誤解を恐れずに例えるなら、12万円クラス以下のデジカメは普通乗用車を普通に乗る人、30万円以上の超高級デジカメはスポーツ車を所有し整備まで面倒を見られる人、といったところでしょうか。 一眼レフカメラに詳しい方の意見が聞けると良いですね。
お礼
さっそくありがとうございました。 それにしても高いものですね。少し待てば安くなるのならいですね。
補足
この手の超高級機種の交換レンズというのは、やはりデジカメ専用なのでしょうか? それとも、ふつうのカメラのレンズがそのまま使えるのですか? プロ向けデジカメ..が異常に高いのはやはりまだまだ「プロ市場での需給バランス」が成熟していない > 早い話、売れていない ということなのでしょうか? 商品の機能が故に高いのではなく、売れないから高い..という話です。
お礼
具体的、しかも詳説ありがとうございます。私ももう少し勉強します。
補足
前半は理解できたのですが.. |デジカメのレンズの仕様で焦点距離35mmフィルム |換算○○とか表示してありますが、これを、ものがっ |たています。 |今、この、ご質問の対象の超高級カメラ達は、レンズ |の焦点距離の比でフィルムカメラに1.5倍すればよ |いところまで迫っております。 申し訳ありません。このあたりだけもう少し解説していただけたら。 いつでも結構です。