補正を読みましたので、追加します。
>|デジカメのレンズの仕様で焦点距離35mmフィルム
>|換算○○とか表示してありますが、これを、ものがたっ
>|ています。
実例をあげて説明します。
OLYMPUS CAMEDIA C-4040ZOOM ¥115,000
レンズ 3倍ズームレンズ、オリンパスレンズ7.1-21.3 mm, F1.8-F2.6 7群10枚(35mmフィルム換算35 ~ 105mm相当)
1/1.8型(インチ) CCD固体撮像素子、413万画素(総画素数) 398万画素(有効画素数)
35mmフィルムでは、35-105mmのズームレンズが撮像素子の小ささ(1/1.8型=14.1mm(対角線))に画角を合わせると7.1-21.3mmのレンズになることを意味しています。
すごく焦点距離の短い小さなレンズであることが分ります。フィルム式では、ミノックス位でしょうか。
このように焦点距離が短いと被写界深度が深くなり、ボケの効果は、近接撮影以外では、あまり出なくなります。
>|今、この、ご質問の対象の超高級カメラ達は、レンズ
>|の焦点距離の比でフィルムカメラに1.5倍すればよ
>|いところまで迫っております。
これは、撮像の対角線の長さを比較すれば分ります。
ニコンデジタルカメラ D1X ¥590,000
23.7×15.6mm サイズ CCD 547 万画素(総画素数)533 万画素 (有効画素数)
CAMEDIA C-4040ZOOMの14.1mmに対して D1X では、 28.37mm(対角線)になります。約2倍ありますね。(面積なら4倍)
一般の35mmフィルムカメラでは、約 44mm (対角線)あります。
これは、もしD1Xの1.5倍ができれば、ニコンの一眼レフ用のレンズが、そのままデジカメでも同じ撮影感で使用できる可能性が有るということです。
また仮に撮像素子が大きくても小さいものと同じ数の画素数だとすると、画素自体が大きなものを使えて感度やダイナミックレンジが大きく取れ、デジカメ特有のノイズが減少したり画質が向上するなどの改善も期待できます。
なお上記の対角線の計算は、単純にCCDのサイズの全体で概算しましたので、フィルムとの比較では、実際はもっと差が大きいと思います。
更に付け加えますが、CCDが小さいことは、長所も多いのです。
小型化でき携帯しやすい。常に携帯するので、シャッターチャンスが多くなる。
被写界深度が深いことを活用して昆虫の接写などは、有利になります。
ズーム比を大きくできる。
全ての材料が少しですみ省資源が期待できる。
追記:わたしの夢。在来の一眼レフのフィルム室にポンと入れて撮影できる、デジタルフィルム。
撮像素子とメモリーと回路が一体で電池も入ってぽんと入れる。
お礼
具体的、しかも詳説ありがとうございます。私ももう少し勉強します。
補足
前半は理解できたのですが.. |デジカメのレンズの仕様で焦点距離35mmフィルム |換算○○とか表示してありますが、これを、ものがっ |たています。 |今、この、ご質問の対象の超高級カメラ達は、レンズ |の焦点距離の比でフィルムカメラに1.5倍すればよ |いところまで迫っております。 申し訳ありません。このあたりだけもう少し解説していただけたら。 いつでも結構です。